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No.314.輝ける宝石を胸にいだいて
トキメキを求めてるはずなのに 増えるのは傷ばかり
言葉だけでつくられているこの区画
様々な出会い 多様な繋がり
どこでどんな風に 何が起こるかわからない
明日 ぽんと浮かび上がるかもしれない
逆に全く 沈みまくったまま でてこないかもしれない
それこそ神のみぞ 知るって奴
それは それは とても とても 小さな奇跡
まるで 塵のように 積もり積もって出会いが生まれる
そのうち 生まれるかも しれないし 生まれないかもしれない
恋って奴は 果てしなくはかりしれない
心の奥底の更に深い所に眠る無限の欠片
一度目覚めれば 無尽蔵に溢れてゆく
それこそが 活力になって 腐りかけの燃え尽きた魂さえも
つき動かす事が出来る 輝ける宝石