再開…?
久々の投稿なうえ短いね。ごめんね。
レイ、アマノ、ハイルとのシェアハウスを始め、料理係になって早二ヶ月。私はいつも通り、食材の買い出しに行っていた。
その帰り道。見覚えのない、同い年くらいの少女が私の顔を見るなり、目を見開いた。
黒髪赤目の、修道女のような服を着たつり目の少女。
「え、あんた、なんで…、もしかしてあの男が言ってたのって…」
「ねぇ、さっきから何を言ってるの?どうかした?」
まるで知人のような反応をされたけれど、私はその子の名前も知らない。
「ッ…なんで!?なんでわかんないの!?私はあんたの人生を変えた張本人でしょ!?」
『あんたの人生を変えた』。その言葉でもしや、と思った。でも、それにしては疑問が多い。
「…詳しく聞きたい。家に来て」
そう言って彼女を家に呼び、私の部屋で話すことになった。
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「…ねぇ、私のこと、本当に覚えてないの?」
部屋に入るなり、彼女は言った。
「…あなたが誰なのか、なんとなく想像ついてる。ただ、生前に顔と名前を覚えなかっただけ」
「つまりそれ、ほぼ覚えてないじゃない…。どんだけ興味無かったのよ」
「…仕方ないでしょ、覚える必要なんてないと思ったのよ、」
「……自分をいじめてた相手のことなんて」
彼女は、生前の私をいじめていたクラスメイトだった。
毎日飽きずに私の靴箱にゴミを入れ、教科書やらノートやらを破り、時には殴る蹴るの暴行を加えたいじめの首謀者。そして―――私の自殺の原因となる人物。彼女の名前は―――何だったか。
「椿。一ノ瀬 椿よ。覚えて。」
そう自己紹介すると、彼女は勢い良く頭を下げた。
「………ごめんなさい。謝って許されることじゃないけど。」
時間があったらまた投稿するよ~