第36話 オムライスを求めて
久々に書いてみた。
和樹は片手に包丁を持ちながら朝飯を作っていた。
ふと何か考えていた。
「和樹さん」
後ろから宇美が声を掛けた。
「どうしたんだ?」
和樹はそう言って朝食を作り終えて宇美の方へと向かった。
ーーー玄関ーーー
和樹は玄関に向かうとそこには懐かしい顔があった。
「お久しぶりです。猫先生」
和樹はそう言って笑顔で猫崎に頭を下げた。
「やぁ、久しぶりだにゃー」
猫田はそう言った。
「あの、猫崎先生その方が?」
後ろには年配の外国人の様な男性が立っていた。
「ああ、彼は末武和樹さんと言って料理がすごく上手い青年だにゃ~」
そう猫崎は笑顔で話した。
「あの、末武さんに聞きたいんですが」
外国人の男性は和樹の手を握って言った。
「あの、それであなたは?」
和樹はそう外国人の男性に聞いた。
「私はルドルフ・オルガと言います」
ルドルフはそう言って頭を下げた。
「おお、それで何が聞きたいんですか?」
和樹はそう言ってルドルフに聞いた。
「実は幻のオムライスを食べたいんです!」
そうルドルフは和樹に話した。
「幻のオムライス?」
和樹はそう言って頭を傾げた。
「はい!私は食べたいんです!幻のオムライスを!」
そうルドルフは和樹に話した。
ーーー坂藤家ーーー
宇美と和樹と猫崎とルドルフは家に入り料理を作り始めた。
「オムライスか」
和樹はそう言って材料を見ていた。
「久々に作るか」
そう言って和樹はボールに生卵を割りそれを菜箸で混ぜ合わせた。
「おおっ、なかなか上手ですね和樹さん」
ルドルフは和樹に話した。
「まぁ、慣れてますからね」
俺はそう言ってフライパンにチキンライスに溶き卵を包めて王道のオムライスを完成させた。
「ほらよ」
そう言って宇美と和樹と猫崎とルドルフの前にオムライスを載せた皿とスプーンを出した。
「それじゃあ、食べようか」
そう言って俺はスプーンを持ってオムライスを食べ始めた。
「美味いにゃ〜」
そう猫崎先生は言った。
「おお〜!これはなかなかいけますな〜!」
ルドルフはそう言ってオムライスをガツガツと食べていた。
「美味しい」
宇美ちゃんはそう言って笑顔でいた。
「どうですか?ルドルフさん?」
俺はルドルフに聞いた。
「うん、これなんですけど…何か違う気がして」
そうルドルフは言った。
「まぁ、オムライスの数はかなりあるからな」
和樹はそう言って他のオムライスを作り始めた。
それはかつて和樹が苦戦したオムライスだった。
「和樹さん何を作ってるのかにゃ?」
猫崎はそう和樹に聞いた。
「昔知り合いの洋食屋で出された半熟卵のオムライスを作ろうと思ってな」
和樹は慣れた手つきでオムライスの卵をひっくり返した。
そして味付けはケチャップライスがメインだがどこか普通のオムライスとは違っていた。
「普通のオムライスとあまり変わらない気がするけどにゃ~」
そう猫崎はじっとオムライスを見ていた。
「ルドルフさん、真ん中を割いてみてください」
和樹はルドルフに言った。
「はい」
そうルドルフはスプーンで真ん中を裂くとそこから半熟卵がケチャップライスを包み込んだ。
「これは・・・!間違いない!」
そう言ってルドルフはオムライスを口に運んだ。
その味に涙を流していた。
「これです!この味です!」
そう言ってルドルフはガツガツと食べていた。
「よかった」
猫崎は笑顔でルドルフを見ていた。
「さてと、猫崎先生はうちで泊まりますか?」
そう和樹は猫崎に聞いた。
「いや、知り合いの旅館で泊まるから大丈夫だにゃー」
猫崎はそう和樹に言った。
「なら、また今度酒場で飲みにいきますか?」
そう和樹は猫崎に聞いた。
「別に構わないにゃ~」
猫崎はそう言って笑顔で言った。
ーーーその日の夜ーーー
和樹は片手にコップにレモンソーダーを飲んでいた。
「また、楽しい日々の始まりだな」
そう言って和樹はレモンソーダーを飲みながら唐揚げを食べていた。
つづく
次の話しはあの一回しか登場してないキャラクターのお話です!
楽しみにしてくださいね。




