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ひとりごと
ねぇ。わたし、あなたのことが大好きです。器用そうに見えて、不器用だったり、強くて怖く見えても、本当はとても優しいところとか、たまらなく好きで、愛おしいです。素敵な部分がたくさんあって、それを知るたびわたしはあなたに染まっていく。堕ちていく。わたしは今日も明日も、きっと明後日もあなたを好きになる。どんどん好きになる。
あなたがどんなに汚れていても、わたしはその汚れたあなたを知らない。あなたは決してそんな姿をわたしに見せないでしょう? 見せたくないでしょう?
知りたくないわけではないけれど、あなたが隠し続けるなら、嘘をつき続けるなら、わたしはそれにだまされる。ばかな女でいい。