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星陽軒記  作者: 星陽軒
6/8

図工に始まること。

夢の話③

 土曜の夜、寝て、1日を過ごす夢を見て、起きて、今日月曜か…って言ったら親に日曜だよ。って言われて得した気分になったというクソつまんない夢の話。

 僕は結構図工や美術が好きだ。そして同時に嫌いでもある。


 どういうことか。ものを作るのは好きなのだが、途中で納得の行かない部分が出てくると途端にやる気をなくしたり、また別のそれまで作っていたものよりも良いアイディアを思いついてしまったりする。


 その後は時間が足らずになあなあで終わるのだ。全く自分の作りたいものを作れない。


 しかしそんな僕にも転機が訪れる。美術の授業でボックスアートを作ることが決まる。

 テーマは〜14歳の境界線〜だ。最初こそ井の中の蛙から知る前と知る後というものを表現しようとしていたが、例に漏れず結局は未知と既知という境界がテーマになった。ここまでは予想通りだ。


 しかしここからがこれまでと違った。全八回(オマケで+一回)の制作が与えられ、僕は全授業集中して取り組めていた。ひとまずそれぞれの内容を下に書く。


 1回目、まず自分で持ってきた箱が某チョコレートブランドのもので、底面は十分な広さがあったが、何せ薄かったので、紙粘土で4隅に立てる柱を作る。


 2回目、前回作った柱が固まっていたので 立てようとするも、上手くいかないので後回しにして柱の装飾をする。


 3回目、やっぱり上手くたたないので中央に太い柱を立てることにし、コンパスで底面に割と大きな穴を開け、アクリル板と黄色い半透明の紙を挟む。


 4回目、既知と未知というテーマにしようと考え始める。なぜか箱の内側に色紙を細かくちぎって貼り始める。


 5回目、上に同じ。


 6回目、上に同じ。ついに貼り終わる。基地のものとしてサイコロを2つ作る最中に終わる。


 7回目、サイコロがうまく行かないのでやめる。綿菓子と柱を作る。


 8回目、色んな友達が作っていたもので余ったものをもらう。柱貼り付ける。タコを作る。


 9回目(延長戦)、針金で知らないものの世界を作る。知ってるもののために家からいろんな形の消しゴム(インフルのワクチン打ったあととかにもらえるやつ)を持って行く。無事完成。


 無事完成。

 ぶじかんせい。

 ブジカンセイ。

 無事、完成したのだ。妥協なんてものはしまくっていたが、完成した。自分が満足できるところまで。

 これは多分人生で初めてのことだった。これまではやりたいことをやって満足して、作品全体の完成度としてはクソだったが、今回は完成したのだ。


 そして自分自身全体に対して満足している。細かいところに目をつぶれば最高の出来栄えだ。


 俺だってやればできる。そう思えた。おそらく評価に最も大切であろう作品紹介や感想の紙もスラスラ書き終わった。

 作りたいものを作りきった喜びを初めて感じ、僕は美術が少し好きなった。しかし、そこまでだった。紙を提出する事を忘れ、また美術が嫌いになった。


 一度嫌いと思ってしまうと、もう好きだと思うようになるのは難しい。またそれは逆にも言える。そう思った。

ジャンル エッセイ

というのは超不人気なので、6ptでワンチャン,7pt出確実にランキングに載ります。ぜひ評価よろしくお願いします。


--------------------キリトリ--------------------


 ↑これ初めて使ったけど使い勝手いいですね。あと上下順番間違えました。


 さて、今回はこれまで史上最も長い話となっております。そして、この作品を作るきっかけを最近思い出しまして、それは「日記を書きたい」というものでした。うん、え?あー、確かに。そうだね。日記じゃないね。

 と言うわけで日記を書きたいと思います。ひとまず次回はできているのでその次となるでしょう。


 また(接続詞の多用は良くない)、まもなく定期テスト2週間ということで更新は止まるかもしれません。2週後に戻って来なかったらこの作品は終わります。では、そういうことで、閉店時間となりました。(←新しく考えた挨拶)

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