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2人の聖女が繋ぐ物語  作者: ねがぽじ
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屋敷の手伝いをして迷惑をかけました(5話)

☆2人の聖女が繋ぐ物語☆


〜第5話〜


(この話は、悪役令嬢のアイリーン·アダンの視点です)


前世は、無能で虐められていました。

でも車にふっ飛ばされて死にました。

気が付くと悪役令嬢のアイリーン·アダンにいあた転生していました。

だから今度こそは、破滅フラグに負けないように生き抜くって決意しました。

だから破滅フラグを回避する為に屋敷の者の好感度を上げようと思いました。

だから最初にメイド長のアンに会いに向かいました。


「アンさん、少しだけよろしいでしょうか……?」


私は、おどおどしながらアンさんに話し掛けました。


「おや、アイリーン様、どうかされましたか?」


アンさんは、私に話し掛けられて戸惑いながら私を見つめました。


「あ、あの、日頃、我儘を言って迷惑をかけています。

だからその……罪滅ぼしに何かしたいです……

私に何か手伝わせてください……」


私は、おどおどしながら控え目にアンさんを見つめました。


「いえ、気にしないでください。


そうですね……

それならばこの部屋を掃除してもらえませんか?


使っていない部屋です。

だから急がなくても良いです。

自分のペースで掃除してください」


アンさんは、少しだけ考え込んで1つ部屋に案内されました。

そしてこの部屋を掃除するのをお願いしました。


「わ、解りました……

掃除を頑張らせてもらいます……」


私は、両手を軽く握り締めて掃除を頑張る事を約束しました。

アンさんは、満足そうに頷いて部屋から出ていきました。


「この部屋の掃除ってそんなに汚れていませんよね。

多分気を使って綺麗な部屋を掃除をするのをお願いしたのですよね。

アンさんの期待に答える様に頑張らないといけませんね……」


私は、両手を軽く握り締めて掃除の意気込みを表しました。

10分ぐらいで部屋の掃除を済ませました。


「部屋が綺麗でしたからあんまり掃除をするところがありませんでした……

せっかくですから他の部屋も掃除をしましょう……」


私は、他の部屋も掃除をしました。

他の部屋も綺麗でそんなに掃除をするところがありませんでした。


「アンさん、部屋の掃除が終わりました。

その……

他の部屋も掃除を済ませておきました……

確認してください……」


私は、おどおどしながら部屋の掃除を終わらした事を知らせました。


「えっ!?

もう掃除が終わったのですか!?


そ、それでは、確認をさせてもらいます」


アンさんは、綺麗な部屋を掃除をするのが遅くて驚いている様でした。

そして私の掃除をした部屋を確認をする事を知らせました。


アンさんは、私の掃除をした部屋を1つづつ確認をしていきました。


「あ、あの……

どうでしょうか……?」


私は、アンさんが何かを考え込みながら部屋を確認をして行くのを見て不安そうにアンさんを見つめました。


「い、いえ、何でもありません。

掃除は、大丈夫です。

部屋の掃除を手伝ってくれてありがとうございました」


アンさんは、慌てて少しだけ頭を下げて部屋の掃除の感謝を表しました。


「いえ、あの……

アンさんの手助けが出来て良かったです……

私に何か出来る事が知らせてください……

アンさんの手伝いは、何でもさせてもらいます……」


私は、おどおどしながらアンさんの手伝いをするのを提案をしました。


「その時は、よろしくお願いします、アイリーン様」


アンさんは、少しだけ頭を下げて手伝いをお願いする事をお願いしました。 


私は、アンさんが私の掃除を仕方が悪くて呆れたのだと思いました。

私に気を使わせて悪いことをしたと思いました。


私は、アンさんと別れて1度自分の部屋に戻りました


「次は、料理長のロックさんに会いに行きましょう。

私でも料理ぐらいでしたら手伝えますよね……」


私は、料理長のロックさんに会う為にキッチンに向かいました。


「ロックさん、少しだけよろしいでしょうか……?」


私は、ロックさんに話し掛けるのが迷惑かもって思いおどおどしながらロックさんに話し掛けました。


「おや、アイリーン様では、ありませんか。

どうかされましたか?」


ロックさんは、私に話し掛けられて不思議そうにキョトンと首を傾げました。


「実は、ロックさんの料理を手伝いたいと思いました。

その……

迷惑でしょうか……?」


私は、おどおどしながらロックさんの料理の手助けをしたいのをお願いしました。


「アイリーン様がですか……?

そうですね……


それでは、お願いできませんか、アイリーン様」


ロックさんは、困った様に苦笑いを浮かべました。


「ありがとうございます。

それでは、よろしくお願いします、ロックさん。


あ、あの……

私は、何をしたら良いのでしょうか……?」


私は、頭を下げてロックさんに料理を手伝わせてくれる感謝を表しました。

そして控え目にロックさんを見つめました。


「そうですね……


それならばここに置いてある野菜の皮を剥いてくれませんか?」


ロックさんは、野菜を剥くのをお願いしました。


「わ、解りました……

野菜の皮を剥きます……」


私は、緊張した様に両手を前で握り締めて野菜の皮を剥く事を賛同しました。

野菜の数が少なかったですから直ぐに野菜の皮を剥くのが終わりました。


「ロ、ロックさん、野菜の皮を剥くのが終わりました……」


私は、おどおどしながら野菜の皮が終わった事を知らせました。


「えっ……?

これは……


そ、そうですか……

ありがとうございます、アイリーン様。


それでは、次にここに置いてある野菜を千切りしてもらえませんか?」


ロックさんは、ここに置いてある野菜を千切りにしてほしい事をお願いしました。


「わ、解りました……

それでは、野菜を千切りさせてもらいます……」


私は、緊張しながら野菜を千切りする事を約束しました。

野菜の数が少なかったですから直ぐに野菜の千切りを終わらせる事ができました。


「あ、あの……

千切りが終わりました……」


私は、千切りが上手に出来たか不安でロックさんを見つめました。


「こ、これは……


あ、ありがとうございました、アイリーン様。


料理の手伝いは、もう大丈夫です。

料理を手伝っていただいてありがとうございました」


ロックさんは、頭を下げて料理を手伝ってくれた感謝を表しました。


「い、いえ……

ロックさんの料理の手助けになったのでしたら良かったです……」


私は、ロックさんが私の料理をするのが下手でこれ以上料理の手伝いが迷惑だと思い遠回しに断ったのだと理解しました。

だからロックさんの迷惑にならないように頭を下げて料理をするのを迷惑かけた事を謝りました。


私は、これ以上屋敷の人達に手伝いをしたら迷惑になるって思い自分の部屋に戻りました。

私は、手伝うのに迷惑をかけたのを自分の無能さに落ち込みました。


〜つづく〜



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