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寒暖差

作者: 紙本臨夢

 さようならなんて言わないで


 出て行こうなんてしないでよ


 夜の闇達が私を蝕み始めたの


 濃紺の色に染まってしまう空


 ライトで灯しても変わらない


 いつだって側にいて、お願い


 いくら願っても、止まらない


 行っちゃわないでよ。嫌なの


 望んでも去って行ってしまう


 嘘だ、冗談だと言って欲しい


 意志を変えることができない


 いなくなるのは変わらぬ運命


 一日はそうやって繰り返して


 天体が回り、動き続けている


 ルートが決まっている天体達


 違うことは許されないようだ


 だから、願っても君は絶対に


 逃げて行くのを知っているさ

体調にお気をつけて

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