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天国と地獄と境目と  作者: きゅうり
2/2

~神様の役目~

「…」

眩しい。

ここはどこだろう。


俺は…


「あ、!君が最後の人か!」


「にゃ?」

俺は、見てのとおり、猫だ。

大体、この人間は誰だ?人間…?


「え〜っと…死因は……」


「にゃぁん?」

俺は、誰だ?と聞いたが、どうせこの人間も、…俺の言葉は分からないと思った。


「あぁ、僕は…まぁ、神様とでも呼んでよ♪」


…は?

俺の言葉がわかるのか?


「にゃ、にゃにゃ!?」


「あぁ、僕は神様だよ?分かるに決まってるでしょ♪」


す、すげぇ…神様すげぇ……


「そんな事より、君、餓死か…捨てられたの?」


「…にゃ、……」


……………………そう、


俺は捨てられた。

ずっと愛してた、ご主人様に。


「でも、君さ、捨てられてないよ。」


え?


「君を飼ってたお婆さん、亡くなっちゃったんだね。」


…嘘だろ?……

ご主人様…


「君、天国に行ったら、すぐそばの公園に行ってみて。」


「にゃん。」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

俺は、言われた通りにした。


緑豊かな公園。




そこに、あるお婆さんが、散歩していた。


……ありがとう、神様。






―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――






どういたしまして、まめ君。

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