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鉄の生徒会長の必要事項  作者: 聖龍
第一章 生徒会入会
6/9

公約その伍 いじめ ダメ 絶対!

俺が電話をかけてから数日後・・・


ピチューンピチューンピチューンピチューン!


「全校生徒の皆さまおはようございます。申し訳ないのですが全校集会をやるので至急、集まってください。」


「これでいいのね?」


怜香はスイッチがきれてるのを確認するとそう言ってきた。


「ああ・・・2-Aは今日で終わりだ。」


俺は口角をあげてニヤリと笑うと体育館に向かった。


☆☆☆


「急な全校集会をすることについて謝りたい。申し訳ない!」


怜香はそう言うと頭を下げた。


ガッ!


俺はマイクを横取りすると文句を言う怜香を横目に挨拶をした。


「ハロー、全校生徒のみなさん。俺は御霊東條・・・生徒会副会長をやっている。よろしく」


俺が挨拶を終えると生徒たちがざわめきはじめた。


まぁ、無理もないだろ。何故なら俺は校長の孫だからな。


「2-Aでは今、いじめが発生してる・・・だから俺は2-Aを潰すことにした。」


「!!」


俺と怜香を除く全校生徒がその言葉に驚いた。


「ふざけるな!!」


そんな中、それに反対したのは2-AのHR会長の藪坂だった。


「御霊学院校則その24、『校長の言葉に逆らうものは退学』・・・だよな校長じいさん


「ふぉっふぉっ・・・・」


俺は威風堂々と立っている校長じいさんにそう言うと校長じいさんはただ笑っていただけだった。


だが、よく見ると目は笑ってなかった。


「校長命令じゃ・・・即刻、2-Aをたちされぇい!!」


「はっ・・・はい!」


校長じいさんの渇に俺と怜香、佐倉以外の生徒は体育館を出ていった。


「すまんねぇ、助かった。」


「ふぉっふぉっ・・・・気にするでない。」


校長じいさんは校長からただの好好爺に戻るとそう言って校長室に戻っていった。


「龍もありがとうよ。」


俺は振り返り壇上のほうをみてお礼を言うと体育館をあとにした。


☆☆☆


「ありがとう。東條くん」


「ん~なにが~?」


俺はうつらうつらしながら怜香の話をきいていた。


「佐倉さんのことよ。」


「暇潰し・・・そう、暇潰し程度にやっただけだ。(zZZ」


俺はそう言うと夢の世界へと旅立った。


怜香side


コンコン・・・


「失礼します・・・」


東條くんが寝たのと同時に佐倉ちゃんがやって来た。


「この度はどうもありがとうございました。」


佐倉ちゃんは深々と頭を下げてお礼を言った。


「えっ!あのその・・・」


私はなにもしてないので只々、アワアワとした。


「ふふふ・・・」


それを見て佐倉ちゃんは笑った。


「むぅ・・・」


私は大人げなくもぷくっ~と膨れっ面になった。


「私・・・生徒会に入って新しい2-Aの教室をつくります!!」


佐倉ちゃんはそう言うと両手をグッと握りしめた。


えっ!え~~~!!


「では、失礼しました。」


佐倉ちゃんは驚いてる私をよそに来たとき同様に深々と頭を下げてそう言うと出ていった。


怜香sideout


「ぷぅーはっはっは!」


俺は、怜香の反応に思わず笑ってしまった。


「えっ!?東條くん。いつから・・・!?」


寝てたはずの俺が起きてるのに怜香は驚いていた。


「いやぁー、実に楽しい反応だったよ。」


「~~~~///」


俺がからかうと怜香は顔を真っ赤にして俯いた。


「・・・次は誰にするんだ?会うのは・・・・長さん」


「えっ?」


「だからぁ、次は誰に会うのかを聞いてるんだよ!生徒会長さん!」


「・・・!」


俺は照れながらもそう言うとそっぽを向いた。


「次は・・・・‘  ’さんです。」


「了解。」


俺の言葉に怜香は嬉々とした表情でそう言った。


どこまでもついてくぜ、生徒会長さん!


第一章 fin


はい、というわけで第一章がめでたく終わりましたぁ!パチパチ


ネタバレになるのであまり、話せませんが次は東條の許嫁と過去に触れるつもりです。


次の章も期待していてください。


これからもこんな駄文を書く駄目作者をよろしくお願いします

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