第28話 仲間との約束とオオニベの料理
久しぶりに夢を書いてやるぜ!
久しぶりにあいつらが出ますよ!
和樹は片手にフライパンを持ちながら考えていた。
「先輩達元気かな」
そう言って和樹は守永や岩本や松浦の顔が思い浮かんでいた。
「和樹さーん」
居間から和樹を呼ぶ宇美の声が聞こえた。
「どうしたの?宇美ちゃん?」
和樹はそう宇美の方へ向かった。
ーーー玄関ーーー
「よう、和樹」
目の前には5人の男性が立っていた。
「やれやれ、久しぶりですね・・・先輩方」
和樹はそう目の前に居たのは本常と守永と岩本と松浦と津森の5人だった。
「ああ、5日程休みが取れたから暇潰しに来たんだよ」
本常はそう言って片手に黒くて細長い筒のような物を持っていた。
「皆さん、お久しぶりです」
宇美はそう5人に頭を下げた。
「ああ、宇美ちゃん大きくなったな」
そう岩本はそう宇美に言った。
「なぁ、和樹に頼みがあるんだが」
守永はそう和樹に話し掛けた。
「何すか?」
和樹はそう守永を見た。
「俺達でオオニベを釣ろうぜ!!」
そう松浦は和樹に言った。
「はい?」
和樹は呆れた顔をしていた。
ーーー12時ーーー
和樹は本常達に料理を振る舞い自分用の竿を取り出した。
「なぁ、和樹~今から釣りに行こうぜ!」
本常はそう和樹に言った。
「別に構わないですけど竿はあるんですか?」
和樹はそう四人に聞いた。
「ああ、心配すんな!XDの竿を持って来た!」
守永と岩本と本常と松浦は自分達の竿を見せた。
「なら、構わないですけど釣るにしてもこの辺で釣れるかな?」
そう言って和樹は片手に竿を持ちながら考えていた。
「とりあえず、海に行こうぜー!!!」
松浦は片手竿やルアーを持ちながら言った。
「そうしますか」
和樹はそう言って片手に竿やメタルジグを片手に持ちながら車の鍵を持ちメンバー+宇美と一緒に車に乗りオオニベが釣れる浜辺に向かった。
ーーー沖縄の砂浜ーーー
「やっぱりまだ肌寒いですね」
宇美はそう言って海を見ていた。
「ああ、まぁな」
そう言って和樹は竿を片手に持ちながら海を見ていた。
「よし、釣るか!」
本常はそう竿を片手に空に向けてメンバーに大声で言った。
「「「「「「オオオオー!!!」」」」」」
和樹達はそう大声で言った。
守永は片手に竿を持ちながらおもいっきりメタルジグを海の彼方に向けて投げた。
「宇美ちゃん」
守永は宇美に話しかけた。
「何ですか?」
宇美は守永を見た。
「宇美ちゃんに頼みたい事があるんだ」
そう守永は宇美に話した。
その目の先には和樹が居た。
「あいつは人の過去とか気にしないが自分の過去とか後悔はすごく気にするんだ、だからあいつが挫折したり絶望したりしたらきみがあいつを助けてやってくれないかな」
そう言って守永は宇美に笑顔で話した。
「はい!任せて下さい!」
宇美はそう言った。
守永はそれを聞いて海をじっと見ていた。
ーーー6時間後ーーー
「おい、和樹そろそろ帰ろうぜ!」
岩本はそう言って和樹を呼んだ。
「おう!」
そう言って和樹は竿に付いているリールを回しながら帰ろうとしたその時。
ぐぐっーーー。
竿が大きく曲がり釣糸がすごく海に引っ張られた。
和樹は負けじと力一杯引っ張った。
「おい、まさか釣れたのか?」
そう言って本常は和樹が真面目な顔を見て驚いていた。
ーーー4分後ーーー
和樹は海に入り力業で引き上げた。
「スゲーな、和樹!」
津森はそう言って和樹の片手の魚をじっと見た。
「こいつがオオニベか?」
そう松浦は和樹に聞いた。
「ああ、間違いなくオオニベだ」
和樹はそう言ってオオニベの体長を計った。
「190㎝だな」
そう和樹はオオニベを担いで歩き始めた。
ーーー坂藤家ーーー
和樹はオオニベを捌き始めた。
「おい、和樹」
「なんすか?岩本先輩?」
岩本は和樹を呼んだ。
「ガスコンロはどこだ?」
岩本はそう言ってキッチンでガスコンロを探しながら聞いた。
「戸棚の下の方にありますよ」
そう言って和樹はオオニベの身を1割つみれにして2割をぶつ切りにして4割を揚げ物にした。
「よし、次は野菜だな!」
和樹はそう言って白菜を切りしめじやえのき茸や春菊を切り始めた。
「次は豆腐だな」
そう言って和樹は豆腐を切り始めた。
「オーイ!和樹出汁出来たぜ!」
守永はそう和樹に言った。
「おっし!今持って行きますよ!」
そう言って和樹は土鍋を居間に向かって持って歩いた。
「よし、まっさん!火!」
「おうよ!」
ガチャッ、ぼっ!
ガスコンロに火が着きグツグツと鍋の中の具材は茹で踊っていた。
「いただきます!」
全員はそう言って箸で鍋の中の具材を食べ始めた。
「美味い!」
そう本常は笑いながら言った。
「和樹お前また腕を上げたな!」
守永はオオニベのつみれを食べながら言った。
「まぁ、あれからいろんな事に挑戦してきましたからね」
そう和樹はオオニベの身を食べながら言った。
「あ~あ、酒欲しいわ!」
本常はそう言った。
「ちょっと待ってて下さい」
そう言って和樹はキッチンから何かを取り出した。
「はい!」
ドンっ。
それは『宇宙桜』と書かれていた日本酒だった。
「どうしたんだ?これ?」
津森は和樹に聞いた。
「ああ、知り合いのお歳暮で貰ったんだ」
そう言って和樹はオオニベのヒレを炙りガラスのコップにヒレを入れて日本酒を注ぎ入れた。
「いい香りだな」
守永と本常はヒレ酒を受け取りそれを呑み始めた。
「どうっすか?」
和樹は二人に聞いた。
「「美味い!」」
そう二人は言った。
「もう一杯!」
本常はそう言ってコップを突き出した。
「あいよ!」
そう言って和樹は宇宙桜を注ぎ入れた。
ーーー午後23時ーーー
和樹は鍋を片付けて宇美と同じ部屋で布団で眠っていた。
「私は、和樹さんと結婚したいな」
そう宇美は小さな声で言った。
和樹は疲れて眠っていた。
続く
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