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パンと犬①  作者: かっしー
1/2

朝6時から朝6時30分まで

朝6時

パンが焼ける時間

そして

僕が目覚める時間


ご主人は僕のことを

ビスコと呼ぶ

長い足がチャームポイントの

トイープトルだ


僕は目が覚めると

大きな伸びをして

水を飲み

ご主人のいる工房へ向かう


「ご主人おはよう!」

僕がご主人の足を鼻でつつくと

「おはようビスコ」

と言って僕にパンの切れ端をくれる


今日はクリームパンだった

ふわふわのパン

トロトロのカスタード

口の中が甘くて幸せだ


なんて思うはずもなく

味わう前に食べきった

僕たちに犬にとっては

もらうことだけが目的なのだ


朝6時30分

お店がオープンする時間

僕はいつもの場所に寝転がる

こう見えて看板犬なのだ


どう見えてるかはさておき

夕方の6時までが

僕の勤務時間だ

今日はどんなお客さんがくるかな









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