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東京妖幽  作者: mizuZ
序章
2/6

すいません、遅れました

あと短いです

前回の設定を少し変えました

評価ありがとうございます!

大輝は目を開けると水の中にいた、だが不思議と苦しさは感じない

大輝は此処が夢の中であると悟る、そしてふと目の前を見ると大輝に抱きついて顔を見ている沙由里がいた


『だいちゃん……』


沙由里は大輝に何かを伝えたそうな表情をしていた


『刀を…………探して…………………私を助けて……………だいちゃん……』


悲痛な表情で言葉を伝えると沙由里の体は水泡となりそのまま消えていった










「はっ!」


大輝は夢から現実へと目が覚める、目が覚めたと同時に周りを見渡した、大きなガラスの窓、少しボロボロの天井そして目の前の壁にはドアがある事を確認した

取り敢えず足を動かそうとすると右足に痛みが走った


「うっ!」


大輝が痛みで足を抑えると大輝のいる部屋の目の前の壁のドアが開く


「おっ、お前目覚めたんだな、後足は動かさない方がいいぞ」


男は大輝に向かって心配な言葉を投げた

大輝は男に向かって質問をする


「……誰だ?」


「俺はお前をここまで運んできた者だ、お前結構危ない状態だったぞ」


目の前の男はそう言い張る


「取り敢えず今は少し安静にしとけ、それとこれ」


男は大輝の隣にお粥とスプーンを置いた


「取り敢えず飯を置いとく、食うなら勝手に食べとけ」


そう言うと男は大輝のいる部屋からそそくさと出ていった


「………いただきます」


大輝はそう言うとお粥の入ってある皿の近くに置いてあるスプーンをとり、食べ始めた、あの化け物との生死を賭けた鬼ごっこをした後だからなのか味もしないお粥がとても美味しく感じられた

やがて大輝はお粥を食べ終えた、すると大輝に強烈な睡魔が来た、大輝は眠気に抵抗するも、そのまま倒れる様に眠った


「………ここは」


大輝は目覚めると今度は鳥居の前にいた、また夢の中だろうと大輝は確信する

でも此処は何処だろうかと言う疑問が大輝の中で目覚める

一瞬いつかの日に来た神社かと思ったが後ろを振り向いて違うと確信する

何故ならそこには荒廃した街並みが広がっていたのだから

大輝は恐怖を感じつつも鳥居の先へ進む事にした









鳥居の先に広がっているのは神社の様な空間だった、しかし本殿がなく、また木々は手入れされていないのかよく見るとあちらこちらに枝が生えている

大輝はそれでも一歩一歩前へと進んでいく

すると更に奥に階段があった、大輝はその階段に着くと一段ずつ上がり出した









階段を上がり終えた大輝は前を向く、そこにはまた鳥居があった、その先には洞窟らしき穴が見えた、大輝はそこに吸い込まれる様に歩き出していく

洞窟の中に入ると上からは水が滴り落ちていた。水溜りもあり、歩くたびに水溜りを踏む音が聞こえる

そうして歩き続け洞窟の通路が終わると、その先には広い空間が広がっていた。

そしてその先には光り輝く刀の様な物があり大輝はそれを見た瞬間何故か、親友と共に遊びに遊んだ楽しさの様な、母の腕に抱かれる安心感の様な、美味しい物を食べた時の喜びの様な、そんな様々な気持ちが脳の中から溢れていた。

大輝はそうして一歩一歩とその光り輝くものに向かって歩みを進み始めた。

そうしてあと少しで触れる時あの幼馴染の声が大輝の中で響いた


『だいちゃん…………』


『私を…………助けて………………』











大輝はっ!と目が覚める、足を動かすと何故か痛みを感じなくなっていた、大輝はこうしちゃいられないと外に出る準備をしていた。

幼馴染を助ける手がかりが得られるかもしれないと言う根拠のない確信が今の大輝の中に何故かあった、靴を履き幼馴染を助けようとした時玄関らしき場所からあの男が出てきた


「んっ?お前もう怪我治ったのか?それと何処にいくつもりだ?」


男は少し怖い表情で大輝に聞いた


「刀を……探しに行くんです」


大輝は男の前でそうきっぱりと言った、そう言うと男は大輝を馬鹿にする事も無く、大笑いする事も無く少し考えた様子で大輝に言った


「俺の知人に刀を持っている奴は何人かいるが?」


「違います、それじゃないです」


男の言葉に大輝は早口で否定をする、大輝が否定すると男はまた考え少し閃いた様子で大輝に言った


「お前の求めている物がある場所なら知ってるかもしれない」


「本当ですか!」


「あぁ、まぁお前の求めている物かどうかは分からんがな」


男は大輝に向かってそう言い放つ

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