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(7)その後

 翌日、ミアキは学校を休んだ。まだ調子が悪そうだった事やどうやら話し合いの中でミアキとその仲間三人は今日休ませておいてその間に担任の先生が外れる事など対応を進められていて守雄が再び学校に足を運んでいた。

 ミアキは両親に無理せず休みなさいという言葉に甘えた。何かあるんだろうと思ったけど両親がそういうなら信じていていい。これ以上悪くはならないという思いはあった。


 ミアキのそういう思いは半分だけ当たっていた。校長先生の言う通り加治先生は担任を外れた。しばらく教頭先生が担任の代わりに面倒を見てくれたけど3週間ほどで新しい先生が着任して担任となり事件は終わって平穏になったかに見えた。


 実際にはもう半分は外れていた。ミアキが率いていた男子たち、広乃ちゃんが率いていた女子たちがミアキと広乃ちゃん、ユウスケがいなければ今回の騒動はなかったと判断を下したのだった。

三年生の残りの期間、3人がクラスの友達の輪に加わる事はなかった。表向きは無視されてないけど何処かで以前のような関係には戻らなかった。代わりに新しい結束も生まれた。

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