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第8話 和樹危機一髪

今回で夏休みは終わりです




ー宇美ー



私の名前は坂藤宇美。

私には両親が居ません。


でも私には末武和樹さんという父親のような人がいます。


和樹さんは優しくて料理が上手で美味しいです。


私は和樹さんをお父さんとは思わずに兄さんか恋人だと考えています。



ー和樹ー



俺は朝目が覚めて朝食の準備をしていた。


「オーイ!宇美ちゃん、ミナちゃん起きろ!」

そう俺は言って二人を起こした。



「おファようございます」


そう宇美ちゃんは起きた。


「ほら、ミナちゃんも起きろよ!」


そう俺は言った。


「ふぁーい」

二人を見ながら俺は朝飯を作る準備をしていた。



~台所~



俺はスクランブルエッグとパンを焼いてコンソメスープをテーブルに置いた。


「ほら、早く食べな」

そう俺は言った。

「はーい!」

宇美ちゃんはそう頷いて食べ始めた。


「イタダキマス!」

そうミナちゃんは言った。


「おし、昼飯も出来たから二人はそれを昼に食べなさい」


そう俺は言った。



「あ、はい」

そう宇美ちゃんは頷いた。



「わかりました!」

そうミナちゃんは言った。




~沖縄電気工事会社~



俺はチャリを停めて会社に入った。


「おはようっす!」

俺はそう言ってかばんを片手に持ちながら言った。


「ああ、和樹君おはよう」


そう親方は言った。

「あれ?慶さんと剛さんは?」


俺は辺りを見た。

「ああ、今日は早く来て先に行ったよ」


そう親方は言った。


「そうなんすか」

俺はヘルメットを片手に持ちながら言った。


「よし、行くかい?」

そう親方は聞いてきた。

「あ、はい!わかりました」


俺はタオルを腕に巻いて軽トラックに向かった。




~デパートの配線~



俺は古い配線を片手に持ちながら親方と配線の交換をしていた。



「しっかし、今日は人が少ないね」


そう親方は言った。


「みたいですね」


そう言って俺はケーブルを親方に渡した。


「明日と明後日は休みだけど末武くんは予定があるかい?」


そう親方は聞いてきた。


「特に無いですね」


そう言って俺は23番ケーブルを渡した。



「なら、明後日会社のメンバーとマンティスのメンバーで温泉に行かないかい?」


そう親方は言った。


「ああ、いいですね!たまには」


そう言って俺はドライバーを親方に渡した。




~午後12時10分~



俺と親方はデパートで一番人気のうどん屋に向かった。



「そういえば末武くんは彼女は作らないのかい?」


そう親方は天丼を食べながら聞いてきた。


「う~ん、今は宇美ちゃんを大人になるまで守り続けたいんで作りません」



そう俺は言った。



「そうか、君なら幸せな家庭が作れそうだけどね」


そう親方は言った。


「いえ、今は宇美ちゃんと過ごしたいので」


そう言って俺は親子丼を食べていた。



~午後15時29分~



俺は親方と一緒に本屋でクーラーの点検をしていた。


「ありゃあーこれはもう壊れてますね」

そう俺は言った。

「だね、もう点検するより新しいのにした方がいいですよ」


そう俺は言った。



「そうですか」

そう依頼人は言った。


「これと同じ型のクーラーなら売ってる場所知ってますよ」


そう俺は依頼人に言った。


「えっ?」

依頼人は少し驚いていた。



「このクーラーが大事ならそれと同じ型のクーラーを知り合いの電気屋に頼みましょうか?」


そう俺は依頼人に聞いた。



「えっ?いいんですか?」


そう依頼人は聞いてきた。


「まぁ、親方に聞かないとわかりませんが」


そう俺は言った。


「うん、なら頼んでみましょうか?」


そう親方は言った。




~18時30分~



俺は親方に挨拶して家に帰った。




~市街地~



俺は家に帰宅する途中子供が道路を飛び出した。


キキキー

車が曲がってチャリで走っていた俺にぶつかった。



俺はチャリから少しジャンプして片手で逆立ちをしたが右手首を曲げてしまった。




~沖縄大学病院~



俺は病院で検査してもらっていた。



バタン

「和樹さん!」

宇美ちゃんは勢いよくドアを開けた。


「おやおや、娘さんですか?」


そう医者は聞いてきた。


「まぁ、そんなところです」


そう俺は言った。


「和樹さん手は大丈夫ですか?」


そう宇美ちゃんは聞いてきた。


「ああ、大丈夫だ」

そう俺は言った。

「いやー、普通の人なら死んでるのに君は身体能力が普通より凄かったから助かったんだよ」


そう医者は言った。


「みたいですね」


そう俺は言った。



「とりあえず、三日は安静にしてくださいね」


そう医者は言った。


「三日もですか?」

そう俺は言った。


「ああ君は片手が頑丈だから大丈夫だったけど片手に負担をかけたらひどくなるからね」


そう医者は言った。

「わかりました!」

そう宇美ちゃんは言った。



「お大事に」


そう医者は言った。




~坂藤家~



俺は腕をギプスで固めてもう片腕にコーヒー牛乳を飲んでいた。



「とりあえず、当分の間は俺は料理と掃除ができないがどうするかだな」


そう俺は言った。


「私とミナさんで分担してやります!」


そう宇美ちゃんは言った。



「私達に任せるです!」


そうミナちゃんは言った。



「あ、ああ任せるわ」

そう言って俺はサイダーを飲みながら言った。



「頑張りましょうねミナさん」


そう宇美ちゃんは言った。


「わかりましたです!」


そうミナちゃんは言った。



~10分後~



宇美ちゃんとミナちゃんがボロボロになっていた。


「やれやれ、俺がやるか」


そう言って俺は片手の包帯を外そうとした。


「ダメですよ!和樹さんまだケガしてるんですから」


そう宇美ちゃんは言った。



「だがな二人は料理があんまり得意じゃないだろ?」



そう俺は二人に聞いた。


「「うっ!」」


二人は図星だと言いたそうな顔をしていた。



「片手なら大丈夫だろ」


そう言って俺は片手で包丁を持とうとした。

バタン

「やめなさい!」


そう言って来たのはオカマバーマンティスのヴァルキリーさんだった。


「和樹くんがケガしたって知り合いから聞いたけどあんまり無茶はダメよ」


そうヴァルキリーさんは言った。



「でも二人の飯を作らないといけないし」


そう言って俺は包丁を持ちながら言った。


「無茶したらダメよ!私が料理を作るから任せなさい」



そうヴァルキリーさんは言った。



「なら、お願いします」


そう俺はヴァルキリーさんに言った。


「お任せなさい!」


そうヴァルキリーさんは言った。

俺は居間で本を読みながら外を見ていた。




~15分後~



「できたわよ!」


そう言ってヴァルキリーさんはおぼんにテーブルの上にどんと料理を置いた。


「私の得意料理天ぷらカレーライス夏の思いでよ!」


そうヴァルキリーさんは言ってカレーライスにエビの天ぷらを乗せて言った。


「美味しそう」


そう宇美ちゃんは言った。


「oh和と洋のコラボです!」


そうミナちゃんは言った。


「それじゃあ!いただきます!」


そうヴァルキリーさんは言った。

パクっ


カレーの程よい辛さと天ぷらの甘さがマッチしてメチャクチャ美味かった。


「どう?美味しい?」


そうヴァルキリーさんは聞いてきた。



「美味しいです!」


そうミナちゃんは言った。



「少し辛いですけど美味しいです!」



そう宇美ちゃんは言った。


「ねぇねぇ和樹ちゃんはどう?」


そうヴァルキリーさんは聞いてきた。


「はい!メチャクチャ美味いです」


そう俺は言った。


「そう、あ!明日温泉に行くって社長さんが言ってたわよ」


そうヴァルキリーさんは言った。


「そうでしたね」


そう言って俺は水を飲みながら言った。



「皆を誘うから宇美ちゃん達も来るわよね?」


そうヴァルキリーさんは言った。


「あ!はい!」


そう宇美ちゃんは頷いた。




~次の日~



俺は親方と慶さんと剛さんとマンティスの人達を待っていた。


「よう!和樹待たせたな」


そう慶さんはワゴン車に乗って来た。



「あ!おはようございます」


そう俺は慶さんに言った。


「しっかし宇美ちゃんは眠そうだな」


そう慶さんは言った。


「まぁ、宇美ちゃんは寝る時間が長いですからね」


そう俺は言った。



「そうか」


そう慶さんは言った。



~宿泊ホテル小田波~



俺達はワゴン車に揺れて15分の場所にある小田波に到着した。


「あ~予約していた熊谷ですけど」


そう剛さんは言った。


「ああ、お待ちしていました」


そうホテルの支配人が言った。





~桜の間~



俺は宇美ちゃんとミナちゃんと同じ部屋だった。




俺はお茶を飲みながら外の景色を見ていた。


「和樹さん私とミナさんでお風呂に行って来ますね」


そう宇美ちゃんは言った。


「ああ、わかった」


そう俺は言った。


バタン


宇美ちゃん達はドアを閉めて風呂に向かった。


「さてとどうしますかな」


そう言って俺は外を見ていた。



「オーイ!和樹居るか?」


そう言って来たのは慶さんだった。



「どうしたんすか?慶さん」


俺は慶さんに聞いた。


「ああ、今から風呂に行かないか?」


そう慶さんは言った。



「はい!別に構いませんよ」


そう俺は言った。


「オーイ!和樹くん今から温泉に行こうよ!」


そう剛さんは言って来た。



「あ、はい!」

俺は頷いてタオルを持って行った。

「んじゃ、行くか」


そう慶さんは言った。



~温泉~



俺は服を脱いで慶さんと剛さんの体を見た。


慶さんは少しというよりかなり筋肉がムキムキだった。


剛さんは腹が出ていてメタボに見えた。


「和樹くんは体が普通だね」


そう剛さんは言った。


「まぁ、昔から鍛えるのは得意でしたからね」


そう俺は言った。



「僕は運動があんまり好きじゃないからね」


そう剛さんは言った。



「何かわかる気がします」


そう俺は言った。


「とりあえず俺達は無茶しない方がよさそうだな」


そう慶さんは言った。



~10分後~



俺は入浴しながら考えていた明日には腕は完治するから問題がないかなと。


俺は剛さんと慶さんを見ていた。

二人は釣りの話をしながら楽しんでいた。

「そろそろ上がろうか」

そう剛さんは言った。


~宴会会場~



俺と剛さんと慶さんは先に宴会会場で他のメンバーが来るのを待っていた。

「お待たせしたわね」

そう言ってヴァルキリーさんとオカマのメンバーの人達と宇美ちゃんとミナちゃんと親方が到着した。

「いや、ごめんね遅れちゃったよ」

そう親方は言った。

「いや、俺達も今来ましたから」

そう慶さんは言った。

「おし、それじゃあ食べようか」

そう親方は言った。

「あっはい!」

俺は頷いて片手にコップを持った。

「それじぁこれからの出会いや祝いを祝して乾杯!!」

そう親方は言った。

俺と宇美ちゃんとミナちゃんはジュースを飲みながら皆と話をしていた。

「おい和樹見ろよ!カニとエビがあるぜ!おい、これなんだ俺見たことないぜ!来てよかったわ!」

そう慶さんは泣きながら言った。

「まぁまぁ慶くん一杯飲みながら騒ごうじゃないか」

そう親方は言った。

「あっはい!」

慶さんはビールを飲みながら言った。

ガヤガヤ

向こうの方から騒がしい音がした。

俺は向こうを見ると俺達以上に騒いでいる団体が居た。

「おし、俺達も負けられないな!」

慶さんはそう言って片手にどこからか持ってきたザルでドジョウ掬いを始めた。

俺達はそれを見て笑っていた。

「おし、僕もやろかな」

剛さんはそう言って腹踊を始めた。

俺達はその後皆で騒ぎ過ぎて大半が疲れて眠ってしまった。

俺と剛さんとヴァルキリーさんで全員を担いで部屋に運んだ。



~桜の間~


俺は宇美ちゃんとミナちゃんを寝かせて俺は真ん中に布団を敷いて眠ろうとした。

すると宇美ちゃんが俺の腕を掴んで涙を流していた。

「ん?パパ・・・・」

そう宇美ちゃんは言った。

俺は頭を優しく撫でてこう言った。

「宇美ちゃん、俺はいつまでも君の傍に居るから安心していいよ」

そう言って俺は宇美ちゃんの手を優しく握って眠りについた。



~次の日~


俺達は帰る前に上の方で栗拾いができる場所があると旅館の人が言った。

俺は片手に荷物を持ってその場所に向かった。



~栗の里~



俺は車に5分揺られて栗の場所に到着した。


「いらっしゃいませ、え~と10人ですか?」

そう栗の管理のおっさんが聞いてきた。

「あ、はいそうです」

そう親方は言った。


「1人1㎏までですのでそれ以上は採らないでくださいね」

そうおっさんは言った。



~15分後~


俺は片手に栗の入った袋を持ちながら宇美ちゃんと一緒に栗を持って軽量計で量った。

2つとも1㎏ジャストだった。


皆は980gが多かった。



~坂藤家~


俺は家に帰宅して片腕の調子を見た。

痛みは無く完全に完治した。


俺は栗を茹でてそれを包丁で器用に皮を剥いた。

「あら、もう完全に復活したのね」

そうヴァルキリーさんは言った。

「はい、お世話になりました」

そう俺は言った。

「ふふ、じゃあそろそろ私は帰るとするわね」

そう言ってヴァルキリーさんは片手に荷物を持って家から出て行った。



~次の日~


俺は片手にタッパーを会社に持って来た。

「皆さんこれ俺が作った栗饅頭ですけど食べませんか?」


そう俺は言った。

「おっ!美味そうだな」

そう慶さんは言った。

「1個もらえるかな」

そう剛さんは言った。

「なら僕も1個もらうよ」

そう親方は言った。

「うん!うまい」

そう慶さんは言った。

「絶妙な甘さだね」

そう剛さんは言った。

「うんこれはなかなかだね」

そう親方は言った。

「そいつはよかったです」

俺はそう言って外を見ていた。

秋はすぐそこまで来ているんだなと考えていた。


続く


次は秋のお話です


コメントとポイントよろしく



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