アクセス数 11000越え記念
番外編!
料理は調べたら意外なものですよ!
和樹はまたアルバムをじっと見ていた。
アルバムには楽しかった日々の写真がたくさん写っていた。
その中に守永と本常と岩本と阿部と和樹の5人で祭りを楽しんでいる写真があった。
「あの日は忘れられないな」
和樹はそう言って写真を片手に笑っていた。
「和樹さん何を見てるんですか?」
宇美は和樹が見ている写真を見た。
「昔の写真を見てたんだよ」
そう言って和樹は友達の四人の先輩を思い出していた。
あれは夏の日の楽しい思い出だった。
ーーー8年前ーーー
和樹は守永と岩本と本常と阿部に呼び出されて浜崎に向かってチャリで走っていた。
「おっ!来たな」
本常はそう言って片手をポケットに入れながら言った。
「お待たせしました。」
和樹はそう言って本常達に頭を下げた。
「いや、気にしないんやし」
そう阿部は笑顔で笑いながら言った。
「よし、今から花火大会があるから場所取りに行くぞ!」
本常はそう言って歩き始めた。
「うっしゃあ!」
岩本はバカみたいにはしゃぎながら和樹の頭を叩いた。
「痛いすよ!」
和樹はそう言って岩本や守永や本常と阿部と肩を並べて歩き出した。
ーーー浜崎海水浴場ーーー
和樹はシートを敷いて本常と和樹は荷物番を頼まれて他のメンバーは買い出しに出掛けた。
「なぁ、和樹」
本常はふと和樹に話し掛けた。
「何ですか?」
和樹は海をじっと見ながら聞いた。
「お前は覚えてないかもしれないが。お前が保育園に居た頃俺もお前と同じ保育園で一緒に遊んだことがあったんだ」
本常はいきなり訳のわからない話をした。
「そうなんすか?」
和樹はそう言って本常を見た。
「もう10年ぐらい前の話だから覚えてなくても仕方ないが、あん時俺に友達ってやつは居なくてお前が初めての遊び相手だったんだ」
本常はそう言って海をじっと見ながら少し寂しげな顔をしていた。
「俺もっすよ!俺も越ヶ浜保育園で最初に遊んだのは本常先輩っすよ!」
和樹はそう言って本常の片手を掴んだ。
「そっか、そう言ってもらうと少し照れるな」
本常はそう言って和樹と他愛のない会話をしていた。
「本常先輩や守永先輩達が卒業しても俺が料理部を守っていきます!」
和樹はそう言って本常に笑顔で誓った。
「なら、頼んだぞ!お前は無茶するけど大体正しいからな」
そう言って本常は和樹の背中をポンと叩いた。
ーーー10分後ーーー
守永達は飲み物と食い物を買って戻ってきた。
「よし、食うか!」
そう言って本常はたこ焼きを食べ始めた。
和樹はりんご飴を食べていた。
守永は焼きそばを食べていた。
岩本はたい焼き×12個食べていた。
阿部は橋巻きを食べていた。
全員ガツガツ食べているが守永は少食だったのであまり食べなかった。
対して岩本はガツガツ食べていた。
「おっ!始まった」
そう阿部が言った。
ヒューーーーーーーーーーーードーーーーーーーン!
気の抜ける音がしたと思ったら大きな音が空に響いた。
本常達は3年生。
この夏が中学最後の夏だった。
「しかし、気の抜ける音だよな」
そう本常は言った。
「でも断末魔よりマシじゃないですか?」
和樹はそう言った。
「俺は怪獣の鳴き声とかいいかな」
守永はお茶を飲みながら言った。
「俺は金かな?」
阿部は片手をマネーにして言った。
「女の子のいっちゃう声だろ?」
岩本は危ない台詞を言った。
「やめろや!」
本常は空のペットボトルで岩本の頭を叩いた。
「なぁ、今から写真撮りませんか?」
そう和樹は言った。
「別に構わないが誰が撮るんだ?」
本常は和樹に聞いた。
「うーん」
和樹は悩んだ。
「あっ!和ちゃーん」
後ろから誰かが和樹を呼んだ。
「あっ!坂本さん」
和樹は同級生の坂本を見て手を振った。
「何してるの?」
坂本は和樹に聞いた。
「先輩方と花火見に来たんだ」
そう和樹は坂本に言った。
「へぇ~、」
「あっ!坂本さん悪いんだけど写真撮ってくれない?」
和樹はそう坂本に頼んだ。
「えっ?」
坂本は頭に?マークを浮かべた。
「今年で先輩方は料理部を引退するから最後に思い出のために。お願いします」
そう和樹は頭を下げて言った。
「別に構わないよ」
坂本はそう言ってカメラを持って5人の料理部の並んだ写真を撮り始めた。
「はい、ブルーチーズ!」
カシャッ!
ーーー現在ーーー
和樹はそれを思い出しながらあの時の思い出を大事にしていた。
「和樹さん。今日のご飯なんですか?」
宇美は和樹に聞いた。
「ん?そうだな。蒸魚にしようか」
そう言って和樹は料理を始めた。
終わり
実在する友達と先輩はこの小説のように優しい方々です!
コメントとポイントとブックマークよろしくお願いいたします!
ハッハハ




