第19話 広島での思い出
皆さん。お久しぶりです!
今回は広島の話です!
和樹と宇美は萩の松陰神社で御参りをして団子を食べていた。
プルルルルルルル
「ん?」
和樹のスマホが鳴り和樹はポケットから取り出した。
「津森からだな、もしもし」
そう言って和樹は電話から出た。
『おう、和樹か?』
津森はそう和樹に聞いた。
「ああ、どうした?」
和樹は津森に電話で聞いた。
『明日広島に行くんだが和樹も行かないか?』
津森はそう和樹に聞いた。
「別に構わないが」
そう言って和樹は宇美を見た。
「ん?」
宇美はお茶を飲みながら和樹を見た。
「宇美ちゃんも一緒で構わないか?」
和樹は津森に聞いた。
『そうだな、その代わり宇美ちゃんの新幹線代はお前が出せよ』
そう津森は和樹に言った。
「わかってるよ」
和樹はそう言って日時と集合場所を言った。
「宇美ちゃん」
和樹は宇美に話し掛けた。
「何ですか?」
宇美は和樹を見た。
「津森が広島に行くから俺と守永先輩とまっさん達で行かないかって聞いてきたんだが宇美ちゃんも行かないか?」
和樹はそう宇美に聞いた。
「私は構いませんよ」
宇美はそう笑顔で言った。
「よし、なら明日着ていく服を探しに行くか」
そう言って和樹は服を選びにデパートに向かった。
<デパート・サンマリブ>
和樹は服を適当に見ながらどれにするか悩んでいた。
「アロハで行くか?それとも普通の服装で行くか?悩むな~」
そう言って和樹は服を見ていた。
「あの、和樹さん!」
宇美は和樹に話し掛けた。
「ん?」
和樹は宇美を見た。
「あの、この白のワンピースとボーイシュな服どれがいいですかね?」
宇美は和樹にそう聞いた。
「う~ん、白のワンピースかな?」
和樹はそう宇美のワンピースを見て言った。
「なら、これにします」
宇美はそう和樹に言った。
「ああ!」
和樹も買う服が決まりサンマリブの会計で服を買いそのまま家に帰宅した。
~和樹の実家~
和樹は片手にスマホで新幹線の料金を調べていた。
「やく、14000円か・・・」
そう言って和樹は画面と睨めっこしていた。
「和樹さんあんまり無茶しないで下さいね」
宇美はそう和樹に言った。
「おう」
そう和樹は宇美の頭を優しく撫でて残金を見た。
「貯金がかなりあるから問題は無いが」
そう言って和樹は手帳を見た。
さすがに沖縄に住んでいた為か金は7桁を越えていた。
「うん、行けるな」
そう言って和樹は明日の準備をした。
ーーー東萩駅ーーー
和樹は06時05分に駅に着て仲間を待っていた。
「よう!和樹!」
ようやく守永と津森と松浦と岩本が来てバスに乗りそこから一時間程バスで話をしながら新山口駅に向かった。
ーーー新山口駅ーーー
チケットを買った5人は広島行きの新幹線が来るのを待っていた。
「しかし宇美ちゃんでかくなったな」
そう松浦は宇美に言った。
「そうですか?」
宇美はそう言って松浦と話をしていた。
「和樹がまさか娘のために旅行に連れて行くとはな」
守永はそう言って話をしていた。
「昔から変わらないじゃないですか」
和樹はそう守永に言った。
「あの、和樹さん」
宇美は和樹に近づいた。
「どうした?」
和樹は宇美に聞いた。
「皆さんて昔からこうなんですか?」
宇美は守永と岩本と津森と松浦を見て聞いた。
「ああ、バカばっかしてたからな~」
岩本はそう言って笑顔で空を見た。
「高三の時は和樹と津森で小倉によく行ったよな」
そう守永は笑顔で言った。
「三人は仲良しなんですね」
宇美はそう守永に言った。
「ああ、昔の俺はなネガティブであんまり人と関わらなかったんだ」
守永は語り始めた。
「えっ?」
宇美はいきなり守永の話に食いついた。
「俺を変えたのは和樹と料理部のメンバーだったんだ。料理を作ってるうちに和樹達と笑うようになったんだ」
そう言って守永は和樹を見て笑顔で宇美に話した。
ーーー新幹線・自由席ーーー
和樹は自由席に座って宇美と話をしていた。
「和樹、広島のアニメショップで何買うんだ?」
津森はそう和樹に聞いた。
「とりあえず、宇美ちゃんのために何かお守りみたいな物を買ってあげたいな」
和樹はそう言って宇美を見た。
ーーー広島駅ーーー
和樹は広島駅に降りて守永達とどうするか話をしていた。
「とりあえず、広島の原爆ドームに行くか」
そう守永は言った。
「おっしゃあ!ならチンチン電車に乗ろうぜ!」
岩本はそう和樹達に言った。
「先輩!普通に路面電車って言って下さいよ!」
和樹はそう言って宇美の右手を握り歩き始めた。
「/////////!!」
宇美は顔を赤くなりながら和樹の隣を歩き始めた。
ーーー原爆ドームーーー
和樹は原爆ドームを見て手を合わせた。
亡くなった人達が未練がなく安らかに眠れる事を誰よりも願っていた。
その気持ちは宇美や守永や松浦や岩本や津森も同じだった。
戦争ほどくだらないものはない。
誰かを傷つけてまで手に入れる幸せは本当の幸せじゃない。
和樹はそれをよくわかっていた。
自分が特殊学級で皆から可哀想な目で見られていた時本常や守永や岩本や阿部は和樹を仲間として料理部に招き入れてくれた。
その時和樹は先輩方が卒業しても一人で料理部を支えた。
そして卒業してわかった。
自分が独りなのは運命なんだと。
「和樹さん?」
宇美は和樹の名前を言った。
「ん?どうしたの宇美ちゃん?」
和樹は宇美を見た。
「いえ」
宇美は和樹の目が何だか悲しそうだっと感じた。
「さて、行こうか」
そう言って和樹は守永達と一緒にアニメショップに向かった。
ーーーアニメショップ・ヴァルハラーーー
和樹は御守りを探していた。
「和樹!」
津森は和樹を呼んだ。
「何だ?」
和樹は津森の方へ向かった。
「お前宇美ちゃんと結婚するなら恋愛成就の御守りがよくないか?」
そう津森は和樹に言った。
「あのな~」
和樹は宇美を見た。
「ん?」
宇美は頭を傾げた。
「俺と宇美ちゃんはかなり歳が離れてるし宇美ちゃんも俺の事を好きになる前に結婚するかもしれないだろ!俺が」
そう和樹は津森に言った。
「おい、和樹」
守永は和樹を呼んだ。
「ん?」
和樹が振り向くとそこには守永が何かを持っていた。
「先輩それなんすか?」
和樹は守永の持っている物を見た。
それは守永が最近よく見るアイドルアニメの最新作だった。
「守永先輩はそれを買うんですか?」
和樹はそう守永に聞いた。
「ああ、好きなキャラクターの持ち物だからな」
そう言って守永は笑顔で笑っていた。
松浦と岩本はカードゲームのパックを2ボックス買っていた。
「あんたら飽きないな」
そう言って和樹は二人を見た。
「和樹さん」
宇美は和樹を呼んだ。
「ん?」
和樹は宇美を見た。
宇美は和樹の右手を握って引っ張った。
ーーー非常階段ーーー
宇美は和樹を非常階段まで連れてきた。
「どうしたんだ?宇美ちゃん?」
和樹は宇美に聞いた。
「あの、和樹さん」
宇美は和樹をじっと見た。
「私・・・」
宇美は和樹に抱き付き赤い顔を隠しながらどうすればいいか考えていた。
「宇美ちゃん」
和樹は宇美の肩を優しく掴んで目線を宇美に合わせた。
「宇美ちゃん。君は何を言いたいのかわからないが今は楽しい日々を過ごそう」
和樹はそう宇美に笑顔で言った。
「は、はい/////」
宇美は赤くなりながら頷いた。
「さて、宇美ちゃん。先輩方の場所に戻ろうか」
そう言って和樹は歩き出した。
ーーーお好み焼き屋ーーー
和樹達は守永がよく広島で食べていくお好み焼き屋でメニューを見ていた。
「すみません!キムチ焼きをお願いします!」
岩本はそう店員に注文した。
「俺は牡蛎のお好み焼きをお願いします!」
守永はそう店員に注文した。
「俺はチーズハンバーグお好み焼きをお願いします」
和樹は変わり種をした。
「俺は激辛豚たまをお願いします」
津森はそう店員に注文した。
ジュー。
お好み焼きの具を焼きそれが完成するまで6人はただ待っていた。
「そろそろ良さそうだな」
守永はそう言ってヘラでお好み焼きをひっくり返した。
「美味しそう」
そう宇美は言った。
「いただきます」
全員は手を合わせて食べ始めた。
宇美は和樹からチーズハンバーグお好み焼きを半分分けてもらいそれを食べていた。
「美味しい」
宇美はそう言った。
「おい、和樹」
岩本は和樹に話し掛けた。
「何すか?」
和樹は岩本を見た。
「お前彼女は作らないのか?」
岩本はそう和樹に言った。
「いや、今は宇美ちゃんと一緒にいてあげたいからいいですよ」
そう言って和樹は宇美を見た。
ーーー萩市ーーー
和樹達は広島から萩に帰宅して守永達はそれぞれ帰宅した。
和樹は宇美を背負って我が家に帰宅した。
ーーー宇部空港ーーー
和樹と宇美は沖縄に向かう飛行機を待っていた。
「和樹さん」
宇美は和樹に話し掛けた。
「ん?」
和樹は宇美を見た。
「大好きです」
宇美は笑顔で顔を赤くなりながら和樹に言った。
和樹は生まれてはじめて女の子に好きと言われて照れていた。
続く
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