陶磁器
あの昼寝をもう一度。
あー、このほろ酔いが覚めるまで、ずっとこうしてたいな。
眠くなるまで君と一緒がいいな。
こうして時間が過ぎればいいのにな。
どうして別れと出会いは同じなんだろう。
どうして春は別れと出会いがあるのだろう。
どうして卒業と入学式はあるのかな。
こうして君と一生居たいのに。。。
離れていくのはいつも、未練がましい結末。
いつもそうだったように、私の中から離れてく。
光が魂の叫びかのように、風前の灯火さ。
別れていくころには、居亡くなるほうが良かったのかな。
所詮、なんて思っちゃう自分で許しておくれ。
君はいつも優し過ぎたんだよ。
微笑む顔が懐かしい。
歳をとるとういうことが錆びた陶磁器かのようにリンクする。
その顔はどこか誇らしげ・・・。