第18話 再び萩へ行く
皆様、お待たせしました。
今回はGWのお話です!
和樹は朝飯を作りながらカレンダーを見ていた。
明後日からゴールデンウイークに入り和樹は宇美と一緒に萩に帰省するのだ。
「宇美ちゃん!起きないと遅刻だよ!」
和樹はそう言って目玉焼きとトーストとレタスとコンソメスープを出した。
「ごめんなさい!」
宇美はそう言ってイスに座りご飯を食べ始めた。
和樹はオレンジジュースを飲みながら宇美を見ていた。
「どうかしましたか?」
宇美はそう和樹に聞いた。
「いや、何でもないよ」
和樹はそう言って歩き出した。
ーーーー
和樹は自転車に乗り走り出した。
「オーイ!和樹!」
後ろから和樹を呼んだのは慶だった。
「何すか?」
和樹はチャリを停めて聞いた。
「今日は仕事がないらしいから5月1日~6日まで休みらしい」
そう慶は和樹に言った。
「あっ、そうなんすか」
和樹はそう言って納得していた。
「何か理由だが社長が会社のお得意様と何か接待があるんだとよ」
慶はそう言って片手に何かを持っていた。
「何すかそれ?」
和樹は慶の持っている物を見た。
「ああ、これ和樹なら美味く調理できるよな?」
慶は和樹に渡した。
「別に構わないですけど」
そう言って和樹は材料を見た。
ジャガイモと人参と玉ねぎと豚肉の塊が入っていた。
「カレーが食べたいんですか?」
和樹はそう慶に聞いた。
「ああ、マジで美味いカレーが食べたいんだ!」
そう慶は和樹に頼んでいた。
「まぁ、構わないですけど」
そう言って和樹は頭を掻きながら言った。
ーーー坂藤家ーーー
和樹はエプロンを着て頭にバンダナを巻いて手を洗い材料を見た。
和樹はふと昔読んだ漫画の料理を思い出した。
その料理は具材がでかく煮込む時間がかなり長いので和樹は片手に包丁を持って通常の大きさに切り始めた。
「辛さはどうします?」
和樹は慶に聞いた。
「う~ん、中辛で」
慶はそう言った。
「よし」
和樹は片手に小さな皿を持ちカレーの味見をした。
「できましたよ!」
和樹はそう宇美と慶に言った。
「おっ!意外と普通のカレーだな」
そう慶は和樹に言った。
「食べたら普通とは違いますよ」
和樹はそうカレー皿を置いて言った。
「そんじゃ、いただきます!」
慶はそう言ってカレーをスプーンですくった。
するとカレーから何かが伸びた。
「何だ?これ?」
慶はそう言ってカレーの白い物体を食べた。
「ん!?うまいー!」
そう慶は大声で言った。
「チーズカレーです!普通のカレーより少し簡単に作れますから」
そう和樹はカレーを頬張りながら言った。
「確かに美味いな!」
慶はガツガツ食べながら言った。
ーーー21時00分ーーー
和樹は慶に別れを言って家に帰宅した。
「明日は萩に帰宅だな」
そう言って和樹は空を見ていた。
ーーー次の日ーーー
和樹と宇美は荷物を持って空港に向かった。
「よし、ビザも買ったから後は飛行機が来るのを待つだけだな」
和樹はそう言って片手にスマホを見ながら時間表を見ていた。
ーーー飛行機ーーー
和樹はパソコンで小説を作成していた。
「和樹さん何を書いてるんですか?」
宇美は和樹に聞いた。
「ああ、昔のファンタジー系のゲームをモデルにした小説を書いてんだ」
和樹はそう言ってパソコンのキーボードを押しながら仕上げをした。
「宇美ちゃんも何か書いてみるか?」
和樹はそう宇美に聞いた。
「いえ、私は物語は作るのが苦手なのでいいですよ!」
宇美はそう和樹に言った。
「そうか、なら宇美ちゃんをモデルにした小説を書いてみますかな」
そう言って和樹はキーボードを速打ちしながら言った。
「あの、和樹さん」
宇美は和樹に話し掛けた。
「ん?」
和樹は宇美の方を向いた。
「和樹さんは何で小説を書くようになったんですか?」
宇美は和樹に聞いた。
「昔な、特撮の会社に入りたくてな。小学6年の頃から特撮の小説を書き始めたんだ」
和樹はそう言って昔の事を思い出しながら言った。
「様々な小説を書いてみたけど全部ダメだったな」
和樹はそう言ってパソコンのエンターキーを押した。
ーー宇部空港ーー
和樹は片手にスマホを持ちながらバスを待っていた。
今日の夕方に萩に着くのはわかっていた和樹は新山口までバスに乗って向かうことにした。
ーー東萩駅ーー
和樹は東萩駅に到着して電車に乗り5分ぐらいして越ヶ浜駅に到着した。
「着きましたね」
宇美はそう和樹に言った。
「ああ、母さん達に会うのは正月以来だな」
和樹はそう言って歩き始めた。
「津森さんや守永さん元気だといいですね」
宇美はそう和樹に言った。
「ああ、あいつらに久々に会いたくなってきたな」
そう言って和樹は家のドアを開けた。
「ただいま!」
和樹はそう言ってドアを開けて家に入った。
「あら?和樹帰ってきたの?」
和樹の母親はそう和樹に聞いた。
「あのな~、俺が家に帰宅すんのは当たり前だろ!」
和樹はそう言って宇美の荷物を持って自分の部屋に向かった。
「あっ!兄さんお帰り!」
ひかりはそう和樹に片手で挨拶をした。
「よう!」
和樹は片手をひらひらさせながら挨拶をした。
「ねえ、兄さん」
ひかりは和樹に話し掛けた。
「何だ?」
和樹はひかりを見た。
「宇美ちゃん借りてもいい?」
ひかりは和樹にそう聞いた。
「別に構わないが変な事するなよ」
和樹はそう言って自室に向かった。
ーー18時45分ーー
和樹は片手に小説を読みながら外を見てふと中学時代を思い出していた。
「明日は何をしようかな」
そう言って和樹は部屋から出た。
ーー階段ーー
和樹は部屋から出ると宇美がメイド服を着ていた。
「宇美ちゃん何があったの?」
和樹は宇美に聞いた。
「えっと、ひかりさんにコスプレされました」
宇美は涙目になりながらそう和樹に言った。
「そうか、あのばか」
和樹はそう言って台所に向かった。
ーー台所ーー
「おふくろ、料理は俺が作るよ」
和樹はそう言ってエプロンとバンダナをした。
「とりあえず、和樹がどれぐらい上達したか見せてもらおうか」
康恵はそう和樹に言った。
「今日のご飯はなんですか?」
宇美は和樹に聞いた。
「他人丼だ!」
和樹はそう言って豚肉を一口サイズに切り薄口醤油と生姜を入れて味付けをした。
そして卵をかき混ぜて鍋で豚肉と絡ませた。
数分ほど煮込み丼に米を入れて豚肉と卵を混ぜた物を米の上に乗せた。
「よし!食べるか!」
和樹はそう言って丼をテーブルに置いた。
6個の丼を置いて家族の前に出した。
「「「「「「いただきます!!!!」」」」」」
そう言って全員は食べ始めた。
康恵は和樹の作った他人丼にガツガツと食べていた。
和樹は笑みを浮かべて康恵が和樹の料理が美味いと認めてくれた。
「和兄は宇美ちゃんの旦那さんになるの?」
ひかりは悪い笑みを浮かべながら和樹に聞いた。
「ケホケホ!」
宇美はひかりの言葉にむせてしまった。
「あのな~、俺は宇美ちゃんが大人になるまで父親として側に居てやるんだよ」
和樹はそうひかりに言った。
「和樹、お前はかなり変わったな」
父親の信太はそう和樹に言った。
ーー和樹の部屋ーー
宇美と和樹は部屋に入り布団を敷いて寝る準備をしていた。
「和樹さんおやすみなさい」
宇美はそう和樹に言って眠りに入った。
「ああ、おやすみ」
和樹はそう言って眠りに入った。
続く
次は彼等と一緒にまた遠出します!




