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番外編・狐島の出会い

久々に番外編です!

夏休みの盆休みに和樹と宇美は萩に帰省して釣りをしていた。

ちなみにメンツは和樹と宇美と岩本と守永と本常の5人である。

「しっかし、今日はアジゴがよく釣れるなー」

そう言って本常はサビキでアジを釣りながら和樹を見た。

「和樹はなに狙ってんだ?」

守永はそう和樹に聞いた。

「うん?(コノシロ)を釣るつもりだったんすけど、今日はガラカブにしますわ!」

そう言って和樹はクーラーボックスから生イカのゲソを取り出して針にゲソを少し切りそれを付けて海に投げた。

「しかし、こうしてこのメンツで釣りしてたらあの日の事を思い出すな」

本常はそう言ってアジゴを釣りながら話した。

「あ~あ、あの時の話ですよね」

和樹はそう言って何かを知っている顔だった。

「あの時?」

宇美はそう言って頭を傾げた。

「ああ、俺達が中学生の頃にあの狐島に無断で潜入したんだよな?」

守永はそう言って昔の事を思い出していた。

「あの頃は馬鹿ばっかりやってたよな!俺達は」

岩本はそう言ってクロヤを釣りながら昔を思い出していた。



ーーー回想ーーー



中学生の和樹達は何か楽しいことが無いか毎日萩の噂や怪談をパソコンで調べていた。

そんなある日狐島に不思議な事が起こると噂されていた。

和樹達料理部はその噂を調べるために狐島に向かった。

「しかし、狐島か」

守永は片手に荷物を持ちながら狐島に侵入して和樹と本常と岩本と阿部の5人で狐島を歩き始めた。



ーーー坂道ーーー



和樹は片手に地図を持ちながら狐島を歩いていた。

「ってか、勝手に中に入って良かったのか?」

阿部はそう辺りを見ながら言った。

「まぁ、バレたらしらばっくれましょうよ」

和樹はそう言って狐島の大学に到着した。

「すごく古いな」

岩本はそう言ってじっと大学の扉を見ていた。

「まぁ、閉鎖されて8年は経つからな」

本常はそう辺りを見ながらメンバーに言った。

「とりあえず中に入れないかな?」

そう和樹は扉に手を触れた。

「開くわけないだろ」

本常はそう荷物を片手に持ちながら言った。

ガチャ。

「開きましたよ」

和樹は呑気に言った。

「嘘ー!」

守永はめちゃくちゃ驚いていた。

「中に入れるのか?」

本常はそう和樹に聞いた。

「たぶん」

和樹はそう言って中に入った。

中はホコリまみれで辺りには物が散乱していた。

「すごく荒れてんな」

そう言って本常は片手に一冊の本を拾った。

「ん?」

和樹は鏡をじっと見た。

すると鏡に何かが写った。

それは5人の中に1人だけ見覚えのない少女が写っていた。

和樹は顔を真っ青になりながら後ろを見た。

しかし少女は居なかった。

「先輩、何か嫌な予感がします!」

和樹はそう本常に言った。

「ん?どうした?」

本常はそう言って鏡を見た。

「おい、何かヤバそうだな」

本常はそう言って他の仲間達を呼び外に出ようとした。

「待って」

そう鏡の中の少女は和樹達を呼び止めた。

少女は片手を前に出して和樹をじっと見た。

「なに?」

和樹は少女をじっと見た。

「私に何か食べさせて」

少女はそう和樹に言った。

「先輩方材料持ってきてますよね?」

そう和樹は料理部のメンバーに聞いた。

「ああ、阿部が確か魚だよな?」

本常はそう阿部に聞いた。

「ああ、守永が確か卵と米だよな?」

阿部はそう言って守永を見た。

「ああ、確か岩本が野菜と肉だよな?」

守永はそう岩本に聞いた。

「おう、和樹が確か味噌とラーメンと鍋だよな?」

そう岩本は和樹に聞いた。

「ああ、道具と材料があれば何か作れるだろ」

和樹はそう言って片手に火打ち石を持ち枯れ葉やいらなくなった本を持ち着火した。

「よし、じゃあ作るか」

そう言って和樹は鍋に持ってきた水を入れ火で鍋が沸騰するまで待ちその前に白菜やしめじを切り鍋に入れて魚を取り出して切り始めた。

「和樹、肉はどうする?」

本常はそう和樹に聞いた。

「ああ、一口サイズに切ってください」

和樹はそう言って味噌を入れて肉を受け取り切り始めた。

「君も早く鏡から出てきなさい」

和樹はそう少女にそう笑顔で言った。

「はい!」

少女はすんなりと鏡から出て来て和樹達を見ていた。

「おら、食べ盛りなら食え!」

和樹はそう言って自作の味噌ちゃんこ鍋を少女に渡した。

「あ、ありがとうございます」

少女はそう言って和樹や仲間達を見た。

「俺達は馬鹿みたいだけど人が良すぎるバカだから!気にすんな」

そう言って和樹は味噌ちゃんこ鍋を食べ始めた。

少女は和樹に頭を下げてちゃんこ鍋を食べ始めた。



ーーー夕方ーーー



雨が止み和樹達は片手に荷物を持ち帰る準備をしていた。

「じゃあな」

和樹はそう言って少女の頭を優しく撫でて笑顔で別れを言った。

他のメンバーも別れを言って狐島を後にした。



ーーー現在ーーー



「そんな事が昔あったんだよな~」

和樹は弁当箱に入ったおにぎりを食べながら宇美に話した。

「へぇ~」

宇美はその話を聞いて目をキラキラしていた。

「まぁ、あれ以来狐島には行ってないがな」

本常はそう言って唐揚げを食べていた。

「またいつか行きたいな」

そう言って守永はカツを食べていた。

「もう二度といかねえよ!」

岩本はそう言ってサンドイッチを食べていた。



次回は普通です!

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