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こんなズボラな私が聖女って…   作者: 仁科ジェシカ
4/5

思いこみって、めんどくさい

あれ?


これってヤバい?


振り向くと、焦点ブレブレの男が一人血の滴る包丁を握って、ぶつぶつと呟いている。



「俺がこんなに愛してるのに、あんな親父の愛人になりやがって!」


「おまえは俺だけのものだ!」


「あんな奴に渡すくらいなら…ううう」


「どうして裏切った!」



意味不明なんですけど…

っていうか、あなた誰???


え、えっと…刺されると痛さよりも熱いのね。


あ、でも…あとからドクドクした痛み来た!


ヤバい、痛いかも…全身バクバク言ってる!


出血すると、視界がぼやけるし考えるのがゆっくりになるのね。

あ、これがいわゆる走馬灯?なるほど!


などと、得意の問題の先送りをしたところで、

急に何にも考えられなくなり、周りの悲鳴すら、すごく遠くに聞こえてきて、強制的に意識が暗転した。

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