表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/76

第30話 ラーメンと猫の名前をもつ老人先生

今日で20代最後なので久々に書いてみた。

和樹はふと昔の事を考えていた。

「忘れられないよな。坂本さん」

和樹はそう言って料理部のメンバーの隠れたメンバーの坂本理鶴の事思い出していた。

一人になった自分を何度も背中を押してくれた彼女に恩返しがしたいと何度も願っていた。

「和樹さーん!」

後ろからの宇美が走って来た。

「そろそろ学校か、頑張ってね」

和樹はそう腕時計を見ながら言った。

「行ってきます!」

和樹は宇美を見送り休日の日を楽しむことにした。

6月の梅雨の中和樹はじっと畑を見ていた。

「そろそろキュウリとトマトを収穫するか」

そう言って和樹はトマトとキュウリを収穫してザルに入れて冷水で冷やし始めた。



ーーー宇美の通う中学校ーーー



宇美は学校で図書室で借りた本を読んでいた。

「ねぇ、宇美!!」

後ろからりねが宇美に声を掛けた。

「どうしたんですか?りねさん」

宇美はそう言ってりねを見た。

「今日の美術の猫崎先生が面白い美術やるから皆に伝えてくれだって」

りねはそう宇美に話した。

「わかりました、皆に伝えときますね」

宇美はそう言って本を読むのを辞めて同級生にそれを伝えた。




ーーー2時間目・美術ーーー



美術室で生徒達はじっと担当の教師を待っていた。

「またせたにゃ〜!」

そう言って白髪の年配の男性が入ってきた。

「猫崎先生遅かったですね」

宇美はそう猫崎真一郎に言った。

「いや〜、最近暑くて日射病で倒れかけそうになってにゃ〜」

猫崎はそう麦茶が入ったペットボトルを飲みながら言った。

「先生!塩分も取らないとですよ!」

知里はそう猫崎に言った。

「ありがとうにゃ~」

そう言って猫崎は笑顔でいた。

「それで今日の授業はモダンアートという美術をやってみようにゃ〜」

猫崎はプリントを生徒達に渡した。

「はい!先生!」

ミナは猫崎に手を上げた。

「どうしたにゃ〜?ミナちゃん?」

猫崎はそうミナを見た。

「モダンアートってどんなのですか?」

ミナはそう猫崎に聞いた。

「モダンアートは主に近代美術などを挙げられてにゃ〜、様々なアートで出来るにゃ〜。例えばスタンプアートと呼ばれるアートがあって空き缶等を使ってインクに踏む部分にインクを付着させて紙などに押して様々な形や模様を描いたりするにゃ〜」

そう猫崎は笑顔で言った。



ーーー夕方ーーー



猫崎はデスクの上に置いてあるカバンを持ち頭を掻きながら外の景色を見ていた。

「お腹すいたにゃ〜」

そう言って猫崎は学校の外に出た。

「猫崎先生!」

後ろからフェイが猫崎に声を掛けた。

「やぁ~、フェイ先生何か用かにゃ〜?」

そう猫崎はフェイに聞いた。

「今から飲みに行きませんか?」

フェイはそう猫崎に聞いた。

「高い店とかはやめてくれだにゃ〜」

そう猫崎はフェイに言った。

「わかってますよ!」

フェイはそう言って猫崎と歩き始めた。




ーーー19時40分・坂藤家ーーー




和樹は晩飯を食べ終えてじっとベランダで夕焼けを見ていた。

「和樹さんお風呂いただきました!」

宇美はそう和服を着て和樹に笑顔で言った。

「ああ、わかった!」

和樹はそう言って立ち上がった。

ドンガラガッシャーン!!

何やら凄まじい音が鳴り和樹は下駄を履き外に出た。



ーーー坂藤家・門の前ーーー



「ん?あの、大丈夫ですか?」

和樹はそう目の前の人物に聞いた。

「ああ、大丈夫だにゃ〜」

そこに居たのは猫崎だった。

「あっ!和樹さん」

フェイはその後ろに居た。



ーーー坂藤家・居間ーーー



和樹は麦茶を二人に出した。

「あの、先生方はどうしてあそこに倒れてたんですか?」

宇美はそう猫崎に聞いた。

「いや〜、ビールを飲んで酔っ払って躓いて転けたんだにゃ〜」

そう猫崎は宇美に話した。

「あの、先生方腹空いてませんか?」

和樹はそう二人に聞いた。

「あっ、はい!お腹空いてます」

そうフェイは言った。

「なら、ラーメンでも作りますね」

和樹はそう言って生麺を片手に持ちながら二人に聞いた。

「お願いします!」

そうフェイは言った。

「頼むにゃ〜」

猫崎はそう言った。




ーーー15分後ーーー




和樹は平たい皿に麺とスライスした玉ねぎと短冊切りのキュウリとハムとメンマを載せてトレーに載せてタレを二つ用意して持って行った。



ーーー居間ーーー



「どうぞ、冷やしラーメンモドキです」

和樹はそう言って二人に冷やしラーメンモドキを出した。

「タレはレモン醤油かゴマドレラー油好きなのを選んでください」

そう和樹は二人に言った。

「それじゃあ!いただくにゃ〜」

猫崎はそう言ってラーメンを食べ始めた。

「レモン醤油はさっぱりして美味しい!!」

そうフェイはレモン醤油を食べながら言った。

「ゴマドレラー油もなかなかいけるにゃ〜」

猫崎はそう言って涙を流しながら食べていた。

「さてと、布団を用意しますから泊まってくださいね」

和樹はそう言って客間に向かった。

『今から5年前に行方不明になった画家の猫崎真一郎先生の作品の[思い出の夕焼け]がアメリカのオークション会場で14億ドルで落札されました。』

そんなニュースが流れて坂藤家で泊まった猫崎真一郎とフェイは眠りに入った。


つづく

ブックマークとコメントとポイントよろしくお願いいたします!

明日が誕生日です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ