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No.333.生滅-soul down-

ふっと振り向いてみれば 頬をかすめた君の弾丸 きらりと光る銃口

二発目が放たれた時 流していたのは血の涙


撃ちぬかれたのは誰だったのか わからずにまどろみ 消える

残されたのは 記憶の断片

ペニシリンに冒された部屋で 泣き叫ぶ 紅の猫


銀の十字架は 鈍色に微笑みかけているだけ

窓にうつる嵐の空 舞い散るのは 時の欠片


ジグザグに飛ぶ 蜂の一撃が まるで鉛の威力

砕け散り 四散した 石灰色の生の命

喉が乾ききっても 水さえも受け付けず 枯れる


死を唄う 生人 生を唱える 死人 不協和音が聞こえる

覚えの無い声が 脳髄の中を 足先から頭のてっぺんまでつんざく

黒い やたら黒い 色した 正義をふりかざす

白い やたら白い 色した 邪悪を見下す

欠片も残らないまま 消滅していく この魂

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