短編 戦争の記憶と味
今日は戦争の話?
を書いてみました。
和樹と宇美は近くに住む花咲夕立と呼ばれるお婆さんに会いに向かっていた。
「おばあちゃん、お久しぶりです」
宇美はそう夕立に言った。
「あら、宇美ちゃんいらっしゃい」
夕立はそう宇美を見て頭を優しく撫でた。
「おばあちゃんまだ待ってるんですか?」
宇美はそう夕立に言った。
「まだ、生きてるって信じてるのよ。」
夕立は目の前に映る海をじっと見た。
「おばあちゃんの戦争時代って確か食べるのが一生懸命だったんですよね?」
宇美はそう夕立に聞いた。
「ええ、毎日お芋や大根を食べていたわ」
夕立はそう宇美に言った。
「おばあちゃん」
宇美は夕立の顔を見て悲しい気持ちなっていた。
「宇美ちゃん、ばあちゃん飯だよ」
和樹はそう言って茶碗に料理を入れた。
その料理は。
「すいとん。あの人の得意料理だったわ」
夕立はそう言って箸ですいとんの中の具材の里芋を食べ始めた。
「懐かしいわ」
夕立は涙を流しながらそう言った。
「もう、二度と戦争が起きない事を願いたいですね」
和樹はそう言って空を見ていた。
特撮の作品にも人間同士が争わずわかり合える絆があってほしいと光の巨人は人間に言って自分の故郷に帰るシーンを思い出していた。
ーーー3時間後ーーー
「それじゃあ、お世話になりました」
和樹はそう言って頭を下げた。
宇美は和樹の背中におんぶされて眠っていた。
「また来なさい」
ーーー夜ーーー
「あの男性の料理はどうだった?夕立?」
眼鏡を掛けた老人は夕立に聞いた。
「貴方の味に似てたわよおじいさん」
夕立はそう言って笑顔で海を見ていた。
久々に書いたら意外と頭が回ります!




