第二章遂に魔法が使える
第二章遂に魔法が使える
異世界に来てから二年が経ったある日
「カイ」ゴブリン!先に気づけなかったか
次の瞬間カイは地面を蹴りゴブリンの背後を一瞬で取り首を切った
「カイ」あれから二年か、だいぶ楽に魔物やイノシシを倒せるようになったな、レベル見てみるか
Lv25 カイ 12歳
命3590 魔力12000
力350 速度230
守210 精神65
精度70
状態
疲労1 魔力枯渇0
スキル
鑑定 全属性強化 剣術
体術 弓術 魔法耐性
「カイ」二年前はゴブリン一体に何分も掛かって疲労も半分になってたけどもうだいぶ強くなったな
「冒険者1」そっちに行ったぞ!
「冒険者2」任せろ!
大剣を振り風を切るようにブン!と音がなった
「冒険者2」悪いかすり傷しか与えれんかった
「冒険者3」全く、ちゃんと仕事して! 魔力を糧に敵を射抜き焼き尽くせ!フレイムアロウ
フェンリルに横腹にあたり一瞬にして燃え散った
「カイ」あれが魔法か、魔力はあるし覚えれるようになるかな
「カイ」やっぱり王都に行って魔法習おうかな
そう決めたカイは王都イシュベラに行くことにした
一度森へ戻り荷物をまとめた、そして…
「カイ」さて、魔法を学びにいざ出発だ!!
数時間後、王都イシュベラに着いた
「兵士1」通行料と身分証出して
「カイ」すみません、通行料は出せるのですが身分証がないのですがどうしたらいいでしょうか?
「兵士2」そうか、ならこの紙に触れてこれは罪を犯しているかいないか知るためだ
「カイ」わかりました
触れると青く光った
「兵士1」通行料は銀貨3枚と銅貨2枚だ
「カイ」わかりました
「兵士1」通ってよし
門が開く
「カイ」ここが王都イシュベラか、ようやく着いた‼ステータス
Lv25 カイ 12歳
命3590 魔力12000
力350 速度230
守210 精神65
精度70
状態
疲労20 魔力枯渇0
スキル
鑑定 全属性強化 剣術
体術 弓術 魔法耐性
「カイ」レベル上げてなかったら今頃疲労100行ってただろうなぁ。レベルは上げれるだけ上げよう
「カイ」さて、ギルドに行こう!
ギルド
「受付委員」ご用件は何でしょう?
「カイ」えっと、冒険者になりたいのですがその前に依頼って出来ますか?
「受付委員」依頼ですねどのような依頼をされますか?
「カイ」魔法を教えてくれる方を探したいです。あと剣術と武術
「受付委員」分かりました。まずは魔力、使える魔法を教えてください。
「カイ」魔力は12000あります。まだ使ったこと無いので使える魔法はわかりません。
「受付委員」え、えっと…すみません。魔力はなんと?
「カイ」え?12000あります。
「受付委員」君は今いくつ?そしてレベルは?
「カイ」今12歳ですね。レベルは25になりました
「受付委員」どうやったら子供がレベル25になるんですか!
「カイ」森で遊んでいたらですかね…
「受付委員」そ…そうですか。報酬金はどうしますか?(遊ぶだけでそんなにレベル上がるの!?どんな遊びしてたのこの子は)
「カイ」んー魔法を早く使いたいので日数によって決めます。
「受付委員」そうなると1〜3の間に使えるようにしたらどうします?
「カイ」どれくらい出せばいいのかわかりませんが金貨5枚でいいですか?
「受付委員」え…本当にいいんですか?
「カイ」はい、お金に余裕はありますので
「受付委員」ちなみにいくら?
「カイ」数えたことはないですがそこら辺にいるモンスター倒してたので大体金貨50枚以上はあるかと
「受付委員」へ、へー(もう何この子怖い)
「アンナ」私はアンナ・ステイシアと申します。
「カイ」僕はカイ・アルバートと申します。
「カイ」ところで依頼は出せますか?
「アンナ」大丈夫です、ギルドマスターに確認したら出せます。少々お待ちください
「カイ」異世界だなぁ本当に。楽しいな
「アンナ」カイさん少し来てもらえますか?
「カイ」??
アンナさんについていくと訓練室だったそこには
「ギルドマスター」君がカイ君かな?
「カイ」はい、カイ・アルバートといいます
「ジン」俺はジン・ヴェルハルドという
「ジン」なぜ依頼しようとした?
「カイ」ジンさん、そしてアンナさんは信頼できそうなので話しますが自分は異世界から来ました。
「カイ」なのでこの世界のことをまだ知らないので依頼を出し、魔法と一緒にこの世界のことを知ろうとしました
「ジン」異世界人ってことか?何百年も前に一度来たって話は聞くが本当にいるとは…
「アンナ」まだ正直信じれないですね
「カイ」この世界に来る前は魔法などなく発達した世界でした。そこは日本といいます。そこで自分は死にここの創造神という人にこの世界に連れてこられました。
「カイ」名前は教えてくれませんでしたが、確かに話し、魔法、剣術、武術、そして創造の加護も貰っています
「アンナ」加護それは本当ですか!
「カイ」はい
「アンナ」話は本当です。私もあまり信じてきませんでしたが、お祖父様は言っていました。『この世界にいる人は加護はないだがまれにこの世界でないものが来るその人らは加護を持っていると』
「ジン」なるほど。大賢者の言葉なら信じざるおえんな。わかった依頼の件出して良い
「カイ」ありがとうございます
「ジン」それと冒険者にならんか?
「カイ」え?
「ジン」少し君の力を見てみたいからね。
「カイ」分かりました!ですがその前に魔法を覚えてからでもいいですか?
「ジン」そうだったな君は魔法が使いたいだったな
「カイ」はい。
「カイ」よし、無事に依頼出せたし、しばらく宿に行こう
宿
「カイ」すみません、1ヶ月ほど泊まらせてもらえませんか?
「宿屋」はいよ、1ヶ月ね金貨1枚ね
「カイ」分かりました。
金貨1枚を宿屋に渡した。
借りた部屋
「カイ」今日は色んなことがあって疲れたなぁ
ステータス
Lv25 カイ 12歳
命3590 魔力12000
力350 速度230
守210 精神65
精度70
状態
疲労40 魔力枯渇0
スキル
鑑定 全属性強化 剣術
体術 弓術 魔法耐性
「カイ」疲労が40も溜まってる…気を張るのは疲れるね精神鍛えないと、あとは…力と速度、レベルも上げないと…
「カイ」スキルはこの先まだ増えるのかな……まぁ、死んだら本当に人生が終わるこの世界にまた来れるとも限らないし楽しもう!
次の日 ギルドにて
「カイ」アンナさんおはようございます。
「アンナ」カイ君おはよう、君が出した依頼早速やりたい人何名か募集きたよ。
「カイ」本当ですか?どんな方々ですか?
2時間後
「カイ」いい人いませんね…
「アンナ」そりゃー金貨5枚は3ヶ月程は飲んだり遊んだりして暮らせますからね
「カイ」そんな大金だったんですか!?
「アンナ」そうだよ、本当に知らないんだね
「カイ」まだ来て1年ですからね…
「冒険者1」魔法、剣術、武術の募集に応募したいんだけど…
「冒険者2」私が魔法を教えてこっちが、剣術と武術教える。
「アンナ」分かりました、使える魔法とレベル、剣術と武術についても実力を教えてください
「カイ」(お、募集か…強い人だったら採用だね)
「冒険者1」私達は二人でパーティーを組んでいて、ランクはcで、剣の大会、武の大会両方共優勝してる
「冒険者2」私はすべての魔法が使えます。小、中、大、使えます。
「アンナ」分かりました。では…
「カイ」アンナさんこの二人でいいですよ、今までの募集の方より強い方たちです!
「冒険者1、2」え??
訓練室
「カイ」改めまして僕はカイ・アルバート、12歳で25レベルです
「冒険者1」12歳で25!?私達も頑張って今35なのに…
「冒険者2」私はシズク・シルベルト、こっちは
「冒険者1」カレン・クルシエラ
「カイ」よろしくお願いします!
「シズク・カレン」よろしくね
「カレン」早速だけどまずは剣術と武術どこまで出来る?
「カイ」剣の構え方もわからないし武術も同様です…
「カレン」とりあえずでいいから木の剣で模擬戦しよっか痛いけど傷はつかないよ
「カイ」分かりました
カイは、森にいた時に使ったように自己流で構えた
カレンは、剣を両手で握り、しっかりと構え隙きがない
「シズク」よーい、始め
合図とともにカイが走り出すそして飛びつき大きく振りかぶった、カレンはそれを読み受け流し首元に剣を当て
「カレン」私の勝ち
といいにっこり笑った
「カイ」早いですね。受け流しすぐに反撃、真似するにも原理がわからないと…
「カレン」別に難しく考えなくていいよ、一つ一つの動きを早くしていって合わせれば行けるよ
「カイ」だいぶ難しいじゃないですか。
「カレン」アハハハ
「シズク」次は魔法ね、ここだと破壊してしまうから外に出ようか。
平原 〈安全地帯〉
「カイ」風、気持ちいですね
「カレン」確かに、動いた後だし気持ちいねぇ
「シズク」早速だけど魔力はどれくらいあるの?
「カイ」ステータス
Lv25 カイ 12歳
命3590 魔力12000
力350 速度230
守210 精神65
精度70
状態
疲労40 魔力枯渇0
スキル
鑑定 全属性強化 剣術
体術 弓術 魔法耐性
「カイ」今は…12000あります
「シズク」え?子供でそんなにあるの?
「カイ」シズクさんはどれくらいあるんですか?
「シズク」今は、21000だよ
「カイ」多いですね…カレンさんは魔力どのくらいあるんですか?
「カレン」私は近距離型だから少ないよ。大体1000くらいじゃないかな強化系の魔法しか使えないけどね
「カイ」それでも1000あるんですね
「シズク」レベルが35だからね
「シズク」早速やろうか
「カイ」はい!
「シズク」魔法はまず想像から初めてね、例えば、風圧これは風を思い浮かべてそれを自分の足元に持ってくる
そしたら魔法を放つ
「シズク」風よ起これ
シズクの下に風が起こり上に飛んだ
「シズク」風よ静まれ
風が下から少し押しゆっくり降りた
「シズク」基本、魔法は詠唱が必要魔法使いは大体詠唱を省略して使っている、天才は無詠唱で使ってるよ
「カイ」無詠唱??
「シズク」私は今の所無理だけど『風圧』っていうだけで使えるんだよ
「カイ」それはすごいですね、すぐ使える。ほぼ最強じゃないですか
「シズク」たしかにねでもデメリットがあるよ、無詠唱だと魔力の消費が激しいんだ普通10だけでいいものが20〜50の間使うんだって
「カイ」それは疲れますね…
「カイ」じゃあやってみますね。
「カイ」(シズクさんがやってたように)風よ起これ
何も起きなかった
「カイ」あれ?
「シズク」まぁ最初はそんな感じだよ
次の瞬間
強風が一瞬吹きカイたちの目の前を通り左を見た瞬間木が何本も倒れていた
「カイ」??
「シズク」今何使ったの?
「カイ」さっきシズクさんが使ってた風圧ですよ?
「カレン」うそ…今の風刃でょ…
「カイ」風刃?
「シズク」風刃は、簡単に言えば風圧の別バージョン、風圧は押すけど風刃は、切り裂く風なんだよ
「カイ」それって…当たってたら…
「カレン」想像してるのであってると思うよ
「カイ」……
「シズク」まぁ魔法撃てたには変わりないし、いいんじゃない?
「カイ」そうですね。今日はありがとうございました。
「カレン」うん、こっちこそありがとう。明日は基礎やろうね
「シズク」こっちは魔法に関して知ってることを教えるね
「カイ」はい!
次の日
カレンさんの訓練では基礎、剣の扱い方、武術の動きを教えてもらった。そしたら最初戦ったときより
動きやすく、次の一手が打ちやすくなった
「カレン」すごい!、覚えるの早いねさすが天才型!
「カイ」いえいえ、教え方がすごく上手なんですよ!
「カレン」そう?ありがとう次は魔法だね
「カイ」そうですね
平原 〈安全地帯〉
「シズク」さっそく魔法について教えるね。
「カイ」はい!よろしくお願いします!
「シズク」魔法は、火、水、風、雷、闇、光、の7種類あるよ。光の中に治癒魔法もあるからねそれを分けたら7種類かな、
攻撃がしやすい魔法は火、風、雷で支援で闇、光、防衛で水が使える
「カイ」カレンさんは自身を強化するのでは?そしたら今教えてもらった魔法では出来ないような
「シズク」あー確かにね一応光魔法でも強化することは出来るけど時間制限があるんだよね。
だからカレンのように稀に無属性魔法ってのが使える、無属性はさっきカイくんが言ったように、
自分を強化する魔法や言ったことのある場所に移動できたり、目で見える場所にいけるテレポート
など色々あるよ
「カイ」テレポート移動に便利ですね
「シズク」でも魔力消費も多いからね
「カイ」やっぱりデメリットは魔力問題ですよね…
「シズク」魔法は便利で誰でも使えるものだけどいつどこでも使えて、簡単に人を殺せる魔法だから扱いは気をつけてね
「カイ」はい!今日もありがとうございました!
それから1周間カレンとシズクに剣術、武術、魔法を学び、日々強くなっていくカイであった
1週間後
「カイ」今日もありがとうございました
「カレン」いよいよ明日だね契約期間
「シズク」早かったね8日経つの
「カイ」早かったですね
「カレン」じゃまた明日ね
「カイ」はい
夜 借りた部屋
「カイ」お二人にはだいぶお世話になったし話したほうがいいのかな…何かプレゼントしよう
次の日 平原 〈安全地帯〉
「カレン」どうしたの?急に呼び出して
「シズク」もっと戦い方おしえてってことだったり?
「カイ」違います
「カイ」今日呼んだのは今日で依頼完了とするからです。
カイは手を出し二人に金貨4枚ずつ渡した
「カレン」なんで?私達は1週間掛かっただから銀貨5枚ほどのはず
「シズク」これはいくら何でも受け取れないよ
「カイ」そうです、ですが金貨4枚渡したのはお願いがあるからです。
「カレン」お願い?
「カイ」はい、この世界についてです
「カレン」え?
「シズク」なんで世界のことなの?
「カイ」それは…………
死んで異世界(この世界)に来たことを話した
「シズク」カイ君が異世界転生者ってこと?
「カイ」そうです、だからこの世界について知りたいんです
「カレン」正直信じれないけど確かに並外れた魔力量と身体能力を見たから嘘とも思えない
「シズク」わかった、この世界について教える
「シズク」この世界は魔王がいるだけど10年ほど前に勇者が倒したとされているだけど
魔王は生きていた
「カイ」え……
「カレン」勇者は倒したはずともう一度倒しに向かっただけど負けた
「シズク」勇者は確かに魔王を倒しただけどその魔王は仲間から見放されており次の魔王を
「カイ」まさか…
「カレン」もうすでに誕生させていた
「シズク」倒した方の名前はカルリークという魔王で現在もこの世界を支配しようとしている魔王は
クラークシルブという魔王。
「カレン」カルリークは風を扱うけどクラークシルブは火、雷、闇を扱うとてもじゃないけど
ここ王都イシュベラには勝てる人はいない
「シズク」だからみんなこの世界は終わりだと言っているんだ
「カイ」……
「シズク」カイ君?
「カイ」今より強くなってこの世界を救うことにします
「カレン」え?
「カイ」僕は今そうすべきだと思ったので
「シズク」異世界転生者の君なら出来るかもね
「カイ」ありがとうございます!
「カレン」それじゃー依頼達成したし次の依頼に
「カイ」あ、待ってください
「シズク」ん?どうしたの?
「カイ」シズクさんは右手を出してください、カレンさんは腕を…
そう言うとカイはシズクの右手に指輪をはめてカレンさんの腕にはブレスレットをつけた
「カレン」これは?
「カイ」カレンさんのブレスレットには速度、力、守の上昇2倍、
シズクさんの方には守と速度上昇2倍になってます
「シズク」無属性魔法使えてしかもエンチャント出来るんだ…
「カイ」一応
「カレン」鑑定
「カレン」え…詳細のところに国宝級って書いてある…
「カイ」あれ?そんなことになってますか?
「シズク」絶対他にもつけてるでしょ?
「カイ」はい、他の人が持つとつけれないし重たくて持てなくなる、など色々とあります。
「カレン」そりゃー国宝級になるよ
「カイ」お二人にはお世話になったのでお礼をと思って…
「シズク」ありがとう
「カイ」ありがとうございました!気おつけて!
「カレン」うん、またね
「シズク」楽しかったまたあった時また強くなってること期待してるね
「カイ」はい!
夜 借りた部屋
「カイ」ここからだ僕のスタート地点
「カイ」魔王とか本当にゲームや漫画みたいだなぁー救うとか言ったけど俺最強とかじゃないし無理だなぁ