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ニキシーと決闘(5)

 聞き慣れた破壊音。咄嗟にニキシーはポーチに手を触れ、インベントリーを開く。

 視界を遮るUIに苛立ち、焦りながら、アイテムを選択し――


 ガギッ!! ザグッ!!


「ッ!」

『ああっと! ニキシー防ぎきれない! 一発貰ってしまったァー!』

『お! それより見なよ――斧だよ! 投げ斧かな?』


 取り出した斧で飛来した大鎌をなんとか弾き返すが、遅かった。腕を斬られ、HPゲージが大幅に吹き飛ぶ。

 ごろりと床を転がり、体勢を立て直す。ポーションホルダーに挿した三本のうち一本を取り――


「【月輪】!」

「ぅッ――!」


 大鎌を弾く。だが槍と違って投げ斧は長さが足りない。わずかに頬を斬られ、ゲージが飛ぶ――だが、0にはならなかった。握り締めたポーションを体に振りかければ、ゲージは見る見るうちに元に戻っていく。


『ここでニキシーはHPを回復ゥ!』

『かなり品質のいいやつだね。初心者には高かったろう』

『そして? おおっと、さらに斧を取り出す! 投げ斧の二刀流だ!』

『盾じゃなくて二刀か。決めにいくのか――来るか、【次元斬】!?』


 解説の声に、観客が注目する。

 まだたった一人しか修得を公言していないスキル。それが見られるのか? 果たしてどんなスキルなのか?


 だが――観客の期待とは裏腹に、ニキシーは再び防戦に回った。大鎌をかわし、交差した斧で弾く。細かく場所を移動し、鎌の包囲から逃れようとする。


「ハッハァ! 逃げるが精一杯か、小娘が!」


 大鎌に掴まり、鉄棒の要領でぐるりと回りながらイリシャが笑う。


「いつまで持つかの――【月輪】ッ!」

「ッ――!」


 光り輝いて回転し、飛来する大鎌を、ニキシーは通常攻撃で弾く。鎌は魔法の効果で再び浮かび上がる。


『さあ防戦一方だ! HPもじりじり削れている模様! もはや打つ手なしか!?』

『うーん、やっぱり【次元斬】はないのかな?』

『噂は噂ということでしょうか――』

『まあそもそも――』

『であれば――』

『……――』


 勝手な実況を、ニキシーは意識の外へ放り投げる。

 雑音を追い出し、集中する。


「【月輪】!」


 軌道は――直線。


 ニキシーは頭の中に情報を書きとめていく。


 傾きは水平から45度程度まで。回転速度が速いから、適当な防御でも鎌の先端を弾くことができる。

 発動地点を見逃さず、イリシャの位置を体の中心で捉えれば、回避は可能だ。

 だがいつまでも、というわけにはいかない。投げ斧は防御に向かない。わずかにかすって、HPゲージが減っていく。待っていては、負ける。


「【月輪】!」


 間隔――違和感がある。例の『クールダウン』のせいだろうか。鎌が近くにあってすぐ攻撃に移れそうな場面でも、空中を跳ぶのに大げさな放物線を描くか、鎌を持って鉄棒することで時間を取っている。

 一定以上の間隔以下では、鎌を飛ばしてこない――飛ばせない。


「【月輪】!」


 通常攻撃で弾き返す。あるいは避けて地面でバウンドする。何をどうしても大鎌は宙に浮く。

 勢いを殺して受け止められれば落とせるかもしれない。だがそれは『攻撃』ではないから動きに補正はつかない。そんな達人技はできる気がしない。


「【月輪】!」


 三本の鎌。飛ばしたばかりの鎌は浮いてくるのを待つから使わない。残り二本のうち、どれを使う?

 時計回り、反時計回り――ではない。

 近さでもない。わざわざ遠い鎌に跳ぶこともある。

 無作為? いいや、忙しく動いているときほどルールは単純だ。


 パターンは、ある!


「【月輪】!」

「ッ!」


 大鎌を躱し、駆け出す。目星はついていた。

 答えは『高さ』。浮ききった鎌はゆっくりと落ちていく。であれば、落ち始めていて高さの低い鎌を優先して使うのが道理。

 駆けたニキシーは、イリシャの背後を取る。


「む!?」

「やッ!」


 そして、通常攻撃。

 投げ斧を投げ飛ばす。斧は斧とは思えない直線軌道でイリシャの背中へ――


「【ブリンク】!」


 イリシャが、再度跳ぶ。いや、正確には1メートルほど真上に瞬間移動した。斧はイリシャの真下を通過して。


「――なにッ!?」


 大鎌に、直撃する。イリシャが掴むはずだった鎌は、斧に弾かれて明後日の方向へ飛び――イリシャは落下する。


「ぐッ――【バランス】ッ」


 地面に叩きつけられ横たわったイリシャが、重力を無視してくるりと直立して。


「やあぁッ!」

「がはッ!!」


 追いついたニキシーの高速にして正確無比な通常攻撃が、その胴を薙いで吹き飛ばした。


 ◇ ◇ ◇

 

『こッ……これは……イリシャ様、再びダウン……! いったい、今の攻防は!?』

『賭けに勝った、って感じかな? イリシャが次に跳ぶ大鎌を決めうちで行動に出たんだろうね。投げ斧は射撃武器じゃないから【ミサイルガード】で防げない。そこでイリシャは呪紋から【ブリンク】を発動してショートテレポで避けたんだけど、真の狙いは足場たる大鎌そのものだったわけさ』


 イリシャが倒れた場所に、大鎌はない。ニキシーは逃げられないよう、うつぶせに倒れるイリシャの頭に斧を突きつける。


『倒れたところをまた呪紋から【バランス】発動で起き上がったけど、ニキシーが詰めるのが速かったね。【ストーンスキン】があるとはいえ、あのとんでもない通常攻撃――軽装だから大ダメージだろう。【フォールスライフ】は剥げただろうし、決まったかな』


 ニキシーは解説を聞いて、小さく息を吐き出す。

 避けられるのは予想はしていたけれど本当にそうなるとは思っていなかった。【ミサイルガード】で弾かれるものだと思っていたのだ。

 とにかく最初は何らかの仕掛けで失敗するかもしれない――だからイリシャを狙ったと見せかけたのだが、予想よりもうまくいった。

 それにしても――呪紋ってなんだろう? 両方とも発動時に体のタトゥーが光ったような気がするけど、あれか? まったくこのゲームはいろいろ複雑だ。


「……さあ、降参しますか?」


 ニキシーは突きつけた斧を動かさないまま問う。イリシャに武器はない。スペルブックも持っていない。これなら――


「……まだ、じゃ」

「ッ!」


 イリシャめがけて斧を振り下ろす。だがその体は急上昇した。ニキシーの斧が切り裂いたのは、鱗の生えたゾウのような足――


「――沼竜!?」

「ウフフ、ハハハハハ!」


 ニキシーの背では届かない、沼竜の背に立ってイリシャは哄笑する。


『これはどうした!? 急にモンスターが出てきたぞ!』

『せこいね。吹っ飛んでる間にインベントリから人形出してたよ。あーあ、おとなげない』

「クッ――」


 ヌマタン。三度目ともなれば多少は愛着が沸く。その湿った瞳から目を逸らしながら、ニキシーは斧を構えた。――今は敵だ。やらなければ、やられる。


「ふ、フフフ――【ウェザーコントロール】!」


 スペルブックを取り出し、イリシャは詠唱する。魔法の効果で会場を暗雲が覆い、太陽の光が遮られる。

 日光によるペナルティ――ヴァンパイアのデメリットを消しにきたのだ。


「やあ!」


 イリシャを乗騎から降ろすべく、ヌマタンに斬撃を加える。


「グオオォ……!?」

『沼竜、ダウン! 早い早い――これが本当に通常攻撃か!?』


 ヌマタンが膝を突く。だが横倒しにはならない。主人を守るためか、体勢は崩さない。ニキシーは覚悟を決めて、斧を振りかぶり――


「【吸血】」

「グギャアアァ!」

「なっ――」


 沼竜が、倒れる。ニキシーの目の前に、片手剣を手にしたイリシャが、優雅に舞い降りた。その目は紅く輝き、血の色のオーラを背負う。


『あー、ペットから【吸血】とかエグいね。しかも敵対しないようラストヒット狙うとか、小技が効いてるよ。これで日光ペナルティが消えて、吸血のバフが入って、身体能力の鬼になったねぇ。【フルポテンシャル】とかぶらないバフ枠っていうのがヴァンパイアの強みだから』

「フン、なんとでも言うがよい」


 イリシャは剣を、能面のような顔をするニキシーに向け、ニタリと笑う。


「どんな手を使おうが……最終的に……勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」

『出たァァァッ! 名言だアァァァッ!』

『色あせない名作だよね』


 ウオォォ、と実況と観客席がそろって盛り上がり、会場を揺らす。

 だが、その中でニキシーはひとり静かだった。


「……それがあなたのやり方ですか?」


 冷えた言葉に、イリシャは観客へのアピールをやめ、ニキシーへと向き直る。


「ほう……いい目をしておるのう、小娘。本気の目じゃ。よい、実によいぞ」


 イリシャは紅い舌で唇をなめる。


「大方、わしがペットを殺したことに怒っているのであろう? あんなに愛着を持っていたペットを、消耗品のように使い捨てて――と」

「………」

「じゃが、そうさせたのはお主じゃ」


 イリシャはニキシーに剣を向ける。


「わしもな、本気なのじゃよ。この世界に三年もいるような輩は、みなそうじゃ。本気で生きなければ前線には立てない――諦めて死を受け入れるようでは、到底やっていけない。そう、わしは死にたくないのじゃ。だからヌマタンを犠牲にした――そして犠牲を払ったからには、勝たせてもらう」


 イリシャが――動く。


「本気でなッ!!」


 ◇ ◇ ◇


 三年に渡る鍛錬、高位の魔法、吸血鬼の特性。それらの組み合わさった身体能力で踏み込んだイリシャの速度は、これまでとは別物だった。距離を一瞬にして詰められる。スキルを使わないでこの常人離れした動き――だが、ニキシーは驚かない。ただ目の前の出来事を受け止めて、反応する。


「【にだ――


 修得済み(しってる)。【二段斬り】。横に二回、上段と下段に、体を一回転させて斬るスキル。

 イリシャが剣を構える方向を見て――


   ――ん」


 イリシャが横にステップを入れる。発動を遅らせている。軸をあわせる。


「斬り】!」


 溜めが長いせいで、構えは見ている。一段目の軌跡を読むのはたやすい。ニキシーは体を捌いて躱し、本命の二段目――背を向けた後、剣を見えない場所から放つ下段攻撃に集中する――が。


「【龍尾(りゅうお)――


 修得済み(しってる)。だが、今!?


   返し(かえし)】!」

「ッくあ!?」


 背中を見せ、龍の尾を叩きつけるがごとく剣を頭上から叩きつける攻撃。回避が間に合わず、ニキシーの太ももから血しぶきが上がる。

 苦し紛れに斧を振るうが、読まれていた。野生の獣のような跳躍で、距離をとられる。


『決まった! 【二段斬り】からの【龍尾返し】ィー!』

『キャンセルからつなぐのがうまいねぇ。さすがメイン武器なだけはある』

『おや? イリシャ様のメインは長柄では?』

『いやいや、片手剣だよ。PvPの時はね。長柄はあくまで攻略時の護身用さ。本職は騎乗テイマーだからね。まあそういう意味でも、おとなげないよねぇ……初心者に多段モーションのキャンセルとか分かるわけないし。その辺、チュートリアルに入れるとかフォローはないのかい? GMさん』

『仕様です』


 解説が一区切りしたタイミングで、イリシャが再び仕掛ける。高速で距離を詰め――


「【剣閃(けんせん)――


 イリシャが剣を構える。だが――ニキシーは動けない。

 脚を負傷したせい、ではない。コマンドが問題だった。


 【剣閃】――横に広範囲を、一瞬にして切り裂くスキル。今のタイミングで避けるなら地を這うぐらいしか思いつかない。

 だが、それはできない。【剣閃脚(けんせんきゃく)】という、剣と蹴りの複合攻撃のスキルもあるからだ。これは剣を横に振った後、脚による追撃がある。避けるなら追撃を躱せる体勢でなければいけない。


 どうするか――迷ったのは一瞬。


 結論――やはり、回避はダメだ。


「やあッ!」

「き――ッ!?」


 ガギッ!!


 斧が、剣を弾く。イリシャは体勢を崩し、一度立て直す。


「ぐ――【十字斬り】――ッ!?」


 ガギッ!! 斧が横から振られたばかりの剣を弾く。


「【疾風剣】んッ!?」


 ガギッ!!! 高速で切り刻む移動攻撃――その一撃目を、その出がかりを、斧が弾く。


 高速の。正確無比な――ニキシーの通常攻撃が、イリシャの剣を打つ。


『こ、これは!? 高位のスキルまで!? 防御スキルでもなく!?』

『ウソだろう……? スキルを通常攻撃で相殺するって――普通は威力負けするし、そもそも追いつかないぞ?』

『仕様です』


 回避はしない。それがニキシーの結論だった。


 回避も、防御も、今のイリシャのスピードには対抗できない。

 けれどそれを上回るもの――通常攻撃による相殺ならばできる。【月輪】を弾き返す中で、そう確証を得ていた。

 そしていかにフェイントをかけようと――スキルには発声が必要で、その時点で構えが始まる以上、武器を狙って攻撃するのは、容易い。


「く――【破壊剣】んぐッ!」


 通常攻撃で弾く。


「【天落】ッ、ぅッ!?」


 通常攻撃で、弾く。イリシャの表情から驚愕の色が抜けない。発動直後、あるいは発動直前に、剣を弾かれてスキルをキャンセルさせられる。SPは減り、体勢は崩れる――焦りが生まれる。


「ならばッ!」


 イリシャはわざと大きく弾かれ、距離をとって体勢を立て直し――必殺の剣を繰り出す。


「跡形もなく消えるがいいッ――【分解剣】ッ!」


 防御力を無視し、部位破壊を狙った高速の連続攻撃を繰り出す、高位スキル。

 片手剣使いの奥の手。莫大なSP消費と引き換えに、プレーヤー相手にはオーバーキルどころではないダメージを叩き出す、秘奥の剣。


 だがその軌跡を、ニキシーは修得済みだ(しっている)。ゲームを始めたその日に、ひらめいている。


「やああッッ!!」


 斧が剣を弾くが、【分解剣】は止まらない。二撃、三撃――それも弾く。通常攻撃で。

 250のスキルを封印した通常攻撃が、高位スキルの威力を受け止め、速度に追いつき、正確に刃を合わせる。


 ガガガガガガガガッ――!


「なッ――」


 イリシャの手が止まる。スキルによる動きが終了したから――ではない。純粋に驚いて、止まってしまった。

 まさか、【分解剣】を通常攻撃ですべて打ち返すとは、と――


「やあッ!」

「がッ!?」


 そして、ニキシーが攻勢に転じる。高速にして正確無比な一撃が、イリシャの虚をついて胴を薙ぐ。

 イリシャは――血飛沫をあげながらも、踏みとどまった。向上した身体能力がそれを可能にした。


 だが、立っているだけだった。ニキシーはすでに構え終わっている。足はまだ動かせない。二撃目を――


「……【パリィ】!」

「やあッ!」


 ガギッ! イリシャの剣がニキシーの斧を防ぐ。


 【パリィ】。数少ない防御系のスキル。発動している間、SPを消費し続ける代わりに、あらゆる物理攻撃に反応して防御を自動で行う。

 普通、通常攻撃に対して使うようなスキルではなかった。通常攻撃など、このゲームにおいてはなんの脅威にもならない。動作と威力に補正のかかるスキル攻撃を防ぐために、要所要所で使うスキルだ。

 だがニキシーの通常攻撃はスキルに等しい。回避はともかく、防御には相応のスキルでなければ力負けする。だからこそ【パリィ】を選択せざるを得なかった。


「やあッ!」


 ガギッ!! ニキシーの斧による通常攻撃を、イリシャの剣が自動で動いて弾く。二回、三回――続けざまに繰り出され続ける通常攻撃を、【パリィ】は確実に防ぐ。発動中、継続してSPをわずかに消費するが、信頼できる防御を続けてくれる。あとは大技の隙を見てスキルを解除し、攻勢に転じるのみ――その戦術をとれることが、防御スキルの強み。

 ――なのだが。


「やあ!」


 ガギッ! ガギッ! ガギッッ!!


「やあッ!」

「クッ……! ちょ……ま……」


 途切れることなく繰り出される通常攻撃に、イリシャは【パリィ】を解除できないでいた。


 普通の相手なら――考え無しに攻撃してくる相手なら、SP切れを待てばいいだけの話だ。どうしたって隙は生まれる。強力な攻撃を絶え間なく続けることなど、このゲームではできない。


 ニキシー以外には。


「やあっ!」


 通常攻撃はSPを消費しない。

 コマンドを必要としない。

 決まった軌跡もない。


 無限に放たれる無限の軌跡。


「やあ!」

「かっ……くっ……」


 通常攻撃、通常攻撃、通常攻撃。

 余計なことは何も考えず、ひたすら連打しつづける。


「うっ……しまっ……!?」


 そして――【パリィ】を継続するSPが、尽きる。


「やああっっ!!」



 ドガッッ!!



『――い、イリシャ様、ダウン……! こ、これは……』

『ああ、死んだね、こりゃ。いやあ、これはひどい……ひどいものをみた』


 静まり返る会場で、解説者はウンウンと頷いた。


『まさか通常攻撃でゴリ押しして勝つなんてね……このゲームはスキルゲーじゃなかったのか?』

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