第11話 冬のパーティー
久々のお話です!
冬の定番を出します!
ー和樹ー
俺は片手に手袋を装備して自転車に乗った。
「寒い!」
そう言って俺は会社まで走っていた。
~会社~
俺は会社に到着した。
「おはようございます」
そう俺は言った。
「よう!和樹」
そう慶さんは言った。
「おはようございます」
そう言って俺は手袋を外した。
「ああ!末武君頼みたい事があるんだけど」
そう社長は俺を呼んだ。
「何すか?」
そう俺は社長に近づいた。
「うちの知り合いが白菜と大根とブリと蟹とカキを送って来たんだけど今日の夜に鍋をやらないかい?」
そう社長は言って来た。
「いいですね!」
そう俺は言った。
「どこでやるんですか?」
そう俺は聞いた。
「末武君の家だよ」
そう社長は言った。
「ああ!」
そう言って俺は納得した。
「とりあえず!土産も持って行くから楽しみにしてくれ」
そう慶さんは言った。
「はいわかりました」
そう言って俺は剛さんと仕事場に向かった。
~住宅地~
俺はスパナでボルトネジを回しながら修理をしていた。
「しっかし冬になるとこの仕事はキツいな」
そう言って俺は手袋を外して辺りを見ながら言った。
「それより夜の鍋パーティ楽しみだよね」
そう剛さんは言った。
「まぁ、なに鍋にするか考えないといけませんけどね」
そう言って俺はヘルメットを片手に持ちながら言った。
「僕は土手鍋がいいな」
そう剛さんは言った。
「土手鍋か」
そう呟きながら俺はヘルメットを被って考えていた。
~昼休み~
俺は剛さんと飯を食べながら鍋を考えていた。
「う~ん」
悩みながら俺は空を見ていた。
「和樹くんは宇美ちゃんの晩ごはんをいつも考えてるんだよね?」
そう剛さんは聞いてきた。
「まぁいつも考えてましたからね」
そう言って俺は鍋を考えながら飯を食べていた。
~夕方~
俺は軍手を外して今日の仕事を終えた。
「よし、とりあえず何か食材を買いに行きますかな」
そう言って俺は剛さんと一緒に車に乗り会社に戻った。
~会社~
俺は社長の話が終わってスマホの時計を見ていた。
「五時半か」
そう言って俺はカバンを片手にスチロールを荷台に乗せてスーパーまで走り出した。
~スーパー~
俺は片手に肉と豆腐とネギとうどんの玉を買った。
俺はレジに向かった。
「はい、合計で1465円です」
そう店の店員は言った。
「二千円でお願いします」
そう言って俺は財布から二千円を出して支払いを済ませた。
「さてと帰るとしますかな」
そう言って俺は自転車に荷物を籠に入れて走り出した。
ー宇美ー
私は学校帰りにミナさんと家の晩ごはんの話をしていた。
昨日ミナさんのご両親が和樹さんに二十日の間面倒をみてくださいと頼まれてました。
だから晩ごはんも一緒だから少し嬉しいです。
「今日の和樹の晩ごはん楽しみです!」
そうミナさんはテンション高めに言った。
「鍋とか食べたいですね」
そう私は空を見ながら言った。
「食べたいですね!」
そうミナさんは私に言った。
「あの、ミナさん目が怖いですよ」
そう私は言ってミナさんと家に到着した。
ー和樹ー
俺はエプロンを結んで包丁を片手に持ちながら鍋の下準備をしていた。
「さてと、鍋を作るかな」
そう言って俺は鍋に水を入れダシを出すために昆布を入れた。
そしてしらたきとうどんを入れて白菜とネギと蟹と牡蠣とブリをぶつ切りにして鍋に入れた。
そして味付けに味の素を少々入れた。
俺は炊飯器のスイッチを押してご飯を炊いた。
~二十分後~
俺は鍋をカセットコンロのある居間まで運んだ。
「ただいま」
そう宇美ちゃんの声が聞こえた。
「おかえり!」
そう俺は言った。
「ただいまです!」
そうミナちゃんは言った。
俺は米が炊き終わるまで台所に居た。
~十分後~
ピーピー
炊飯器が鳴り始めて俺は中を見た。
中で白い湯気から白いつやつやの白米があった。
俺はその匂いを嗅いで少し腹が減った。
「よし、あとはあの人達が来るのを待つだけだな」
そう言って俺は自室で小説[光の空]を読んでいた。
今読んでいるのは無気力な主人公が一人の興味が絶えないヒロインに出会う物語だ。
俺はそれを守永先輩が面白いから読んでみろと言われて買った物だ。
俺はそれを読みながらふと高校時代を思い出していた。
高校生の頃は毎日暇な毎日を過ごしていた。
こんな出会いがあれば楽しいなと思っていた。
だが俺の人生は自分で切り開かなければ意味がないとある作品のキャラクターに教えてもらった。
だから今は宇美ちゃんの父親として彼女を優しい子に育てるために。
俺はライトノベルにしおりを挟んで居間に向かった。
~夜~
俺はこたつに入っていた。
「おじゃまするよ」
そう社長達の声が聞こえた。
「いらっしゃい」
そう言って俺はこたつから出た。
~玄関~
俺は玄関で社長達と話をしていた。
「いや、すまないね」
そう言って社長と慶さんと剛さんの三人は家に入った。
「いや~日本酒を持って来たから和樹くんも飲まないかない?」
そう剛さんは言った。
「いや、俺は酒は苦手で」
俺はそう言った。
~居間~
俺達はこたつに入り鍋のふたを開けると中には湯気で良い香りがして皿におろし大根とポン酢を入れて柚子を入れ七味唐辛子を入れた。
「まだ具はありますから食べてくださいね」
そう言って俺はこたつに入り白菜を箸で取りそれをポン酢に付けて口に入れた。
「あっつ!」
そう言って俺は白菜を食べた。
白菜の甘味が口に広がりめちゃくちゃ美味かった。
「やべぇ!めちゃくちゃ美味いな!」
そう慶さんは言った。
「和樹さんの鍋美味しいです!」
そう宇美ちゃんはホタテを食べながら言った。
俺はふと思い出していた。
一度中学の先輩の本常先輩が鍋パーティをしようと言った。
俺はそれに賛成した。
他の先輩達も苦笑いしながら岩本先輩が先生に頼んでいたのを思い出した。
「おい!和樹カニを入れるぜ!」
そう慶さんは言った。
「あ、はい」
そう俺は頷いてカキを食べていた。
~二時間後~
あらかた具材を食べ終えて白飯を鍋に入れ刻んだネギとかき混ぜた卵を入れた。
「いい匂いだ!」
そう社長は言った。
「おい、和樹あと何分ぐらいで完成するんだ?」
そう慶さんは聞いてきた。
「あと五分ぐらいですかね」
そう言って俺は宇美ちゃんの隣で座っていた。
「あの、和樹さん」
宇美ちゃんは俺に話し掛けてきた。
「ん?どうした?」
俺は宇美ちゃんに聞いた。
「あの、和樹さんはお正月は地元に帰るんですか?」
そう宇美ちゃんは聞いてきた。
「ああ、帰るつもりだが宇美ちゃんも一緒に来るか?」
そう俺は宇美ちゃんに聞いた。
「えっ!」
そう宇美ちゃんは驚いた。
「宇美ちゃんは今年の夏に家に来たから問題ないと思うぜ」
そう言って俺は宇美ちゃんの頭を優しく撫でた。
「でも、迷惑じゃあ」
そう宇美ちゃんは言った。
「気にすんな!俺は迷惑なんて思わないからよ」
そう俺は宇美ちゃんに言った。
~五分後~
ようやく雑炊が完成して俺はそれを茶碗に入れた。
「「「「「「 いただきます!」」」」」」
そう皆は言った。
俺はそれを食べていた。
口の中でカキのエキスとカニのエキスが交じりあって中々美味かった。
そしてたまごの味と塩とネギの風味が中々よかった。
「やっべえー!めちゃくちゃ美味いな!」
そう慶さんは言った。
「鍋の雑炊が無くなったぜ!」
そう慶さんは言った。
「どうしますか?」
そう言って俺は立ち上がり何かつまみが無いか冷蔵庫を探っていた。
中には鮭とバジルと薄口醤油があった。
俺は仕方なく夜食の料理を作り出した。
最初に鮭をフライパンで焼き薄口醤油を小さじ一杯をフライパンの鮭に掛けた。
そして焼き目ができたら炊飯器の米を三角形のおにぎりを作り茶碗に入れてインスタントの味噌汁を入れて茶漬けに近い感じにした。
「やべぇな!美味そうな匂いがしてきたぜ」
そう言って慶さんは日本酒を片手に持ちながら俺の作った茶漬けおにぎりを受け取って食べ始めた。
「和樹さんの作る料理って美味しい」
そう宇美ちゃんは言った。
俺は何も言わずにそれを食べながらコーラを飲んでいた。
「さてとそろそろ帰るとしようか」
そう社長は言った。
「ウイッス!」
そう慶さんは言った。
「はーい!」
そう剛さんは言った。
「それじゃあまた明日」
そう言って俺は社長達の見送りをした。
~二十分後~
俺は鍋と茶碗を洗ってうたた寝している宇美ちゃんを担いで部屋に運んだ。
~宇美の部屋~
俺は宇美ちゃんを部屋に寝かせて宇美ちゃんの寝顔を見るととても可愛い寝顔だった。
俺はそれを見て宇美ちゃんの頭を撫でて部屋に向かおうとした。
キュッ
何かが俺のスボンを掴んでいた。
俺は下を見ると宇美ちゃんが俺のスボンを掴んでいた。
「パパ」
そう宇美ちゃんは泣きながら俺を父親と思いながら言った。
「来年は楽しい年にしてあげるね」
そう俺は宇美ちゃんに言った。
続く
次は正月です!
友達を何人か登場させます!




