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12(2)

どうすれば効率よくいきられるのか…


とりあえずみんな一旦落ち着こうか。みんなっていっても俺を含めて三人だけど。


部室は今、天使が通った瞬間みたく沈黙に包まれる。天使と言ってもこの場合…、暗黒の刹那【エンゼルフォール】、堕天使だけど。


「さて、雨音が変態と判明したわけだが…」


「してません!してませんよ!そんなの認めませんから!」


「…」


うっ、部長のあの目。

まるで養豚場の豚を見るような冷たい目だ。かわいそうだけど明日には屠殺される運命なのね、と言ってるような目だ。


ごめんなさい!謝りますから!助けて下さい!


「…さて、部活終了時間まで後少しあるな、何をするか?」


「何にもないなら帰りましょうよ…」


「うるさい豚!話かけるな!」


「ちょっ、なんで俺の心の中が読めてるんですか!?」


「今この時間に帰ったら、時間が余ってしまうじゃないか!もう少し考えて物を言え!」


「時間が余る、って、…なにが?」


俺の質問は部長は入室時に淹れたはいいが手を付けていなかった為すっかり冷めた緑茶をズズっとすするだけで何も答えてはくれ無かった。

ぽつねんとする俺の背中に美影が

「テレビ番組です」と小さく教えてくれた。


く、下らない、今までの部活動って全部部長の時間潰しだったのか!?

お、俺らの存在意義って、一体…。


「ほら、なんかないのか、美影、あま…豚ぁ!」


「いやいやいや、あってますから!なんでわざわざ訂正するんです!?まぎれも無く俺は表雨音(おもてあまね)です!豚じゃないですよ!」


「うーん、あっ!それじゃ私も雨音さんに倣って10回クイズを…」


ちょっ、美影、なんかフォロー入れてよ!

美影は俺の心の内などアウトオブ眼中で楽しそうに出題した。


「それじゃ出しますね!シャンデリアって10回言って下さい」


美影の問題に俺達二人(俺と部長)はバカみたいに「シャンデリア、シャンデリア…」と唱え始める。これがシャングリラ(桃源郷)とかだったら結構テンション上がるんだけどなぁ。


「「シャンデリア!」」


俺と部長は同時に言い終わった。それを静かに聞き届けると美影は本題を言う。


「毒リンゴを食べさせられたのは?」


「シンデレラ!」


間違いない!シャンデリアなんてつられて言うわけがアルマジロ…、ん?灰かぶり姫だよな。


「白雪姫だ。雨音くんは脳みそにカビでも生えてるのかな?」


そんな俺の自信を打ち砕いたのは部長のトゲのある正式解答だった。

…試験終了後に知らされる事実みたいなのやめて下さい…。虚しくなるだけですから。


「はい、部長さん正解です」


そんな部長の暴言は美影の鼓膜を震動させる事がなく何事も無かったかのように第二問を出題する。

ある意味それは助かるけど…。


「それじゃ、次は、『将棋』って十回言って下さい」


しょうぎ?ジャパニーズチェス?「将棋、将棋、将棋…」俺と部長はシャンデリアの時と同じようにまた一緒に唱える。

言い終わると同時に美影が出題した。


「線を引く文房具は?」


「定規!」


「ペンだ。定規に線引き機能が付いてたら十段筆箱みたく最終的には邪魔になるだけだろうが」


ぐっ、このアマ…。

だがしかし、確かに素晴らしい例えだ。

最初はクラスのみんなに持て囃されるけど、最後にはでかすぎて場所とって邪魔になる十段筆箱、アレこそ蛇足というやつだろう。


「はい!部長さん正解です!凄いですね!みんな雨音さんみたいに結構引っ掛かるんですよ!」


おっ、美影、良い事言った!これはいいよ!反撃の狼煙だよ!


「ほんと、肘と膝を間違えた人だとは思えない正解率ですね」


「…だから、あれはハカリンジョークだ!」


「そういえばそぉんな事言ってましたねぇ」


なんか和水もいつか「なごみんジョーク」とかわけのわからない事いってたな。


「ま、次の問題を正解した方の意見が正しいという事にしましょう。さぁ、美影、問題を!」


「は、はい!」


「その挑戦、乗った!」


「「決闘【デュエル】!!」」


俺と部長はかっこよく向かい合うように立つ。

脳内で『パパパパパパパン』とライフポイントがセットされる音が響く。


「えーと、すみません。問題の、ネタ切れです…」


「「な、なに!?」」


美影がシュンとしながら言った。


「…なんだか今のは私達、滑稽じゃなかったか?」


「気合いをいれたそばでそれはないよ、美影…」


「う〜、ないものはないんですもん…」


しかし、どうしようか。

出題者の美影がネタ切れじゃあ、俺と部長の決着がつかないというか…


…あ、そうだ。


美影の入部試験だ。あの時の芳生のハチマキ奪取作成を思い出す。何も問題をだすのは第三者じゃなくていい、当事者で十分に対処できるじゃないか。


そう、簡単なことだ。


問題をだすのは、美影じゃなくて、俺でいい。俺の出題を部長が答えられなかったらそれで俺の勝ちじゃないか。


しかも、あの時のように問題を出し合う必要はない。先に司会者権を手に入れた者の独壇場だ。出題者は俺ひとりでやれば、ずっと俺のターン!


「それじゃ、俺が問題を出しますね!」


自然に司会者権を手に入れるように俺は出題者を名乗りでた。美影も部長も別にこれといって文句は言わない。むしろドント来い、といった様子だ。


ふふふ、部長、あなたはまだ気が付いていない、コレが俺の罠カードだということに。


「それじゃあ、問題です。『鹿』って10回言って下さい」


言われた通りにする二人。


…なんか冷静に考えたら学校の部活動とはいえ、放課後残って何やってるんだろう、俺ら…。


「かし、さぁ!10回言ったぞ!」


なんだかごちゃごちゃになってるみたいだけど、そんなの問題じゃない。

本当の問題は次だ。


「サンタクロースが乗ってくるのは?」


「し…、あっ、トナカイ!」


美影がいい感じに引っ掛かってくれた。正解はトナカイではなくソリ。トナカイに跨がったサンタさんというのはなかなかシュールな画だ。


と、部長の答えは何なんだ。


「子供達の欲望の旋風」


「…」


えっと、その答えになんて反応すればいいんだ、俺は…。せめて欲望じゃなくて願いとかにしてあげてよ、とか?


「はっはっは、美影、正解はソリだよ」


結論、スルー


「あー、そういえばそうです。うーん、ひっかかっちゃいました…」


「おお、正解はソリか!私のもう一つの候補としてはロシアのサンタ、ジェド・マロースに倣って『子供達の欲望の吹雪』かと思ってたんだが、どうやら違って…」


「さっ、次の問題です!」


どっちみち欲望はつくんですか…。


「金太郎って10回言って下さい」


この流れにもなれたものだ。二人はすぐに言い終えた。


「亀を苛めたのは?」


問題を出したはいいがどうやら美影はコレは最初から知っていたらしい。だからすぐに答える事なくニコニコと部長の解答を待っている。


ちなみに正答は『子供たち』。浦島太郎は苛めたのでなく助けた人だ。


そして、その部長の解答はと言うと…



「世間という名の荒波」



もうなんだかこの人には敵わない気がしてきた…。


「部長、なんで真剣に答えてくれないんですか?」


「何を言う、いつでも私は真剣と書いてマジだぞ!」


「嘘ですよぉ!最初の『肘』や美影の問題は真面目に解答してたじゃないですか。俺が求めてるのはそんな若手お笑い芸人みたいのじゃなくて、しっかりとした解答をですね…」


「真面目に不真面目柿沢秤。趣味と特技は一生懸命ダラダラする事。と、御託を並べても美影や雨音は納得してくれないだろうから正直いうと、10回クイズにもう飽きたのだよ」


な、何をぬけぬけと…


「だから私を本気にさせるような遊びないし問題を持ってくるんだな」


あさっての方向を向きながら部長はそんな事を言った。


俺は美影を横目で見る。俺の視線に気が付いた美影は首を横にふると自分には部長を本気にさせるものがないとジェスチャーした。

そうは言っても俺にだってそんなものあるわけじゃない。…なんか無かったっけ…、俺は部長にユーモラスがない男と思われるのも癪なので、記憶を深く探してはみたが、そんな一発逆転の切り札なんてありそうも無い。


やれやれ、もうなんでもいいからこの自暴自棄の子供をどうにかしてくれ。


「部長は自分が本気になるようなゲームあるんですか?」


とりあえず俺や美影ばっかり探しているのも不公平なので大変暇そうな部長に尋ねた。

部長はこちらをチラリと伺ってから伸びをして、ピースの形の指をグィと俺の顔に近付けてきた。目の位置に指がある。目潰し1秒前、といった至近距離。


前言撤回、この人のはピース(平和のシンボル)ちゃう、チョキ(ハサミ、刃物)や…。


「二つある」


「そ、そうですか、えっと、うん部長、危ないんでこの手をおろして下さい」


「一つ!」


指は音もなく指は俺の顔面に近付いてきていて、遅れて来た風圧で瞼を閉じる。まばたきの間に場が好転してる事を祈ったが、もちろんそんな事はなく、むしろ時間が経つにつれて悪路に進んでっつる気がする。


ぬわっ、ちか、近過ぎる…。

その指にほぼ条件反射のように後ろに首を持って行こうとしたが、壁にドンと頭をぶつけただけだった。


どうやら追い込まれてしまったらしい。シカマルの中忍試験を思いだす。

びしゅ、人差し指が俺のまつ毛に触れた。


えっ?

何この冗談じゃ済まされない距離…。


ち、近い!近いよ指!なんでさらに近付けるの!?


「一つ俺様ゲームッ!」


「え?」


それが、部長を本気にさせるゲームの一つ?

なんだよ、安っぽい本気をお持ちだなぁ、おい。


「二つッ!」


部長の指が眼球に迫るので、俺は当然、生理的反応として目を閉じようとする。


だけど悔しいので薄目で見よう頑張ってみる。


「…二つ!」


「…」


いや、いいから早く指どけてくれ。


「……」


「…部長?」


「ふたつっ!」


耐え切れなくて俺は部長の手を自分の手ではたく。


というか…


「二つ目ないんですか?」


「…」


ないなら一つだけにしとけよ。俺の目の数に合わせて2本指たてただけですか。


「…ペトロイトゲームだ!」


「ペトロイ…、なに?」


「ルールは簡単だ!…」


「…ルールなんです?」


「…」


「…」


ルール思い付いてもいないオリジナルゲームを適当にぶっこいたただけですか!


「ルールは簡単だ!」


「…」


壊れかけのレディオみたいに同じ事を繰り返して言う。


「…もういいですよ」


俺は部長を押し退けて優しい言葉をかけてあげる。


「ペトロイトゲームはまたいつか皆が揃った時にしましょうね」


「な、何をいう!ルールはあれだ!あの…」


だから、もういいって…


「輪!」


「わ?」


急に部長が声をあげた。輪ってなにさ?


「まず、こうみんなで輪になってな」


部長は俺の手と美影の手を掴むと美影と俺にも手をつなぐように促した。


…え?


手をつなぐ?


左手からは部長の性格からは正反対の温かなぬくもりが伝わってくる。

これはこれで、ドキドキするけど、っえ、美影っ、美影と手をつなぐのっ!?


「なんで!?」


「なんでもいいから早くWAになるんだ!みんなでぇ」


「雨音さん…」


「あ、美影…」


美影が頬を赤らめてそっぽを向きながら俺の余った右手を優しくとった。


「あ…」


思わず声が出る。


部長の突拍子な行動にはいつも驚かされるけど、本当にびっくりするのは普段そんな事をやらないような人がした時だ。


だから、あの、裏美影さん、飛行機だって徐々に速度をあげて離陸するわけだし、プールだって水に慣らしてから入るのだ。


いきなり飛び込んだら心臓麻痺だよ!美影さんッ!?


それにしても、…美影の手、ちっちゃいなぁ。俺の少ない握力で簡単に握り潰せそうなほどナヨナヨとしたか弱い手だ。


…なよ竹の美影姫。


…って、何を考えているんだッ!?俺は!?高校にもなって姫とか言うなよ!


「そしてだな…」


「…」


そこでルール説明を続ける部長の言葉はまた途絶えた。




だから全部考えついてから説明してくれって、この沈黙が重たいんだよ!

重たくて重たくて…、ああ!手から汗が出て来る!


「…」


「部長、もう、いいでしょう?」


口から三点リーダーしか出ていない部長に変わって俺が呼び掛けてあげる。


「。。。」


「…部長…」


「、、、」


「記号の問題じゃないんですよ」


「...共感だッ!」


最後に英文みたくピリオドを三つ並べて部長は叫んだ。


「共感?共感ってなんですか?『あ〜、わかるぅ』って気持ちの事?」


「うむ、それだ。つまりルールは、…と、その前に手の握りはこう!」


「え?」


俺と美影が同時に声をあげた。

部長は美影と握っている方の手を上にあげて、奇怪な握りに握りなおした。


「指を絡めるように、俗に言う友達つなぎでなく恋人つなぎにするのだ」


は?

…実に奇怪だ。


「な、なして?」


い、意味が分からん。

なんでそんな…


「これは気持ちと気持ちが通じ合うゲームなのだ。それだったら友達よりも恋人、フレンドよりもラバー」


「それでも指を絡める意味なんて微塵もないじゃないじゃないですか!?」


どこで壊れたの!?オー、フレンド!?


「あー、ショックだ。私とは友達関係が限界ということか…。酷いなぁ」


え、ちょっとこの人何を言ってるんですか。


いくら俺でもそんな下手すぎる演技に引っ掛かるわけがない。


「部長、だから…、そういう問題じゃなくてですね」


「我々とは所詮、それくらい関係が限界なんだってさ、悲しいな、美影」


美影に話をふるなぁ!


「あ、わ、私はっ!…私は…ですね」


美影も律義に答えなくていいって!


「ま、まぁ、ゲームやりましょうよ!いいじゃないですか!恋人つなぎでも友達つなぎでも!」


美影は部長の質問に全部を答えずに、とりあえずにゲームのスタートを要求したのだが、そんな他人の意見などもちろん部長には関係ない。


少しは考慮してくれてもいいじゃないか…。


「ダメだッ!ここを、こう…」


部長は言いながら俺の指と指の間に自分の指を入れてきた。


思わずドキンとする。


部長の指は枝の先のように細い。態度はデカい部長だけど指はとても繊細だ。いつもの部長があんなんだから、急に女性らしいところを見せられると、戸惑う。

部長は、…黙ってれば美人なんだし…。


ギュ


「…ぇ」


また急だった。


ふくよかな感触のあった右手が新しい触感にかわる。


視線を落として右手を見ると、握りが変わっていた。


美影の指が俺の指の間を通り、手の甲に当てられている。


それは、俺の心臓を早鐘にするには十分すぎるほどの要因だった。


脳が、

沸騰する…。

心臓が、

跳ねる。


俺は顔をあげる事が出来ずに、部長の方を見る事しか出来なかった。


誰か俺のポンプに水をかけてくれないか。


視界の端にいる美影も、顔を真っ赤にして部長の方に視線を向けていた。


「な、なんだ。お前ら!?私をそんなに見つめられても…」


部長には悪いが、俺はそんな事でドキドキしてるんじゃない。


あ、やばい、汗が、汗腺のダム決壊しやがったぁぁあ。


「と、とりあえずゲームをスタートするか!」


部長は無言になった俺たちを見兼ねてか、今まで勿体ぶっていたスタートの声をあげた。


その合図に、はっとしたように顔をあげた美影は当然、


「それで、あの、…ルールは?」


という質問をした。

部長は

「忘れてた」となんともいい加減な事を言い、ルール説明をはじめる。


「ペトロイトゲーム、説明1、共感出来る話題を言う!」


「ふむふむ、さっき雨音さんが言ってたように『あ〜、わかるぅ』って言う話を振るわけですね」


「イグザクトリー!そして次に…、あっ、その2!」


言い直す意味がわからん。


「共感出来る話題を振られたら、『あ〜、わかるぅ』と正直に言う。

その共感できる人、一人1ポイントだ。これを順番にやっててポイントが一番低い人が負け!」


「わぁ、なんてつまらなそうなゲームだろう」


というか『あ〜、わかるぅ』って、どれだけ多用されんだよ。


「な、雨音何をいっているんだ!私の捻り出したゲー…、古来より伝わる神聖な遊びを!」


それはびっくり、古代人は俺が思っていたより随分暇人だったらしい。


「もしかしたら面白いかもしれませんよ」


隣りの美影がまだほのかにほてった顔で言った。


面白いわけがない、そう言おうとしたのだが、美影に見とれて、飲み込んだ。


…可愛い。


こうして美影の顔を見てたら、大抵の男は落ちるんじゃないだろうか。


顔はもちろん性格も良いとなっちゃ、俺が彼女に惚れたのも必然だ。


うわぁ、改めて見ると、マジで可愛いなぁ。惚れ直したぜ。


いつもは隣りの席だし、部活中もお互いに顔を見合うという事もしないので、こんなにマジマジと美影の顔を見れるのは始めてかもしれない。

俺の頭の中のモンタージュはいつも彼女の横顔ばかりだ。こうして正面から見れるという点では、この陣形に感謝だな。


陣形…、手をつないで輪になっているため部長と美影の顔がよく見える円陣だ。

そして…、冷静に考えたら俺から二人の顔が見れるということは二人からも俺の顔が見えるという事になる。くっきりはっきりと。

サークルは他人に見張られてる感じがして非常にやりづらい。


今朝は洗顔を入念にすべきだったっ!


「そうだぞ!やってみないと伝わらない面白さがあるもんだ!それでは第一回ペトロイトゲーム開催ィー」


と俺の思考を分断するように部長のスタートキーが押された。

やらなくてもわかるクソゲー。それがペトロイトゲーム。

これがもしテレビゲームだったらプレイして一分で積みゲーにするね。






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