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恋と筆の暴落  作者: たぬきち6
1/1

出会い。そして、謎。

それは俺が高校二年になってすぐのことだった。


春風が入る教室で俺はあいつに出会った。


______四月上旬______

??『にいちゃん起きてる〜?もう朝御飯できてるから降りてきて〜』

下から聞こえる妹の声で俺は目覚めた。


俺は眠たい目を擦りながらリビングへ向かった。


??『もう!今日は始業式っていうのに!また遅くまで勉強してたんでしょ!』

朝からうるさいやつだ。


こいつは(霧崎 みさき) 俺の妹だ。夜遅くまで働いている母の代わりに毎日飯を作ってくれてる。

そして俺の名は(霧崎 仁) 私立遠山高等学校に通う

高校2年だ。

妹はその学校の中等部3年だ


みさき『早く食べないとみつきちゃんがまってるよ』


ピンポーン


みさきが玄関のドアを開ける。


みつき『ハロハロ〜お向かいにまいりましたぁ』

こいつの名は(猫宮 みつき)俺の幼稚園からの幼馴染だ。


みさき『いつもありがとうございます。今呼んできますね。』

俺は急いで朝飯を平らげ、行く準備をする。


みつき『あらあら___今日は私のために急いで支度してくれるなんて、嬉しいな!』

なんて自分勝手なやつなんだ

仁『なわけねーだろ。今日は始業式だから急いでるだけだ』

俺はみつきにつぶやく


まだこの時、俺の日常が非日常になることを知らない‥


____私立遠山高等学校____


みつき『今年も同じクラスがいいね!』

満面の笑みで俺に言う。

仁『お前がいるとうるさいから却下』

俺はつぶやく。


校門をくぐると、すぐ奥にある大きな桜の木の下で生徒達が群がっている。


みつき『なんの騒ぎだろう?』

二人は不思議そうにしながら桜の木に向かった。


??『今日も美しい!!』


?『どうやったらあんな美人になれるの!』


そこには、金色の長い髪、白い肌、虚ろな瞳の女がいた。


仁 (あんなやつこの学校にいたっけ?)

俺はその女をじっと見つめた。


すると女が俺に気づいたのか、目が合う。

近づいてくる。


女『あなた名前は?』

女は俺に話しかける。


仁(なんだこいつ____いきなり名前を聞くなんて)

俺はこの女に少し疑問を感じた。


仁『霧崎‥仁だ』

俺は少し戸惑いながらも答えた。


すると女の表情が変わった。


女『あ‥あんたが霧崎 仁なのね‥』

女も戸惑っている。


女『私の名前は高円寺 らいさ よろしくね

霧崎くん』



仁(なんなんだこの女)


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