表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/36

4 狩場



イセプロン王国は、Great sea(偉大なる海)を中心にして左側にある大陸、old continent(コンティネント)(古き大陸)の北半球に位置します。



私達の世界で言えば、ヨーロッパのあたりに位置しており、国土はヨーロッパの半分を占めていると言えば、解りやすいでしょうか。





この世界は、私たちの世界に大まかな形は似ています。



しかし、ヨーロッパのような入り組んだ形はしていません。





もう少しおおざっぱな形をしていると考えてください。



ただ、ヨーロッパとアフリカの間にある地中海らしき海はあります。そこだけ入り組んだ海があると考えれば解りやすいと思います。








そしてイセプロン王国は、ナインズワールドで九つの大国の一つなのです。






イセプロン王国から西側にはマルセイユ公国があり、東側にはエトビア連邦があります。





そのどちらの国も、ナインズワールドの大国の一つです。








そして、南側には三国より小さいですが、同じくナインズワールドで大国の一つであるアドリア王国があります。








イセプロン王国は、この三国に囲まれた国です。



イセプロン王国の王都ブリリアントは国の中心からやや北東に位置しています。






その王都から西側に魔法車で2時間ほどで辿り着けるところに3人の王子が住む、White(ホワイト) castle(キャッスル)があります。



今彼らは、王の生誕82年の祝賀会で猪の肉をプレゼントするために、王室専用の狩場に狩りに出かけていました。



狩りの方法は、地走りが獲物を見つけて兵士に逃げ道を塞ぐように合図します。


合図を受けた兵士たちは、一番の逃げ道を斧を所持している分隊が引き受けます。そして、左右を残りの分隊がコの字にして、待ち構える王子達の方に追い立てていきます。



王子達は、猟師たちに待ち構えやすい場所を指定してもらい、追い立てられて出てきた獲物をボウガンで撃ち取るのです。



また、もしボウガンで打ち取ることが出来なければ、魔法ライフルを使います。





魔法ライフルは引き金がありますが、撃鉄がありません。


火薬を使わないからです。




火薬を使わない代わりに石の玉をバネ(スプリング)を使って、初動は動かしてあげないといけません。そして物質が動くその力を魔力によってさらに加速させて打ち出すのです。










ショートバレルは少し違います。



ライフル以上の破壊力が必要となる戦闘で使いますので、弾も石の硬さを魔力で強化した物を使います。


そして、バネの力と魔力による熱圧縮の力を利用して、発射されます。







ですから。



ショートバレルは発射する時に、弾の後部が燃えて火花がでます。


それから、余談ですが、ショートバレルは多用途銃なので、徹甲弾や散弾など様々な種類の弾丸を魔力によって、即座に作り出して使用します。


なので、弾丸を手動で装填せずに発車させることが可能になります。







狩りは、半ば雰囲気も楽しみますので、手動装填の魔法ライフルを使うのです。



娯楽と実践の違いで武器自体も違ってきます。



しかし、この狩りではめったに魔法ライフルを使うことはありません。ボウガンで原始的に狩ってこそ、貰う相手も喜んでくれるからです。




兵士たちが草や枝などを切りながら、「オー!オー!」と喚いて、王子達の方に獲物である猪を追い立てていきます。


猟師が、草や藪の中から出てくるタイミングを見ています。彼は、神経を研ぎ澄ませて僅かな物音や動きを逃すまいとします。



「茂みが動いていません。まだです。」







遠くの茂みがかすかに動いたような気がします。


コルバートが合図します。



「構えて!」


フリードがボウガンを構えます。


そして、ジークとエーリッヒがボウガンを持って身を低くします。





二人はこれから、ボウガンの矢が猪に当たったら走り出さなければなりません。狩場に向かう道中で、先陣を切りたいとエーリッヒが言っていたのはこの事です。




コルバートが二人に言います。



「お二方、矢が猪に当たってから走り出してください。」







茂みがガサゴソと動いて、その動きが自分たちの方にやって来ます。


兵士たちの声もだんだんと近づいてきます。




茂みから3人までは10mもありません。









フリードは、息を整えながら茂みの終わりを狙います。


心臓の音が徐々に、ドクンドクンと体に感じてきます。



自らの息遣いが、頭の中で大きく聞こえてきます。




はぁ、はぁ、はぁ。




森の中から兵士たちの声が聞えていましたが、精神を集中しているフリードは、徐々に自分の息遣いだけが聞えるようになってきます。




はぁ、はぁ、はぁ。









茂みの動きが止んだと同時に猪が飛び出してきます。


フリードが、ボウガンの引き金を引きます。

矢が放たれて、真っ直ぐに飛び出た猪に向かって飛んでいきます。






(当たれ!)

エーリッヒが心の中で叫びます。



矢は猪の目に見事突き刺さります。



ひるむ猪。



飛び出すエーリッヒ。



後を追ってジークが走り出します。



猪は、甲高い豚特有の叫び声をあげて飛び跳ねます。




エーリッヒが、2m手前でボウガンを構え素早く引き金を引きます。


ボウガンが飛び跳ねている猪の背中に刺さります。



ジークが叫びます。

「頭を狙うんだ!」



そう言って、ジークがボウガンを構えて逃げようとする猪に矢を放ちます。


猪は足を滑らせながら王子達の方向ではなく、右に走り出します。


ジークの矢が猪の首に刺さりますが、猪は構わずに走ります。


エーリッヒが猪の後を追います。

「お兄様、任せて!」




エーリッヒは背中の筒から矢を取り出すと、ボーガンに矢をセットします。



ジークが後を追います。



「やめろ!そっちは!」







エーリッヒは林の中に消えて行きます。







ジークは思います。

(小さい割に足だけは速い)





ジークはエーリッヒが消えて行った林の中に走っていきます。








エーリッヒの叫び声が聞こえます。



「エーリッヒ!」







ジークは走り、足の先から冷たい何かを感じていきます。

血の気が引いていく感じです。



走っていくと、目の前に崖が見えてきます。



崖は3mほど下に岩だらけの河川敷になっていて、岩の間で仰向けに倒れているエーリッヒが見えます。


見下ろしながらジークが叫びます。



「エーリッヒ!」








エーリッヒは動く気配がありません。


また、足の先から頭へと冷たい何かが上がってくる感じがします。




崖は切り立っていて、ここから降りていくことが出来ません。



彼は、周りを見て走り出します。

数百メートル先に降りれそうなところを発見したからです。






エーリッヒは、崖の上にいたジークが居なくなると、目を覚まします。



覚ますと左足に激痛が走ります。


どうやら、骨折しているようです。


彼女は仰向けに倒れていたことが幸いしました。


少し動けば、上体を起こして、魔力で折れた骨を治せそうです。

彼女は上体を何とか起こします。


体を動かすと、足に激痛が走ります。

しかし、彼女は我慢強く痛みに苦しみながら上体を起こしていきます。






すると、近くで鼻息が聞えてきました。


エーリッヒが鼻息が聞えるほうに顔を向けると、数本の矢が折れながら刺さっている猪がいます。




第3王子は、声が出なくなっていました。



(殺される)



猪は鼻息荒く、トコトコとこちらの方に歩いてきます。

エーリッヒが逃げることが出来ないと解っているからです。



「ひっ!」



やっと声が出た時、猪が襲い掛かります。


硬い鼻をエーリッヒが受け止めますが、(えぐ)るように下顎の牙がエーリッヒの体に刺さろうとしてきます。


その牙を何とかスレスレで(かわ)しているエーリッヒですが、猪の力に問答無用で押し負けてしまいます。


エーリッヒは仰向けになり、その上に猪がのしかかり下顎の牙を体に突き刺そうとします。









もう駄目と思ったその時でした。








上に乗っていた猪が突然崖の方に引き寄せられます。






仰向けになりながら、崖の壁を見ると大人一人がかがんで入れる穴倉がみえます。




穴は暗く、真っ黒な闇に覆われています。









その闇から、猪の頭や体が時々見えます。



そして、猪の甲高い叫び声が数度聞えます。






ぶひぃぃぃぃぃぃぃ!


ぶふぃぃぃぃ!


ぶぶひぃぃ!





ぶひぃぃぃぃぃぃぃ!



そして、一番甲高い叫び声が聞こえ静かになります。










エーリッヒは恐ろしくなりました。






第3王子は想像します。


(あの穴の中には、きっとモンスターがいる)





その想像は当たっていました。


猪が穴からポーンとエーリッヒを飛び越えて、河川敷にドサリと落ちて横たわります。


エーリッヒは身動きが取れず、そのままの体制で穴倉を見つめます。










穴の中から、クマの皮を被ったゴブリンがヌ~と這い出してきました。



ゴブリンは、エーリッヒの所まで、両腕だけで這ってきます。



「うーうー。」



その姿は、人より小さく、手は体と足の長さより長く、肌は緑色で、耳は大きく尖っていました。


そして、目は大きくまつげが長く、胸はクマの皮で隠されていましたが、ふくよかな膨らみがあります。




どうやら女性のゴブリンのようです。




彼女は、エーリッヒの傍まで来ると、長い腕をさらに伸ばします。そして、その伸びた腕の先にある手を、エーリッヒの折れている足にそっと撫でてあげるのでした。


「足が悪いの?」




エーリッヒは、このゴブリンが優しい生き物だと理解しました。




彼女は、伸ばした手をエーリッヒの頭にやって撫でてあげます。


「まって、この足はすぐ直るから。」


エーリッヒは、上体を起こすと両手を折れた足に(かざ)します。


そして魔法の呪文を唱えるのでした。



healing(ヒーリング)!(治癒)」



折れた足が治ってきます。


「よし!」


エーリッヒが立ち上がると、女ゴブリンは驚きます。


「うぃー!」




エーリッヒは、ゴブリンの足を見ます。


彼女の足も、怪我をしたのでしょう。両足共に潰れていました。


エーリッヒは、両手を潰れた足に翳して、また魔法の呪文を唱えます。



「healing!」







すると、彼女の短い足が膨らみ始めて、元の足に戻って行きます。



彼女は、また、驚きます。






「立ってみて。」


エーリッヒは、ゴブリンの足が治って大丈夫だと解らせるために、彼女を抱きかかえます。ゴブリンのくさい体臭がエーリッヒの鼻につきましたが、我慢してゴブリンを立たせて見せます。




「どう?」



ゴブリンは自分が立てることが解り、喜びます。


「ホフィー!ホフィー!」


ゴブリンは跳ね上がり、そのまま宙返りをして見事に立って見せます。



「やったー!」


ゴブリンは、嬉しかったのでしょう。

エーリッヒの両手を握り、踊りまくります。

エーリッヒも嬉しくなります。







「エーリッヒ!」




エーリッヒがジークの声を聴いて振り向きます。








ジークがボウガンを構えています。






狙いはゴブリンです。




エーリッヒは素早くゴブリンを庇います。


「駄目、お兄様!」


ゴブリンも、エーリッヒの小さな体に隠れます。




ジークはボウガンを構えたまま、狙いをエーリッヒの後ろにいるゴブリンに定めようとしていました。


「どくんだ、エーリッヒ。ゴブリンは家畜を襲う。今退治しないと大変なことになるぞ!」





そう言われても、エーリッヒにとっては命の恩人です。


「お兄様、このゴブリンは、猪から私を助けてくれたの。」




ジークはゴブリンの事は、よく狩人から聞かされていました。

「ゴブリンは人を騙す。エーリッヒ。お願いだから、そこをどいてくれ。」



エーリッヒは首を振ります。





「駄目、どかない。」






エーリッヒは、その場を動こうとしません。






暫く、エーリッヒとジークは対峙したままでした。








ジークは、エーリッヒの近くで倒れている猪を見ます。


猪は、首の骨を折られているのか、明後日(あさって)の方をむいています。明らかにゴブリンがやったのでしょう。



ジークは、手負いの猪をゴブリンが倒したことを理解します。



猪を倒したゴブリンは、今、エーリッヒの背中に隠れてガタガタと怯えています。






そして。






ボウガンを持つ手が下に降りていきます。


「わかったよ。エーリッヒは頑固だな。」


エーリッヒは、喜んでジークに抱き着きます。

「ありがとう!お兄様!」


ジークは抱き着いたエーリッヒに赤くなり照れます。

「わぁ!こら!ボウガン持ってるから危ないって!」




ゴブリンも助かったと思い宙返りをします。

「ホー!ホイッフィー!」


ジークに抱き着くのを止めて、エーリッヒが改めてゴブリンのことを言います。



「お兄様、ゴブリンのお手柄よ。私が落ちて足を折ってたら、猪が私に襲い掛かってきたの。そしたら、その穴倉から猪を引きずり込んでやっつけてくれたの。」



ジークは穴倉に目をやろうとすると。


「ほう、こりゃまた珍しい。女のゴブリンですかい?」








声は崖の上から聞こえてきます。


ジークとエーリッヒが見上げます。








そこに地走りのヤサヤが下を覗いていました。








「ゴブリンが、猪から私を助けてくれたの。」


ヤサヤはニヤニヤとしながら、目を丸くして見せます。


「ほぉ、そりゃ、めずらしい。」



ジークがヤサヤに言います。

「ヤサヤ、お願いだ。このことは皆に黙っていてくれ。」

ヤサヤは、ニヤニヤして頷きます。

「あっしは、全然かまいませんよ。それより、エーリッヒ王子、お怪我は有りませんか?」

「うん、大丈夫、骨が折れたけど、魔法で直したの。ゴブリンも足がつぶれてたけど、私が治してあげた。」

ヤサヤは、ニヤニヤしながらうんうんと頷きます。



「それは良い事をしなすったね。ゴブリンは義理高い生き物だから、きっといつかお礼をしてくれますよ。」




ジークは、その事は初めて聞きます。

「義理高い?狩人たちから、そんなこと聞いたことないぞ。」



ヤサヤは笑います。



「そりゃ、そうですぜ。ゴブリンを殺すことしか考えない奴らは、知る筈もない。あっしらは、生き物と共に生きてるもんだから、ゴブリンが義理高い事を知ってますのさ。しかし、クマの毛皮を着ていたのか、道理で臭いがクマと混じって解らなかったんでさぁな。多分、近くの穴にでも入ってたんでしょ?」


ヤサヤがそう言うと、エーリッヒが言います。


「そう。ゴブリンはそこの穴に入ってたの。」









そう言って、穴倉に指を刺そうとするとヤサヤがそれを止めます。


「いけません!穴にはきっと子供がいる筈です。」




ジークとエーリッヒは驚きます。

「子供がいるの?」







ヤサヤは頷きます。



「いえね、足をつぶされていたと聞いたもんだから、恐らくそのゴブリンは、部族で争いがあったんでしょう。だから、足をつぶされて殺されかけたのを必死で逃げたんだと思いますぜ。多分、ボス争いで負けた方の女房でさぁ。女房を殺すとなりゃ、子供を身ごもってないと殺したりしませんぜ。しかし、大したもんだ、身ごもっていた子供を死なせまいと思ってここまで来たんでしょう。そしてここに来て産気づいたんでしょうね。」


エーリッヒは、仲間のゴブリンが彼女を殺しに来ると心配します。

「それじゃ、早く匿ってあげないと。」



ヤサヤが笑います。




「そんなことしなくても、この御用地なら大丈夫でさ。このあたりなら、ゴブリン達が入ってくる心配はないし、生き物も沢山いますから、安心して暮らせますぜ。」



エーリッヒは安心してゴブリンに言います。

「ここは安心だから、ここから出たら駄目よ。」

ゴブリンは何度も頷きます。

ジークが苦笑しています。

「ゴブリンは人の言葉は解らないよ。」


ヤサヤが崖から飛び降りてきます。

ジークは、崖を迂回してここまで来たのに、地走りのヤサヤは軽々と飛び降りたのを見ると驚いてしまいます。



「ジーク王子、ゴブリンは人の言葉は、ちゃんと解りますぜ。ただ、人の言葉を喋れないんでさ。だから、狩人は騙されたと思うんでさ。」


それを聞いてエーリッヒは、ゴブリンに更に言います。

「それから、人の畑や家畜を荒らしたら駄目。たまに、私が来るから、餌がない時には私に会いに来て。」

ゴブリンは何度も頷いて、訳の分からない声を発します。

「フィーフィー。」

ヤサヤは、死んだ猪を背中に担ぐと、また、崖の上に軽々と飛び上がります。




「さぁ、王子様達、みんなの所に戻りましょう。」


こうして、二人の王子は、無事猪を捕らえて、国王ヒンデンゲルグがいる王都に向かう事となりました。







しかし、その夜に会いたくない者と会わなければならない事を二人は知りませんでした。




第4話目です。

ここでファンタジーらしくゴブリンが出てきました。

ゴブリンはwiki調べればわかるように、邪悪で狡猾な小人というのが一般的なようです。

指輪物語では、ゴブリンはオークに変わっていることが、wikiで知ることが出来ます。

でも、この物語では、モンスターにも人生があると考えて描いてますので、悪いモンスターではなく人に害をなす生き物です。ただ、彼らに、頭が悪い奴や、心がねじ曲がったやつがいます。それは人間も同じですね。でも、その中で良心もあれば、知能が人以上に高い生き物もいるのです。

今回登場した、ゴブリンちゃんには名前があります。フーフーです。もしかしたら物語上語らないかも知れないので、ここに書いておきます。このゴブリンちゃん、読んでいると解るように、陽気なチンパンジーですよね。いや、一応、この世界は地球のパラレルワールドなので、もしかしたら進化の違いで、チンパンジーはゴブリンちゃんに変わってるかもという発想です。彼女はこの物語に登場するまでに悲しくもつらい事がありました。地走りのヤサヤが語るように、ゴブリンは集団で動きます。しかし、ボスは争いによって世代交代をします。そのため、フーフーちゃんは、前のボスの奥さんで、身ごもっていたんですが、新しいボスは、身を守るためにフーフーちゃんの子供が復讐しないように殺そうとしました。しかし、フーフーちゃんは、必死で逃げ出したんですね。ゴブリンたちは、腕が伸縮できる能力を持っています。その能力を生かすために、人がいけないような断崖絶壁の崖の途中にある洞窟に身を潜めています。フーフーちゃんは、足をつぶされて、洞穴から落ちて、途中で崖の木につかまって、二本の腕だけで崖を下りて逃げたのですね。それから、ゴブリンちゃんは猟師や人間に見つからないように、クマを殺して皮をはいで、その皮を身に着けて、御用地である狩場に侵入したんですね。潰された足は、逃げる途中すっごく痛かっただろうと思います。これも、物語上には語られないと思い書いておきます。

エーリッヒに治してもらってよかったと思います。

このゴブリンちゃんも、後々、また登場する予定です。ご期待してくださるかどうかわかりませんが、私は期待してますと言うのも変ですね。

作者だし。(*ノωノ)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ