PV数2000記念
2000越えました!
ー和樹ー
俺はアルバムを見ていた。
中学時代のアルバムを。
「和樹さん何を見てるんですか?」
そう宇美ちゃんは聞いてきた。
「ああ、中学時代のアルバムだよ」
そう俺は言った。
「見てもいいですか?」
そう宇美ちゃんは聞いてきた。
「ああ、構わないぜ」
そう俺は言った。
一枚の写真がアルバムから出てきた。
俺はそれを見た。
それは俺が2年の頃の写真だった。
「懐かしいな」
そう俺は言った。
先輩達と一緒に作ったケーキを思い出していた。
あれはまだ俺が2年生のことだ。
~今から8年前~
俺は越ヶ浜中学校の料理部に入部して1年が経ったある日のことだ。
「オーイ!和樹!」
後ろを振り向くと部長の本常剣真先輩がいた。
「どうしたんすか?先輩?」
そう俺は聞いた。
「ああ、お前今日が誕生日だよな」
そう本常先輩は聞いてきた。
「はい!6月14日が誕生日ですからね」
そう俺は言った。
「なら、今日ケーキを作らないか?」
そう本常先輩は言った。
「ケーキですか?」
そう俺は本常先輩に聞いた。
「ああ、誕生日はケーキだからな」
そう本常先輩は言った。
~昼休み~
俺はケーキの作り方の本を読んでいた。
「う~む!少し難しいな」
そう俺は言った。
「おう、和樹なにやってんだ?」
そう言って来たのは本常先輩の同級生の岩本竜馬先輩だった。
「あれ?先輩どうしたんすか?」
そう俺は先輩に聞いた。
「今日の部活は何を作るか剣真から聞いたんだが何のケーキを作るんだ?」
そう岩本先輩は聞いてきた。
「本常先輩に任せたいんすけど本常先輩だとチョコケーキを作ろうと言いそうですよね」
そう俺は言った。
「ふむ!チョコと生クリームのケーキを2つ作るか?」
そう岩本先輩は言った。
「よう!何やってるんかやし」
そう言って来たのは料理部の部員の阿部一郎先輩だった。
「先輩ちわっす」
そう俺は言った。
「井町先生が和樹を探してたぞ」
そう阿部先輩は言った。
「わかりました!今から行ってみます」
そう俺は言った。
~職員室~
「井町先生いますか?」
そう俺は聞いた。
「おお、和樹見切り品を運んでくれないな」
そう井町先生は言った。
俺はそれを聞いて玄関に向かった。
~玄関~
俺は玄関に行くと守永先輩と本常先輩が立っていた。
「あれ?先輩方何をしてるんすか?」
俺は先輩に聞いた。
「ああ、見切り品を運ぶの手伝うように頼まれてな」
そう本常先輩は言った。
「それで守永先輩も呼ばれたと」
そう俺は守永先輩に聞いた。
「まぁな」
そう守永先輩は言って箱を1つ持とうとした。
「なら、俺は果物を持とうか」
そう本常先輩は言って果物を両手に持ちながら調理室に向かった。
俺は残ったダンボールを両手に3つ重ねてそれを運んだ。
~調理室~
俺はダンボールを置いて先輩と話をしていた。
「とりあえず、チョコクリームケーキを作るか」
そう本常先輩は言った。
~放課後~
俺は黒いブラックバスの絵が描かれたエプロンを着て先輩達を待っていた。
「よう!和樹やけに早いな」
そう本常先輩は言って来た。
「まぁ、特殊学級は早く終わりますしね」
そう俺は言った。
「そうだったな」
そう岩本先輩は言った。
「おーし!和樹の誕生会をやるか?」
そう阿部先輩は言った。
「の前にケーキを作りますよ!」
そう俺は言った。
「ケーキか、簡単なホットケーキの応用版を作るか?」
そう本常先輩は言った。
「その方が楽でいいですね」
そう俺は本常先輩に賛成した。
「よし!んじゃあ作るか!」
そう本常先輩は言った。
「オー!」
皆はそう言ってボウルにホットケーキの素と卵と牛乳を入れた。
そしてそれを俺は力を59%の力でかき混ぜた。
昔から料理は好きだから力加減がかなり難しい。
「おっし!岩本と阿部は果物を切ってソースを作ってくれ!俺と俊介はチョコクリームを作る!」
そう本常先輩は片手にヘラを持ちながら言った。
「了解!」
そう岩本先輩は敬礼した。
俺は生地を作り終えてそれをホットプレートに垂らした。
そしてうまく形を整えてフライ返しでホットケーキをひっくり返した。
上手く丸が出来てそれを見ながらもう片手に皿を持っていつでも出来ていい準備をしていた。
ジュー
そして匂いでそろそろ頃合いだとわかった。
「よっと!」
俺はフライ返しでホットケーキを皿に置いた。
「おっ!和樹できたか?」
そう守永先輩は聞いてきた。
「はい!なんとか」
そう言って全員分のホットケーキを皿に置いて先輩方が作ったフルーツのソースとチョコクリームを垂らしてそれを食べ始めた。
「頂きます!」
そう言って俺達はホットケーキを食べ始めた。
「うっ!メチャクチャうめー!」
そう岩本先輩は言いながらガツガツ食っていた。
俺は食べながら先輩達を見ていた。
こうしていられるのもあと数ヵ月ちょいなんだと。
「おし!激辛コーラジンジャーエールを飲むか!」
そう阿部先輩は片手に激辛コーラジンジャーエールを持って皆にコップに入れた。
「ハッピーバースディ!!和樹!」
そう言って先輩達はコップでかちっと当てて乾杯した。
「ってかこのジュース激辛って書いてませんでしたっけ?」
そう俺は阿部先輩に聞いた。
「あるアニメの言葉で口の中がバルスするぜ!」
そう阿部先輩は言った。
「遠慮します!」
そう俺は言った。
「何だよ飲もうぜ!」
そう阿部先輩は言った。
そう阿部先輩は言った。
「いえ、遠慮します!」
そう言って俺はメロンソーダを飲んだ。
「しっかし和樹がホットケーキを作れたのは意外だったな」
そう本常先輩は言った。
「まぁ、簡単だから和樹でも作れるだろう」
そう岩本先輩は言った。
「まぁ、それもそうだな」
そう守永先輩はケーキを食べながら外を見ていた。
「おい!今から写真撮らないか?」
そう岩本先輩はどこからかデジカメを持って来た。
「何だよ唐突に」
そう守永先輩は言った。
「和樹と居られるのもあと半年ちょいだし俺達との思い出を作らないか?」
そう岩本先輩は言った。
「なら、写真撮るか」
そう本常先輩は言った。
「ああ、わかった!賛成やし」
そう阿部先輩は言った。
「なら、撮るとするか」
そう言って守永先輩はデジカメの自動撮影の準備をしていた。
「よし、んじゃあ撮るか」
そう本常先輩は言った。
「はい!」
俺は頷いて黒板に近づいて全員でポーズを撮った。
皆笑顔で楽しそうだった。
「また、楽しい事が起きるといいな」
そう言って本常先輩は俺の肩をポンと叩いてあとは任せたと言った。
俺は先輩達の味を守りながらいつも料理を勉強し続けた。
~そして今~
俺は先輩達が笑顔で卒業してからもたまに会って遊んだりしていた。
今は先輩達とは離れたが宇美ちゃんが側に居てくれているから悲しくない。
俺はこれからも宇美ちゃんの笑顔を見続けていきたい。
そう思っていた。
続く
四人の先輩は実在します!




