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15、宮廷魔技師と追放魔王③
つおい(╹◡╹)
「な、な、な、な………何これ?」
「うん、名前言ったじゃん、魔砲撃鉄一式・カノンナックルよ」
「そ、そうじゃなくて!!、何このアホみたいな威力!!」
「アハハハ、凄いでしょ〜自信作なんだ〜」
「は?、こ、これあんたが作ったの?」
「うん、そうだけど?」
「………参考までに聞くけど、どうやってこんなとんでも武装を作ったの?」
「うん?、科学と魔法の融合ってところね!!!」
「あ?どういうこと?」
「うーーん、貴方蒸気機関って知ってる?」
「知ってるわ」
「それの技術なんかを魔道具に応用したりするの、それぞれの良いとこどりをするのが魔化学」
「はぁ?!、そ、そんな事……思いつきもしなかった」
「ね?技術なんてものは人生全てかけて漸く神の時代に一歩近づく、そんなもんなのよ〜、終わりなんてないーーーでしょ?」
つおい(╹◡╹)