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小さな椅子

作者: るい

人魚さん再登場させたかったので

ちょこっとしたお話書きました

小さな椅子



倉庫を掃除していたら

子供の頃に使っていた

小さな椅子を見つけた

捨てる?

でも、、、

そうだ!入江に置こう!


お気に入りの小さな入江

ここから見る景色は素敵!


風が気持ちよく通る場所に

椅子を置いた

美味しいものを食べながらだと

もっと楽しいかも

僕は椅子の上にクッキーを置いた

『誰でもどうぞ』


人魚がやってきた

「わぁ 素敵な椅子がある それにクッキーも!

美味しい!

なんて楽しいんだろう

ご馳走さま

クッキーのお礼に

これを置いていこう」


僕が椅子を見にいくと

綺麗な貝殻が沢山置いてあった

「なんて綺麗な貝殻 これは

独り占めにしておくのはもったいないなぁ

そうだウインドベルにしよう」


人魚が椅子を見に行くと

横に昨日置いた貝殻があった

「なんだろう 吊るされてる

不思議なかたち」

そこに風が吹いてきて 貝殻を揺らした

「わぁ!なんて綺麗な音!」

「こんな素敵な音色聴かせてもらえた

お礼しなくちゃ」


僕が椅子を見に行ったら

真珠が置いてあった

「月の光みたいに綺麗だな」

「これのお礼は何がいいだろう」

考えて

僕はバイオリンを弾いた

「綺麗な曲 一緒に歌ってもいい?」

人魚がやって来て言った

僕はこたえた

「ぜひ」

僕たちは素敵なひと時を楽しんだ


きっと椅子もそう思ったに違いない


お終い


ほっこりしてもらえたら嬉しいです

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