表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鉄の生徒会長の必要事項  作者: 聖龍
第一章 生徒会入会
3/9

公約その弐 寝坊とフラグ建てるのはよくある

今回は短いですが次は長めにします。(予定)

「しまったぁぁぁぁぁぁ!!」


俺は妹に起こしてもらうと即刻着替え、飯を食うと時計を見た。


ただいまの時刻・・・8:20


「(゜ロ゜)」


やっちまったぁぁぁぁ!!


俺は魔〇ブウもビックリなスピードで御霊学院に向かった。


「ふぅ・・・セーフ・・・「何がセーフだ。完全アウトだ。」・・・orz」


なっ!なんでお前がここにいる!?担任はげ


俺は完全にセーフだと思い油断していた。


背後からもう一人の仲間が来ていたとは!!


「お前が御霊吉宗みたまよしむね校長の孫でなければ生徒指導の対象だぞ?」


そう、お俺はこれで70回目の遅刻なんだ。


やったね☆


ごめん・・・すこし調子に乗ってた。( ノД`)


俺が70回も遅刻して怒られない理由は俺の祖父が校長だからだ。


いつも、ありがとねおじいちゃん!!


おれ俺は心のなかでおじいちゃんに感謝しながら校舎のなかに入っていった。


☆☆☆


「本当によろしいのですか?吉宗校長」


一人の少女が最後の確認をしていた。


「ああ、東條・・を御霊学院生徒会の副会長にしてやってくれ」


「御意!!」


少女は吉宗の言葉に頷くと失礼しました、と言って校長室を出た。


「怜香よ東條を頼んだぞ・・・」


吉宗は孫のことを思いやる祖父のような慈愛に満ちた表情をうかべてそうつぶ呟いた。


怜香side


ふふふ今の私はたいへん機嫌がよい。なぜか、といわれるとついに念願の東條君が手に入るからだ!!


やったね☆


今の私なら一人でナメ〇ク星を破壊できそうだ。


・・・嘘ですけどね。


東條君と呼んでるが同級生だ。しかも、クラスメイト・・・


私と東條君の出会いについてすこし話しましょう。


ホワ~ンホワ~ン


3年前・・・


《嶺柄中学》


もともと、私と東條君は同じクラスでしたが接点はありませんでした。


しかし、あるとき接点を持つようになりました。


それは生徒会選挙です。


「なぁ、怜香・・・俺の推薦人になってくれないか?」


はじめはなぜ、接点のない私を?と思いましたが東條君の言葉をきいてやることにしたのです。


「俺はお前が誰もみてない場所で努力してるのを知ってるんだ。だからこそだよ」


東條君は笑いながらそう言ったのです。


正直、私は驚きました。


誰にもバレてないという自信があったからです。


でも、私の努力を見てくださってその上で頼んできてくれた。頼ってくれているのならその期待に精一杯答えなければ!!


「わかりました。やらせてください。」


私は力強く頷いた。


そして、現在。


《御霊学院》


これが私と東條君の出会いなのです。


ハァ~早く東條君に会いたいな。


怜香sideout


くそ、俺はついてないぜ!!


俺はあまりのついてなささに溜め息をついてしまった。


読者諸君に怜香が過去に耽っていた間に何があったのか全部教えてやるよ。


ホワ~ンホワ~ン


「やぁーやぁー。」


朝からYah Yah Yahを歌ってるのは俺の一番親友の神童一也しんどうかずや


「おれはCHAGE&ASKAじゃねぇー!!」


うるせぇ、てか伏せ字すれや。


なんて俺が心のなかで思ってもこのバカにはわからねぇだろうがな。


「なんか俺、ディスられてたような・・・?」


・・・・


「・・・気のせいだ」


「 なんだよ、今の間はまぁい・・・・「東ちゃーん♪」・・・ぐへっ!!」


一也を突き飛ばした上に踏みつけたのは俺の幼馴染みでツインテがよく似合う美少女、西園寺華憐さいえんじかれんそして・・・


「ねぇ、東ちゃん・・・」


まずいこれは・・・


「なんで私以外の人とはなしてるの?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!」


ヤンデレだ。


「ニガサナイヨ?シンデ・・・ワタシイガイトハナストウチャンナンテシンデヨ・・・シンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨシンデヨ!!」


やべぇ、俺としたことが朝からヤンデレフラグを建ててしまった!!


こういうときは逃げるに限る!!


こうしておれは朝からヤンデレに追いかけられるという嫌な一日の始まり方をしてしましったのだ。




東條様→東條君に変更

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ