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どうもお風呂は必須らしい




 王都の市街に潜んでいた魔族を打ち倒した水明たち。



 王城に戻ったあと、アルマディヤウスたちに戦況を報告。労いの言葉を受けてから、その後は王都外で魔族の動きを探っていた斥候の報告を受領した。

 魔族の本隊は王都から15里(約60キロメートル)ほど先の森林まで下がっており、目立った動きはない様子。魔族に動きがあればすぐにでも出動できるよう確認し合い、この日の報告を終えた。



 しかしてそんな水明はいま、男三人揃って城内にある浴場にいた。

 アステルでも基本的に入浴は清拭かサウナ式なのだが、女性陣のお風呂に入りたいというノイジーなマジョリティに敗北を喫し、魔術で工事を行うことになった。

 要望を聞いて手早く済ませたものの、どういうわけかうだうだしている女性陣に先んじて、水明と黎二、エリオットが入ることになった。



 いまは洗い場で腰に手拭いを巻いて、裸の付き合いである。



「まさかアステルでもお風呂に入れるとはね」


「入れないと嫌だって駄々こねるヤツばかりだから。俺とマリーで突貫工事しましたよ」



 エリオットは期間限定のリニューアルした浴場を見回して、機嫌良さそうに鼻歌を歌う。



「これは便利だね。ちょっと見直したよ」


「だからって便利屋扱いはしてくれるなよ? 俺は何でも屋じゃないからな」


「そう? 君、こういうことする仕事に転職したら? そっちの方が世のため人のためになる」


「やったらやったで世の中失業者で溢れ返るからノーセンキューで」



 水明とエリオットがそんな話をしていると、今度は黎二が口を開く。



「ほんと、なんでもできるんだね」


「なんでもできるようになろうとするのが魔術師だからな。世のあらゆる願いを叶えることができる万能になろうとしてるヤツが、風呂の一つ二つ作れないようじゃあ失格だろ」


「ふーん」



 黎二はそんな返事をしながら、浴場内を見回す。

 洗い場には鏡が設置されており、正面には富士山が描かれていた。

 友人にじっくり観察され、何を言われるか分かったのだろう。

 水明は気まずそうに目を伏せる。



「…………ま、見てくれに関してはノーコメントでお願いしたい」


「これ、銭湯だよね。それも近所の松の湯さん」


「へえ、そういうの了解なく真似するのは、違反行為なんじゃないのかい?」


「そうだね。著作権の侵害とかに触れそうかなー」


「異世界に著作権もクソもねえ。以上」


「ひどい言いようだね」


「ってか仕方ないだろ。俺の知ってる大浴場はドイツのヤツかリゾートスパかあそこくらいだ」


「じゃあドイツのスパでもよかったんじゃない?」


「こう、ああいうところのはスケールがデカすぎるっていうか。水が必要以上に多くなりすぎて湯を用意するのが大変っていうか」


「エコな感じに?」


「そ。エコな感じだ。魔力的にな」


「結構無茶苦茶やってるくせにかい?」


「うるせえ」



 水明は履き捨てるようにそう言って、銭湯にいるおっさんよろしく、手で湯船の湯を掬って顔にバシャンと浴びせる。



 一方で黎二は木桶を掴み、湯を浴びた。



「悪いが俺の世界の流儀だ。入る前は身体を流してくれ」


「構わないよ。湯浴みをするとき、身体を先に洗って湯船に入るのは僕の世界でも同じだから」


「そか。なら別に言わなくても良かったか」



 三人それぞれ身体を洗ったあと、湯船に浸かる。



「気持ちいいね」


「ああ。なんていうか、たまにはこういうのもいいなって感じるな」



 水明はそう言って、空手に魔術を起動してプラスチックの手桶を再現する。それでタイル面を叩くと、よく聞くような『かぽーん』という音が浴場内に反響した。



「なんだいそれ?」


「風情だ」


「あははははは。確かに銭湯はその音がなくっちゃね」



 そんな風に、男三人ゆっくりと湯に浸かっていた折のこと。

 ふと、エリオットが神妙な表情を見せ、切り出した。



「これから僕、ちょっと戦い方を変えることになると思う」


「うん? 突然一体どうした?」


「いやね。どうも勇者の力って言うのかな? あれが前より弱くなったような気がしてさ」


「は?」


「え?」


「レイジにはそんな感じはないかい?」


「いや、僕の方はそのままだけど」


「そうか……」



 エリオットも自分の力の変化に、どこか困惑している様子。



「でもそれで戦い方を変えるっていうのは?」



 黎二が核心部を訊ねるが、それにはいち早く水明の方が勘付いた。



「勇者の力だけで戦えなくなったから、これからは余裕を見せられないってとこだろ」


「……わかった風な口を叩かないで欲しいね」


「実際そうだったろ。で、そんなことになったから、これまで隠していた自分の力を使うってことだ」


「ま、そういう風に思ってくれればいいよ」


「でもどうして突然そんなことになったんだろう?」


「わからないね。急に女神さまの信仰力が減ったとも思えないけど」


「むしろ今回の件で縋る奴が増えるはずだ。人は追い詰められれば追い詰められるほど神サマってモンに縋りたくなるからな」



 三人、湯船に浸かって頭を悩ませるが、結局答えは出てこない。



「ま、何かはわからんが、何かが起こってる可能性はあるな。あとでハツミにも訊いておく」


「そうだね。この件は彼女とも話しておかないといけないな」



 水明はそんな話のあと、黎二に気になったことを訊ねる。



「そうそう。黎二、お前がまた強くなった話なんだがな?」


「え? うん。いや、水明が言うほど強くなったわけじゃないよ」


「妙な謙遜はよせって……やっぱそれサクラメントの力なのか?」


「…………うん」



 黎二が神妙に頷く一方で、エリオットが訝しげな表情を向ける。



「その話、随分こだわってるみたいだけど、何か良くない話なのかい?」


「良いか悪いかその辺りは俺にもよくわからん。その辺、同じように持ってる人に聞いてもはぐらかされたりするからな。ただ使う力が自分の積み重ねの結果じゃなくて、根源から少ない代償で引き出すってことがどーも嫌な感じでさ……」


「身に余る力は、やがて自分に返ってくる。基本だよね」



 エリオットがタオルで顔を拭うと、黎二が言う。



「そんなに深刻なものじゃないよ。僕の魔力を使って引き出してるわけだし。他に何か代償を取られてるとか、契約しているとかもないから」


「その辺り、君は何か知っているのかい?」


「わからん。だけどまあその関係で、向こうでサクラメントを使う人から、ちょっとした伝言を引き出してきた」


「伝言?」



 聞き返す黎二に、水明は戻った折に聞いた話を口にする。



「内なる声は己に潜む欲望だ。耳を傾けすぎると己が蝕まれる。声が指し示すものは、決してすべてが真実というわけではないのだ。だとよ」


「随分とまあ不吉な伝言だね。それ使ってると精神汚染でもされるのかい?」


「いや、そんなことはないと思うけど……おかしなこともそんなにないし」


「そうか……って、おかしなことがあるのかよ!!」



 堪らず突っ込みを入れる水明を、黎二が焦ったように宥めにかかる。



「そんなにひどいものじゃないから心配しないで。ちょっと不思議なことが起こるってだけだから」


「ほんとに大丈夫なのかよそれ……」



 水明の心配は拭い去れない。特にサクラメントのことは自分の専門外であるため、状況がまったく読めないからだ。



「でも、その伝言。どういうことなんだろうね?」


「要は強い力を手に入れて、それに溺れるなってことなんだろ。まあそういうの、お前とは無縁な気がするけどな」


「…………うん」


「ま、何かあれば周りに頼ればいいさ。最悪俺がどうにかする」


「そうだね。そのときはよろしくお願いしようかな」


「おう。任せろ」



 水明はそんな風に、頼もしい言葉を口にする。

 そんな二人のやり取りを見て、くすくすと笑いながら「やっぱり君お人よしなんじゃないか」と言うエリオット。そんな彼に向かって、水明は見られたくないところを見られたような苦い顔を見せる。


 当然、そこで噴き出すのは黎二だ。肩を震わせる彼の姿を見た水明は、バツの悪そうに背を向けた。



 ……そんな風に、湯のぬくもりを楽しんでいた頃。

 耳を澄ませ……なくても、いくつもの甲高い声が聞こえてきた。

 何故か急に脱衣所が騒がしくなったようだ。声もいくつか、聞き覚えがある。



「……なんだ?」


「何かあったのかな?」


「急に何かあったっていうなら、魔族が動き出したとかだけどね」



 すわ緊急事態かと、湯船から上がろうと顔を見合わせる三人。

 そんな三人に、さらに大きくなった声が聞こえてくる。



 グラツィエラとティータニアのものだ。



「……構わんだろう」


「……構います! ……なのですよ!?」


「別に気にする……ない」



 どうやら脱衣所で二人が言い争っているらしい。

 ただ、声音がそこまで切羽詰まったものではないため、魔族に関するものではないようだということが窺える。


 それにほっとしていたのもつかの間、再びティータニアの声が聞こえてきた。



「気にします! それに……スイメイやエリオット様までいるんですよ?」


「な……られなければいい話だ」


「あああああああ! 話が通じません!」


「ダメ! ダメだよグラツィエラさん! ああっ!」



 次に聞こえてきたのは瑞樹の声だ。こちらもかなり焦っているようで、追ってドタドタという暴れるような音も聞こえてくる。



「あいつら脱衣所で何してんだよ……いまは男の時間って先に決めたはずだぞ」


「なんかとても悪い予感っていうか……そうでないような」


「これを嫌な予感と取るか良い予感と取るかは僕たちの心がけ次第じゃないかな?」



 水明と黎二は頭を抱え、一方でエリオットだけは楽しそうにしている様子。

 そんな中、引き戸をガラガラと開かれる。

 入ってきたのはグラツィエラだった。



「邪魔をするぞ」


「ぶー!?」


「なにごとー!?」



 まさかの事態に、水明と黎二は狼狽。

 グラツィエラはと言えば、裸体にタオルを巻いて、堂々とした様子で乗り込んでくる。

 それでも、薄絹一枚。身体のラインははっきりと見えている。

 もともと気にしない性格なのか。それともタオルで隠しているから気にならないのか。彼女はやたらと平然としていた。



 グラツィエラは動揺して噴き出す水明に、胡乱な視線を向ける。



「どうした?」


「どうした? じゃねぇよ!? なんで入って来てんだよ!? いまは男の時間って決めただろうが!?」


「別に構わんだろう。あと、貴様は私を見るな。目を潰すぞ」


「なんだその理不尽は! つーか黎二はいいのかよ黎二は!?」


「れ、レイジは構わん……」



 グラツィエラはどことなく面映ゆそうに、顔をプイッと背ける。

 もちろん、水明はそこですかさず叫んだ。



「なんかこういうの久しぶりだなオイ!」


「あー、なんかわかるねそれ。こういうのよくありそうだ。うん」



 困惑する黎二をよそに、エリオットがうんうんと頷く。

 すると、脱衣所からさらに声。先ほどグラツィエラと言い合いをしていたティータニアのものだ。



「仕方ありません! かくなる上は突貫します!」


「ちょっとティア! ダメだよ! ダメだったら!」


「私には負けられない戦いがあるのです!」


「待って! 落ち着いてって! ああもう!」


「おい待て二人とも! 早まってはいけないぞ!」


「そうよ! 瑞樹さんやティータニアさんまで行ってどうするのよ!」



 瑞樹とティータニアの声に続いて聞こえた声は、レフィールと初美のものだ。

 何かを決意したような瑞樹の声が聞こえてくる。



「うう、こうなったら仕方ないよ! みんなで行こう!」


「ちょ、どうしてそうなるんですか!?」


「だって、そうしなかったら、どうなるかわからないんだよ!? それなら理性を保ててる私たちが付いていれば最悪は避けられるかも!」


「く、女は度胸と言うことか……」


「そうですね! ここでやらねばいつやるのか、ですね!」



 何が女は度胸なのか。何がここでやらねばなのか。こいつらの理性はすでに崩壊している。

 やがて浴場の扉が開け放たれ、身体にタオルを巻いた女性陣が入ってくる。



「ぶっほぉおおおおおおおおおおおお!!」


「ちょ!? ちょっと!? どうなってるの!? どうなってるのこれは!?」


「あははははははははははははは!?」



 水明と黎二は混乱の極みで、その周りだけ阿鼻叫喚の巷である。

 エリオットは湯船の(へり)に身を預け、腹を抱えて笑っているのだが。



 ティータニアが立ち止まる。



「勢いで入ってしまいましたけど、どうしましょう!?」


「どうするって言ってもここまで来たら……」


「わ、私は、まあ、身体を洗わせてもらおうか……」



 そそくさとそれぞれの行動に移るレフィールと初美に、瑞樹は何を感じ取ったのか。



「れ、レフィールさんと初美ちゃん、何か余裕そうだよ!? どうして!?」


「え? いえ、私は別になにも……」


「別に余裕などではないぞ。いっぱいいっぱいだ?」


「そんな風にはないよ! ちょっと気になるんだけど!」



 それは、まあ確かに裸のトラブルはレフィールや初美に一日の長はあるのだが。



「と、とりあえず身体を流して湯船に入りましょう。そうすれば、少しは……」



 そう言って湯船に近づいてきた初美が、水明の目の前でつんのめった。

 そのまま、水明に向かって飛び込むように転んでしまう。



「きゃぁあああああ!?」


「うおっ、うっぶっ!?」



 直後、水明の顔面がひどく柔らかいものに覆われ、圧迫される。のみならず、バランスを崩そうとしまいとしているのか初美の腕が頭の後ろに回されたせいで、さらに押し付けられる事態となった。

 むにょん。ふにゅん。



「ちょ、水明! 動かないで! 倒れちゃう!」


「うー! うー! うぐー!」


「くっ、しまった! 先手を取られたか!」



 水明が初美ともんどりうって藻掻く中、レフィールが歯噛みする。

 他方、呆れている者が三人ほど。いつの間にか入ってきたハイデマリーとリリアナ、そしてフェルメニアが仲良く身体を洗っていた。



「何をしてるの、ですか、皆さんは」


「さっき誰か言ってたけど、負けられない戦いなんじゃないかな。ボクはよくわからないけどさ」


「あれでは、乱痴気騒ぎと言われても仕方ありませんね」


「そうだね。レディにあるまじき行為だよ」


「ダメ、ダメです」


「スイメイ殿の無様な姿は面白いですけどね」



 三人がそんなお話をしている。

 主に勝手に入ってきた女性陣に対するものだが、ひどく呆れているらしい。一部水明にただならぬ恨みがある人物は、面白がっている様子だが。



 そんな中、ハイデマリーが水明に向かって声を張る。



「水明くーん。折角造ったお風呂をいかがわしいお店みたいにしたらダメだからねー?」


「俺にそんなつもりはねえっての! っていうか初美! 暴れるな! 頼むから! げほっ、ごほっ! きっ、気道にお湯がっ!」



 ぎゃあぎゃあ。風呂は混乱でしっちゃかめっちゃかになっていた。



「いやぁ、まさかこんなに面白いものが見れるとはね」


「ですがもう少し静かに入るべきです。それが湯浴みのマナーでしょう」



 他方、エリオットとクリスタは二人でまったり入っている。

 こちらはお互い抵抗感はないのか、仲良くしているらしい。



「グラツィエラ殿下! はしたないですよ!」


「別に私はそうは思わんが? ティータニア殿下もこっちに来ればよいのではないか?」


「ぐぬぬ……このままではなりません。やはり湯船に突撃するしか……」


「ちょっとティアまで!? っていうか瑞樹……瑞樹?」


「あわ、あわわわわわわわわ……」



 瑞樹はもう一杯一杯なのだろう。声を上げながら右往左往している。

 その一方で、黎二の隣に滑り込むティータニア。



「れ、レイジ様! し、失礼いたします!」


「ティ、ティア!」


「ティータニア殿下! 近づきすぎだぞ! 一国の姫がはしたないのではないか!?」


「どの口が言うのですか! そもそもグラツィエラ殿下が暴走しなければですね!」


「ふ、二人とも! 僕を挟んでケンカしないで!」


「誰のせいだと思っているんだ!」


「そうです! レイジ様も自覚なさってください!」



 黎二を挟んでぎゃあぎゃあ言い合うティータニアとグラツィエラ。その一方で、水明たちの方はと言えば。



「さすがにこのままでは本当にマズいな。主にスイメイくんの命が」



 …………そんなドタバタがあって、しばらく。



 みな湯に浸かったおかげか、騒ぎは多少なり落ち着いた。

 下手に上がると湯冷めしてよくないということで、全員そのまま入浴。

 タオルを巻いて、隠すところは隠しているが、もちろんそれで慣れるわけはなく、エリオットやクリスタ、ハイデマリーやリリアナ、フェルメニア以外は、みんなぎこちない様子だった。



「……水明君、すまない」


「まあ、こればっかりは仕方ないさ」



 一方で、水明はレフィールの呪印の効力を抑えるため、彼女に魔術を掛けていた。

 背中を片手で支えつつ、上腹部から下腹部まで届く呪印に手を当てる。

 効力を押さえる施術はこれまでにも定期的にやっていたことであるため、これに関しての恥ずかしさは互いになかった。



 それはともかく、水明が初美に言う。



「というか頼むからはっちゃけすぎないでくれ。レフィールもまだこの問題があるんだ。他のみんながいろいろ考えてくれないとさ」


「ごめんなさい……」



 初美も申し訳なさそうに謝罪する。

 しかし、そんな殊勝な心掛けを持たない者もいるもので。



「なぜ貴様にそんなことを言われなければならんのだ」


「そうです。スイメイがしっかりしないからいけないのですよ?」


「お前らはほんとよ……ほら、黎二も言ってやれ。お前が言うのが一番だ」


「え? 僕に振るの?」



 黎二が突然責任を振られて困惑する一方で、二人がぎゃあぎゃあ騒ぎ出す。



「貴様! レイジに振るなど卑怯だぞ!?」


「そうです! 恥を知りなさい! 恥を!」


「だからどの口が言ってんだテメェらはぁあああああああああああああああ!!」



 水明の怒鳴り声が、浴場内に響いたのだった。




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