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32(7)

朝、寒っ


廊下掃除が終わって一旦教室に戻り、部活動の時間になるまでそこで時間を潰す。

それがいつもの俺のスタイルだ。

もっとも時間つぶしの相手がいなければ、直ぐに部室に向かうのだが、その日は斎藤と高山の二人がいたのでとりあえずバカ話をしていた。

二人がいる時はギリギリまで教室で時間つぶしてから行くのが俺の日常である。

ちなみに斎藤は帰宅部、高山は卓球部で、この後、斎藤は直帰、俺と高山は部活動に向かうことになっていた。


「それで小田原先輩が急に服脱いで、踊りだしたんだよ」


「すげーな。俺にはとても出来ないや」


放課後の教室には雑談を楽しむ生徒の輪がいくつもあった。

そのうちの一つが俺達の輪である。

今は高山の話を楽しんでいるところだった。


「雨音さん、あの」


突然見知った女生徒が男子の輪に戸惑いがちに俺に話かけてきた。

美影である。

おそらく、そろそろ部室に行こう、って誘いに来たのだろう。


「あ、そろそろ時間か。んじゃ、斎藤高山、また明日な!」


「ベリーシット!」


「呪われろ!」


俺は美影に返事をすると、立ち上がって、斎藤と高山に手を振った。お別れの合図に二人も心よく応じてくれる。

二人は女生徒にお迎えしてもらえる俺が微笑ましいのだろう、なぜか憎々しげにこちらを睨みつけている。

……っふ。

ふわははは、勝ち組!勝ち組!

見ろよ二人の悔しそうな羨望の眼差しッ!

この瞬間だけが至福よっ!


こんな考えではいつか友達なくしそうだが、二人はとても理解ある友人なので次の日の朝、俺の頭小突くだけで許してくれるのだ。

痛いけどねっ!


「それじゃ部室行こうか」


俺は美影と隣り合って歩きながら、鞄を肩に背負い直した。

ズシリとした重みが制服を通して皮膚に伝わる。中の教科書が重石になっているのだ。

もうすぐやってくるテスト期間に備えてのことだけど、おそらく持って帰るだけで、開きもしないだろう。けど置いておくと不安に駆られるので、仕方ないのだ。


「そ、そうじゃなくて、」


「え?」


言いづらそうに彼女は目を伏せた。

教室の敷居を跨いでから言われても、といった感じだが、彼女が一体何を言いかけたのか、皆目見当がつかなかった。


部室に行こうに対し、そうじゃない?

……んじゃ、何?

何が言いたいんだ?美影は。


「あの、その」


こそあど、2つを呟いてから美影は臍を固めたように続けた。


「少し、お話しませんかっ!?」


「は?」


なんだなんだ?お話なら現在進行系でしてるじゃないか!っていうことはここじゃできない話っ!?

強い口調で美影は言った。




少しだけ頬を赤らめた彼女と一緒に廊下を歩いて、人気のない学習室に足を踏み入れた。

移動の間中、彼女はずっと無言だった。

一体どうしたのだろう。

和水のように饒舌なキャラじゃないにしても普段の彼女からは想像もつかないくらい思いつめた顔だ。

まさか、…まさかっ!?

俺はよぎった甘い考えを頭を揺すって振り落とした。


学習室の中は日暮れて薄暗かった。

少子化の影響で余った教室を学習室と銘打ち図書室の本を適当に並べた簡素な部屋だ。

滅多に利用する人なんていない。

置いてある本の種類は少ないし、元はただの教室なのだ。

狭いだけで息苦しい。


現に俺も中に入るのは初めてだった。

こんなとこに人がいるはずない。


人気がないとこで男女ふたりきり……。

これって!これってさぁ!


俺は確信に似た甘い考えを抱きまくっていた(?)。

人気がないッ!ラブフラグ!急展開!新展開!恋はジェットコースター!告白シチュエーション!神!ドロローサへの道!天使!カブトムシ×4!


昼休みに見た中津川と楓の姿が思い出される。

そうだ、そう。この状況、

俺は俯いて密かにほくそ笑んだ。来た、でしょ、これ。完璧に。

犇めく愛の鼓動を体全体に巡らせて美影の次の言葉をまった。


ありがとう楓、ありがとう中津川。あなたたちのおかげで美影が触発されて俺に思いのたけをぶちまけるみたいですよっ!

ああ、できることなら今すぐ二人に感謝の言葉をぶつけ…


「来たね」


「たいっ、って、……」


薄暗い室内。

ぼんやりと浮かぶ輪郭。

黒い髪に白い顔。


「うわぁぁ!」


なっ、かっ、つっ


「大きい声出さないでよ。うるさいから」


がっ


「わあああ〜!」


俺の目の前には中津川がいた。

遠くをみるような目で俺と美影を見ている。

そりゃ、今すぐ会いたいとは言ったが急過ぎるだろ!そんなの本気で望んでないよっ神様っ!


隣りの美影を見てみると、イタズラが見つかった子供のようにモジモジとしていた。


「ど、どういうこと?」


怒らないから、言ってご覧。

美影は指を絡ませながら、質問に答えてくれた。


「あのですね、さっき佐江ちゃんと二人で話をしていて、」


今更だが、『佐江』というのは中津川の下の名前だ。

フルネーム中津川佐江。

男子の俺が女子を下の名前で呼ぶなんて恐れおおいことできないから、少しややこしくなっている。

そんな俺が学校の女子の知り合いで、下の名前で呼んでいるのは部活の人だけだ。理由、それがルールだから。


「佐江ちゃんが『誰にも言ってない?』って私に聞いてきて、それに、…なんだか罪悪感を感じてしまって、『雨音さんについ』って答えたんです。そしたら佐江ちゃんが『そう。じゃ表連れて来て』って…」


「あー、そうなの」


あらあらまあまあ。

あらあ…

あ…ま…

あ……かゆ、うま…

……ぎゃぁぁあ、ヤられる!


「そういうこと」


穏便なクールビューティー中津川がキレてる!

うわぁ!

っは、ち、違う!

こ、このままじゃ俺はまだしも美影まで裁きの対象になってしまう。

それは誤解だっ!


「中津川っ!」


「なに?」


「違うぞ!俺はたまたまお前が楓に告白するのを見ただけであって、美影がポロリと口を滑らせたわけじゃないからなっ!勘違いすんなよっ!」


俺の弁明に、視界端の美影はカァと赤くなった。

はははは、庇ってる俺の男気に惚れてるのかな。だけどそれも見納めだぜっ!だってこれから中津川にほふられるからっ!

言い切った瞬間俺は目を閉じた。

彼女の反応が怖かったからだ。

一瞬の静寂。

一瞬の暗闇。

一瞬の安堵。

気休めが俺を優しく包み込む。


「…中津川、さん?」


反応がない。

俺のハッサンばりの仁王立ちに感動して言葉も、出ない、とか?

そっと閉じていた目を開けて、彼女を見てみた。

現実は眩しすぎて直視できない、なんてことなく、事も無げに中津川を視界に捕捉することができた。


彼女は、完熟トマトのように耳まで赤くしていた。

薄暗闇でもわかるくらい、隣りの美影なんて目じゃないくらい、真っ赤かだ。


「な、中津川、ど、どうした?」


「そう、だよね」


「へ?わ、わかってくれたのか?」


美影は何も悪くないって事を。


「私っ、」


中津川はわなわなと震える唇で言葉を紡いだ。

わわわわ!怒りか?怒りからこんなに震えてるのかっ!?

こわい、こわいよっ!

してない、小馬鹿になんかしてないから!許してよ!


「ほんっとに五十崎に告白したんだよねっ、すごい、すごいよ!この私が本気で思いを彼に告白したんだよっ!今でも信じられないっ」


「は?」


「表!」


「はぃい!」


ピシャリと名前を呼ばれて自然背筋がピンとなる。上官みたいだ。さながら柿沢部長。


「これってどれだけ凄いことか分かる!?」


「な、なにがっすか?」


自然敬語になる。


「いつもオドオドしてて男子ともまともに会話できない私がだよっ!一人の女子として、憧れの男子にキチンと告白したんだ!これって凄い!流石に最後は恐くて逃げて来ちゃったけど、あれだけやれたんだから頑張ったよ!これも全部美影のお陰だよ!ありがとう、美影!」


いやぁ、そんなこと言いながら照れたように頭をかく美影。


「は?」


「生徒会で五十崎と一緒になってから結構経つけど、このまま墓場まで持って行こうとして感情を美影が掘り出してくれたんだ。感謝の言葉もないよ!私は次の段階に進んだんだ!飛んだ、飛んだんだよ!」


「え、えーと」


ごめん、話見えない。

つぅか、なに、この人。

何がクールビューティー?


「あの、えっと、美影に感謝、してるの?」


恨んでないの?


「感謝しなきゃ失礼だよ!だって美影は私にアドバイスしてくれたんだから。結果はまだわからないけど、一つ上の段階に入ったという点では言葉じゃ言い表せないほど感謝してるよ」


「そんなに誉めないで下さいよ。照れるじゃないですか」


「照れていいよ。誉めてるんだから、ふふ」


「ふふふ」


「「ふふふふ」」


なんてこと言って二人一編に笑いだしやがった。

わからん、わからない、女子というものが、まったく。


「あ、あの、それで、な、中津川?」


「あっ、ごめん!一人で喋り過ぎだったよね!?違うのっ、違うのよ!私が言いたいのは私がステップアップしたことじゃなくて、いや、それも分かって、というか理解して欲しいんだけど、その、別の意味でね、つまり、」


ああ、わけわかめ。

お前の鍵括弧で埋め尽くす気かよ。このマシンガントーク。

ちょっとやそっとじゃとまらなーい、てか。

時々どころか進行系で迷惑だよっ。

斎藤よ、どこがクールビューティーだ?

俺が知ってる女子でも一二を争うほどの暴走キャラだぞ。


「私、ほら、アレ。アレ分かる?ほら、私の言いたい、こと……ね?」


かと思ったら急に尻すぼみしはじめた。アレってなんだよ?知るかおたくの事情だなんて。

すくなくとも俺がイメージしていた中津川佐江像がいい感じに破壊されて、脳内はパニック一色である。


「だからつまりほら私がチキンなばっかりにアレで」


そう言って頭をポリポリと掻く中津川。ほんとうにいつも教室にいる物静かな女の子と同じ人物だとは思えないくらい、爛漫というかなんていうか……。

このギャプがたまらん!

なんて、


「だから、っね!」


なるか、ボォケ!

キャラを固定しろ、ばーか!


「ね、って言われても、……アレ?」


「うん、アレ」


最古の四人が一人、アルレッキーノ!

なんてはずないだろう。

まったくもって彼女が言いたいことが分からない。頼むから国語嫌いな俺に代名詞が指し示しすものを尋ねないでくれ。


「だからアレってなに?」


「う、…」



そこで言葉を濁す意味を教えて下さい。

俺はオドオドとしている中津川を見つめ続けた。彼女、黙ってれば可愛いのに、…ああ、そういうこと分かっててクラスじゃもの静かなのかな。


「雨音さん」


美影にちょちょちょい、と袖を軽く引かれた。


「どしたの?」


なんて言ったらいいのか逡巡しているらしい中津川を一旦ほっといて、小さな声で美影と会話する。


「佐江ちゃんの言いたいこと汲んでください」


「いや、だけど、わからないよ…」


ああもう。女子が俺に何を求めてるか知らないが、俺の国語の成績は3だっ!俺の読解力の惨めさが君たちに分かるかな?


「佐江ちゃんは、アレです」


ぴっ。人差し指を立てて、分からず屋(文字通り)の俺を責めることなく、彼女は耳元で囁くように言った。


「言い逃げ、しちゃったんですよ」


言い、逃げ…?

返事を訊かずに、言いたいことだけ言って逃げること。


「あ~」


俺に伝えたかったことがそれね…。

って、んなんわかるかっー!


「ああああ~」


「!?」


えっ、なに?

急に部屋にそんな叫び声がこだました。

声の発信源を見てみるとブンブンと頭を抱えて叫んでいる中津川さんに他なら無かった。

その様、気でも触れたかのようである。まさかここに来て、コックリさんルート解禁とは驚きだ。


「私のバカ、バカっ!なんであそこまでいって五十崎ほっといて逃げてきちゃうのよ!五十崎困ってたし、絶対困ってるし!返事ちゃんと聞かないとかダメ人間!私のダメ人間!」


自責の声が響く。

後悔の念in中津川。

反省会開くのは構わないけど、やるなら自分一人の時にしてほしい。


「返事はいつでもいいから、とかもいってないし!何なの!本当に何がしたいのっ私!気遣いが出来ない女と思われた、もう、ええ、いやああ~、」


君からもらい泣きー。


「五十崎の事を思うと胸が張り裂けそうになるのぉ!だから思いのたけを打ち明けたってのに結局悶々するんじゃ私はほんとにステップアップできたのか怪しくなってきたよ。そりゃ何もしないよりは前進したとは思うけど、次のステージに上がれたとなると話は別になるじゃない?五十崎だって私に告白されて戸惑ってるだろうし、好きな人を困らせるなんて女の子として最低な行為をしてしまったんじゃないかと不安になってきた!」


「お、おい。楓はそんなの気にするタイプじゃないから大丈夫だって」


一応フォロー。

つうかただ単純に彼女がうるさかったのを止めたかったのもある。

ピタリと叫ぶのを止めて俺を見る中津川さん。


「ありがとう。優しいね、表」


「いやぁ」


「私が五十崎に惚れてなかったらクラっと来てたよ」


しるかー。

だったらいちいち言うなー。

ちょっと潤んだ瞳で言うから、一瞬ときめいちまったじゃないかー。


「そ、それでね、表、その」


「なに?」


静かな怒りが露出しないよう優しく聞く。うーん、俺様クールガイ。漢字で書くとクール外になりそうなんでカタカナ表記で。


「五十崎にそこはかとなく、聞いて欲しいんだ」


「は?え?な、なにを?」


コメカミ部分を掻きながら中津川続けた。

楓に訊いとけ、って、…ま、まさか、


「返事」


「な、なんだっ、て?」


マジかよッ!そんな大役できねーよ!


「不躾なお願いだとはわかってるし、ろくに会話をしてこなかった男の子にいきなり頼み事なんて出来る立場じゃないのは百も承知なんだけど、」


ああ、それなら安心して。

多分今日だけで一年分の会話はしただろうから。


「ほんとうに、ほんのり!ほんのにだけでいいの!私に告白されて五十崎は困ってないかなぁ、って思っただけだから返事までとはいかないからせめて心境?心境っていうの?と、ともかくそれを教えてもらいたいだけだからっ!」


なんで、

なんで俺が、そんな……。

まぁ、ほんまもんの返事じゃなくて楓の心情を訊くだけならまだマシだけど…。

い、いや、全然マシじゃねーよ!結局は返事訊くのと変わらないじゃないか!


「困らせてないか訊くだけでいいから!」


「うっ」


いやだけど、断れる雰囲気でないのは確かだった。

そんな状況でどんどん条件さげられたらいくら俺でも考えさせられる。


「お願い、します!」


「……」


表雨音の自分作戦は、女子に優しく、がモットーだけど、…どうしよっかなぁ…。

俺に対してのメリットがなんにもないし……。


「軽く訊いといてくれるだけでいいのっ!深くは訊かなくていいから。ああ、でも私から頼まれたとかもなるたけ言わないで欲しいかな。ほらっ、し、しつこい女だと思われたらいやだし……。あ、でも表は全然気にしなくていいよ!出来るだけ言わないで欲しいだけだから、やむを得なかったら別に言っても構わないし!五十崎がなんて言ってたかは、メールで知らせてくれればいいからッ!」


そう言って彼女は胸の内ポケットに入っていた白い携帯電話を取り出して俺に見せた。

ストラップも何もついていないので、すっきりとなかなかのデザインである。

ここで携帯を取り出すということはメールアドレスを交換しよう、という意思表示なのだろう。


「……」


うん。まあ、ほら。


「あ、せ、赤外線ってどうやってやるんだっけ?み、美影わかる?」

「わ、わかりませんよ!私機械が苦手なんです!最近のケータイは進化し過ぎてて私の脳じゃついていけないんです!」


「私だって似たようなもんだよ!あ、表、もうちょっと待ってて。えーと、たしかこの画面の、これを…」


わたわたと携帯を操作する中津川。自分から提案しといてそれはないだろうと突っ込みたいところだが、あえて何も言わない。


「お前、赤外線あんまり使わないのかよ?そんなんじゃ楓とかと連絡とれないぞ」


「メルアドで家族以外で男子の名前登録するのは初めてで……。五十崎だってまだメルアド知らないんだよ。表が初めての男子なんだから。あ、できた、これ、これだよね!美影?」


「あ~、はい。そ、そうです。ま、間違いありません。たぶん」


おそらく準備オーケーかどうかまったく分かっていないだろう美影は中津川の携帯画面を見ながら知ったかぶりをしている。

それにしても、俺が家族以外で始めて登録される男子。なんとなくこの言葉にぐらりときてしまった。

しかし、今の俺にとってはそんなことより重大なイベントが待ち受けていた。


「し、しょーがねぇーな。まだ訊くって決まったわけじゃないからな」


「うん。いまはそれでいいよ。とりあえず、表と連絡を取れるようにして、」


その後にも何か彼女は続けたみたいだったが、今の俺には届かなかった。

テンションが上がりまくっているからである。


いやっふぅぅぅぅ!

女子のメルアドゲットッ!

埃かぶってた俺の赤外線機能の久しぶりの活躍の場!みなの者、刮目すべしッ!

どぅぅらぁぁぁ!

やっふぅぅ!



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