甲子園球場
毎日、「暑いー!」しか出てこない今日この頃。
もうすぐ夏の甲子園、正式名を「全国高等学校野球選手権大会」と言うそうです。長!(笑)が始まりますね。
それにしても暑すぎる昨今、熱中症や酷暑対策を万全にして、素晴らしい大会にして頂けたらと切に願いますね。
いつの頃だったか、もうきっと何十年も前だと思うのですが、甲子園をドームにしようと言う話が持ち上がった記憶があります。
高校球児たちが炎天下の中で試合をするのは酷ではないか、とか言われていたような。
けれど、その頃はまだ炎天下とはいえ、気温が40度に近くなることなど皆無だったので、
「やはり高校野球は青空の下でないと」
「ドームなんて味気ない」
等々反対の声が多くて、それだけではないかもしれませんが、立ち消えになったのではなかったかな。
そう言う私も、
「ええー? 甲子園がドームなんて、変~、いやだ~」
とか思って心の中で反対していた気がします。
けれどあのときは、まさか夏がこんなに暑くなるとは、誰も予想していなかったのでしょうね。
今さらですが、話が上がったときに開閉式でも良いのでドームにしておけば……。
熱中症などの心配なく試合が出来たのかな、とも思います。
ところで、その甲子園。
10年ほど前に、1度だけ夏の大会を見に行ったことがあります。
その日も、あっつい暑い日で。
とりあえず内野の席を予約していったのですが……。
一塁側か三塁側か忘れたのですが、午前中ずっと日の当たる側の席で、
もう、
「あっつーーーーーい!」
の、ひとこと。
ジリジリと焼け付く日差しは、日傘なんてものともせず照りつけます。
持って行った水筒はすぐにカラになって、売店に飲み物を買いに走るわ、首に巻いたぬれタオルもすぐ乾いてしまうし。
もー大変でした。
ビックリしたのは、着ていったTシャツが汗でボトボトになり〈ホントに絞れそうな程汗まみれだったのです!〉とてもこのまま帰れそうにないので、慌てて近くの店に飛び込んでTシャツ買った程です。
行かれる際は、お着替えも忘れず持って行ってね。
そんな、もう本当に暑くて暑くて仕様がない中、
斜め前の席に座っておられるマダムの飲まれているビールが、それはそれは美味しそうで。
ビールタンク背負ったお嬢さんを見つけて、おもわず頼んでしまいましたわ。
その美味しかったこと。
炎天下のビールは最高です!
あ、そんな事はさておき。
とにかく暑いのはもうわかっているので、対策を万全にして。
1度は経験されてみてください。
高校野球観戦。
テレビで見ているのとは、もう、全然違います!
好きな方が、通し券を買って見に行かれる気持ちが、本当にわかりました。
あの、独特の雰囲気。
一球一球、投げて打ってをするたびに、どおっと沸き起こる大歓声。
アルプスからは、全身に響いてくるような、ブラバンの応援とそして声援。
焼け付くような日差し。
けれどそれを忘れてしまうほど真剣で若さみなぎる選手たちのプレー。
グラウンドだけではなく、
甲子園は、
どうやら応援席にも、魔物が棲んでいるようです。
今回も不思議話ではありませんでしたね~。
けれど、高校野球開催期間中の甲子園は、それ自体が不思議な空間なのかもしれませんね。
それではまた!




