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星宮家と異世界的日常  作者: 兎花
第2章 星宮家の婚約事情
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「ここの飯に慣れちゃうと他所のを食えなくなるよ」


一番最後に朝食を終えた冒険者の男が満足そうにお腹を撫でながら言った。豊かな茶色の髪は緩やかに波打ち、まるで若葉を写したような新緑の瞳はいつもキラキラと輝いている。

彼はソロの冒険者でかなりの有名人らしい。らしい、というのは他のお客様からの情報だ。彼の名前はレイノルドさん、我が宿屋の常連さんだ。


なんでも『雷響のレイ』とかいう二つ名持ちらしい。

正直、「へーそうなんだー」としか思えない。


満点の営業スマイルでお礼を言う。


「お食事を気に入っていただけたようで幸いです。これからお仕事ですか?」

「うん、指名依頼が入ってね。もしかしたら晩飯には間に合わないかもしれないんだ。それでお願いなんだけど、お金は払うから晩飯を部屋に運んで置いてくれないかな? ただでさえ昼飯は携帯食しか食えないのに、晩飯まで不味いんじゃヤル気が出ないよ」


まるで恋に悩み苦しむかのような切なさを見せているが、ご飯の不味さを嘆いているだけである。けれどその嘆きに私は理解を示す。


―――うん、ご飯が美味しくないとこの世界ではモチベーションが揚がらないよね。


日本のような気軽な娯楽が少ないのだ。精々が飲酒か歌を歌い聞くくらいで、観劇や観戦などは貴族にしか許されていない。


「わかりました。食堂が一段落したら運んでおきますね」


「ごちそうさま」と階段を上がっていく後ろ姿を見送ると、受付カウンターの裏から箒を取ってきて玄関前の掃き掃除に向かう。


外に出ると雲ひとつない青空だった。通りを行き交う人々が朝の熱気を伝えてくる。店の前を通る馬車が歩行者の喧騒を上書きしていく。


その合間に時々大きな音が響いてくる。木を打ち付ける高い音に重量のある物が落とされる音。そして指示をする大声が。

宿屋の裏手で工事が行われているのだ。元あった商家が最近引っ越し、新しい持ち主が何か建てるらしい。


一度、工事前に挨拶に来られたことがあったけど、タイミング悪く、その時私は留守にしていた。

対応したアリスいわく、診療所のようなものが出来るらしい。また挨拶に来ると言われたが丁重に断ったと言う。


………いや、私も挨拶したかったんだけどね。



「バルスー、今日はいい天気だね。掃き掃除が終わったら水浴びしながら体洗おっか」


気持ち良さそうに日向ぼっこしながら寝転んでいた愛犬の頭を撫でると、バルスは目を閉じて舌を出し笑っているようにも見えた。


ああ、癒されるなぁ。


思う存分可愛がった後に掃き掃除をしていると、中から革鎧に身を包んだレイノルドさんが出てきた。私は掃いていた手を止めて笑顔の彼を見送る。その背中にはくたびれた鞄が背負われていた。その鞄を見詰めながら先程の会話を思い出していた。


――宿泊客だけに、お弁当を作るのもいいかもなぁ。


実はかすみや司君には毎日お弁当を持たせている。いらないと言う時もあるが、基本はお弁当だ。真君や成君や光君にも、家から仕事に行く時は持たせていた。


けれど冒険者の人達は集団で野営でもしない限り、携帯食や片手で食べられる物で済ませるのが常識だ。

火は獣避けになるが逆に寄ってくる魔物も居るし、料理などしようものならその臭いで獣も魔物も寄ってきてしまう。なにより食事や睡眠と言った時間は無防備になりやすい。そんな時に凝った物は作れないし、それに食材は荷物にしかならないので、その分の詰め込みスペースがあるのなら、大概の冒険者は他の荷物を詰める方を選ぶのだ。


レイノルドさん程の冒険者なら魔法の鞄を持っているだろうし、お弁当を持っていく余裕もあるだろう。


最近では皆の仕事ぶりが良すぎて私の仕事がほとんど無くなってきていた。一日の献立と売り上げの集計くらいしか『私の仕事』がないのだ。ここ10年、忙しい日々を過ごしてきたせいか、少しでも暇が出来ると逆に落ち着かない。


そんな事を考えながら掃き掃除を済ませ、玄関回りを拭き掃除した後、宣言通りにバルスを丸洗いすることにした。


「バルスー、おいでー」


玄関と門の間に沐浴場がある。ここは主に冒険者の人達が汚した物を宿屋の中の持ち入らないようにしてもらうために設置してある。


私がしゃがみこむと、のそのそと歩いてきたバルスが私の前に座った。その顔をムギュッと挟み込むともふり倒した。されるがままのバルスを存分に愛でてから一番近いシャワールームからシャワーを引っ張り出した。


秋田犬は体が大きくて毛並みが厚い。女が一人で洗うと結構な重労働になる。さあやるぞ! と気合いを入れたら玄関の扉が開く音が聞こえた。首を伸ばしそちらを見ると、ピーターがほてほてと歩いてくる姿が見えた。いつもはピンと立っている耳が斜め後方に倒れている。


ピーター、リラックスモードだ。


「持ち場の仕事は終わった?」

「はい、3階の掃除は終わりましたよ。アリスが2階を、ベルとシシィが厨房と食堂の掃除をしています。――手伝いましょうか?」

「いいの? 助かるわ」


私が少しでも体力を使おうとすると、『自動人形(オートマタ)』の誰かが必ず姿を現す。気を遣っているのか、それとも見張っているのか。

どちらにせよ、過保護だな、と思う。


それからピーターと共にバルスの全身を隈無く洗い上げていく。ちなみにこのシャワー、動力は魔力で、使う人間が望む温度に自動調節してくれる。


大型犬を洗うさらに大きな兎と言う光景は、何とも可愛らしいのに非常にシュールだ。


ピーターも一緒に洗いたいな、という欲求と戦いながらバルスを洗い流すと、仕上げに風魔法で乾かしブラッシングして終了だ。


「ユリナ様、この後の御予定は?」


ふわふわ艶々になったバルスを愛でていると、後片付けを終えたピーターが聞いてきた。私は考える事なく答えを返す。


「んー? 商業ギルドに行くけど。お店の売り上げを預けて、その後は余裕があればお城に行って土地の契約更新の手続きもしないとね」

「ツカサ様はご存知なんですか?」

「近いうちに行く、とは言ってあったけど、今日とは言ってないよ?」

「………僕もお供してもいいですか?」


思わず振り返ってピーターと見詰め合う。兎顔のピーターは正面から向き合うとけっこう間抜けだ。兎の目は顔の横側に付いていて正面から見ると視線が合っているようには思えない。


「付き添ってくれるのは嬉しいけど。どうせ一人では出歩いちゃ駄目なんでしょ? それよりピーターこそいいの? ギルドとかお城とか……君もあまりいい思い出ないじゃない」


かすみの趣味が全面に出ているピーターは、一見すると獣人族にも見えるらしい。獣人族は魔族に分類されるため、この国では忌避される存在だ。ご近所さんや常連客などは慣れていてむしろ可愛がってくれるが、少しでも行動範囲を外れると何も知らない人間から石を投げられたりするらしい。


私が心配して問うと、ピーターのひげがフワッと広がった。これはご機嫌な証拠だ。


「大丈夫ですよ。ちゃんとこちら(・・・)の姿でお供しますから」


そう言うと、彼の姿がまるで薄い幕でも張ったかのように曖昧になった。あれ? と思った次の瞬間にはそこに兎の姿はなく、代わりに13歳くらいの美少年が佇んでいた。


白銀の髪に黒い瞳は兎の時のままだ。


久し振りにピーターの人型を見たかも。


「そっか。じゃあ、濡れた服を着替えてくるから待っててくれる?」

「わかりました。アリスに伝えておきますね」


兎の時とは違い軽快に駆けていく。私もバルスと一緒に部屋に戻ると服を着替えた。

アリス達には仕事着としてメイド服を与えているけれど、私自身に制服はない。とりあえず白シャツにロングスカートが基本だ。

クローゼットを開けて気が向いた服を手に取る。


あんまり地味なのもなぁ。あれだけの美少年がお付きなんだもの、せめて格好だけでも小綺麗でいないと。


妙な使命感に駆られ、選んだのは紺色のワンピースだった。スカートの裾部分には金糸とビーズで刺繍が施されており、スカートが翻る度に光を受けるとキラキラと輝くのだ。

胸元も少し寂しいから(胸のことじゃないよ!) レモンイエローのスカーフを巻いた。


着替えを済ませて1階に降りるとピーターが待っていた。目が合うとにっこりと満面の笑みを見せてくれた。


「ユリナ様、とても可愛いです。こんな可愛い人をエスコート出来るなんて、僕幸せです」

「ありがとう、ピーター。ふふ、とても嬉しいわ」


こんな美少年に褒められても、嬉しいけれど微笑ましさの方が勝ってしまう。これで外見年齢が30前後なら、間違いなく惚れてしまっていただろう。


何となく微妙な表情のピーターの横を通るとカウンターの奥へと向かった。そこにあったのは成君特製のダイヤル式金庫で、解錠して中からお金を取り出した。


この世界のお金は硬貨と紙幣があり、硬貨の種類は銅貨(=10円)銀貨(=100円)ルオン紙幣(=1000円)ケルオン紙幣(=10000円)金貨(=100000円)となっている。

詳しいことはわからないけれど、この紙幣は特別な魔術が施されていて偽造することは不可能なんだそうだ。


―――確かに、日本の紙幣の様に汚れたり破れたり折れ線がついたりといった、使用感が全くないのだ。水の中に落としても濡れないし、わざと火を着けても焦げることすらない。


なので冒険者の人達は紙幣を持つことを好む。軽いし丈夫なので荒事の多い彼等にはうってつけのお金なのだ。


ちなみに我が宿屋の1泊2食付きのお値段は10000パッツ(ケルオン紙幣1枚)で、食事無しの宿泊だけなら7000パッツ(ルオン紙幣7枚)になる。普段冒険者が使う宿屋は基本素泊まりで3000パッツ前後だ。



店の売り上げと、みんなから預かっているお給料や報酬を個別に取り出して確認すると、私はずっしりと重いそれらを大きな革袋に入れて担ごうとした。けれど、「持ちますよ」と後ろにいたピーターに取られてしまう。


結構重たい(多分5㎏近くありそう)それを片手でヒョイッと担ぐ姿に、素直にお礼を言った。



先に商業ギルドへと向かう。かかる時間は歩いて15分くらいで、大通りを真っ直ぐに西門へ向かって歩けば着く。


荷物持ちをしてくれているピーターを気遣いながら歩いていると、程なくして目的地に着いた。


「相変わらず人が多いね」


赤茶けたレンガを積んで建てられた商業ギルドは、玄関前まで人が溢れ返っていた。


私とピーターは中に入ると案内係のお姉さんに預金したい旨を告げる。中も人が多くごった返していて、もしかしたらかなり待たされるかな、とも思ったけど預金だけならとすぐに受け付けに通してくれた。


いつもの職員さんがカウンター越しに微笑んでいる。

私は自分の商業ギルドの登録証と、弟妹達の預金カードを取り出した。そして袋分けした弟妹達のお金の上にそれぞれのカードを置き、私の登録証は宿屋の売上金の上に置く。

幸い、受付してくれた職員のお兄さんは慣れている人なのですぐに処理をしてくれた。入金した金額と入金後の合計を領収書に記入して、カードと共に返してくれた。それを確認して席を立ち商業ギルドを後にした。


「うーん、やっぱり大金を持ち歩くのって緊張するわ」


実際持っててくれてたのはピーターだけどね。


城までは乗り合い馬車を使う。王都は広い、用事を片付けるために歩き回っているだけで1日が終わってしまう。


城に着いたのはお昼前だった。


乗り合い馬車を降りた瞬間に聞きなれた声が私を呼んだ。


「ゆりなちゃん」

「………え、光君?」


あれ、確かあの子は今日依頼が入ってるって言ってたはず。そんな事を疑問に思いながら振り返った。

周囲には馬車から降りた人や、観光客でごった返しており、一見しただけでは彼の姿は見付からない。周囲をざっと流し見たとき、ふと違和感を感じた。


……あれ、なんだろう。


とてもよい笑顔でこちらを見ている子がいる。豪奢な金髪を背中に流し、水色のプリンセスラインのドレスに身を包んだ、見るからにどこぞのお嬢様がキラキラと光を放ちながら手を振っているのだ。


思わず振り返って確認するけれど、彼女に見惚れるばかりで手を振り返している人間はいない。

首を傾げながら正面に向き直ろうとしたら、いきなり腕を捕まれた。


「うわっ!」


思わずたたらを踏むと、腕を掴んでいた手が支えてくれた。

ぐっと入った力の強さに驚いてそちらを見る。水色のドレスが最初に目に入り、そのまま視線を上げていくと整えられた金髪に美しい顔が私を攻撃してきた。


……なに、この美貌は。なんか、ごめんなさい。平凡でごめんなさい。こんな顔なのに女でごめんなさい。いや、なんかもう、産まれてきてごめんなさい。


全面降伏で白旗を揚げていると、その美少女はうぶ毛すら柔らかく光輝いている顔をぐっと近付けてきた。そしてじっと灰緑色の瞳で見詰めてきた。………ん? 灰緑色の瞳?


私はまじまじと少女の顔を見た。そして、今度は違う種類の衝撃が私を打ちのめす。いや、もうこれは立ち直れないっすよ。


「――光君……女装癖があったの?」


じっと見詰めてきた美少女の口元が、ピクッと震えた。その口元が何か言うより先に、私は思わず彼の手を両手で掴んだ。


……うん、白い手袋で誤魔化しているけど、確かに男の子の手だわ、これ。


髪はおそらくカツラだろう。薄く化粧を施した顔は色が乗っていて色っぽい。でもよくよく見ると光君なのだ。


「気付いてあげられなくてごめん! えっと、凄く似合ってるよ、可愛い。私なんかよりよほど可愛いよ。肌も綺麗だし睫毛も長いし唇もプルプルだし……あ、駄目だ、自分にダメージが」

「ねぇ、待って、ゆりなちゃん。これは別に趣味じゃなくてね、そのなんていうか……」

「趣味じゃない? え、じゃあ……光君……男の人が恋愛対象な人なの?」


ここで断言しておくけど、私はけしてBL好きではない。周りに居ても偏見はないし興味もないけど、それが身内となると話は違う。


光君がBLとかって……やだ、どうしよう………チョー萌えるんですけど! しかも見た目完璧美少女の男の娘ですよ!? これなら中身男でも……て考える男はいくらでも存在するはず!!


「待って! ゆりなちゃん! それ以上の想像は駄目だから! さすがの僕も怒るよ?!」


光君はそれはそれは嫌そうに私の肩を掴んだ。妄想の世界にトリップしていた私はその衝撃に我に返る。


………いけない、いけない。危うく光君が銀髪碧眼のクール系執事にエロいお仕置きをされるところだった。


光君は薄化粧を施した顔を青ざめさせて、うんざりとした表情で俯いている。私は慌てて光君から距離を取った。けれど彼の手は私の肩を放すことはなかった。


「光君!? ごめんね、忘れてた、君の力のこと。大丈夫?」


光君の固有チートは『夢の奏者』と言うもので、なんでも人の夢や妄想と言ったものを操る力らしい。その精神干渉の力は凄まじく、相手を簡単に絶望させ自殺に追い込むほどだ。

けれどその力は時に光君をも苛む。油断したら相手の願望や欲望が流れ込んでくるのだ。特に触れていると望んでもいないのに相手の欲望が見えることがあると、いつだか愚痴っていたのを思い出す。


今光君の手はまだ私の肩を掴んでいる。よし、ならば何か癒しになるようなことを考えよう。


癒し、癒し………私のいちばんの癒しはバルスと兎型ピーターだ。人型もいいけれど、あっちではまた光君と絡めてしまいそうなので却下。

そういえば……と、先程見た光景を思い出す。気持ち良さそうに目を閉じたバルスを、一生懸命に洗うピーターの絵。泡が鼻先に付く度にバルスもピーターも頭をプルプル振るのだ。ピーターの長い耳に泡が付くと、耳だけがピルピルと震えて泡を落とす。


―――ああ、可愛い。


「………ぷ、くくく、くふふ、あははは、ゆりなちゃん、やっぱり最高だね」


肩を震わせ俯いたまま光君が笑う。

そうでしょ?! やっぱりもふもふは最高の癒しよね!


ひとしきり笑った後、光君は目尻の涙を拭いながらニッコリと微笑んだ。


「うん、もふもふも最高だけど、僕はゆりなちゃんに一番癒されるよ」


そう言って光君は少し屈むと私に抱き付いてきた。びっくりして動けないでいると、私の胸元に顔を埋めてそれはそれは幸せそうな笑みを浮かべた。


「やっぱりゆりなちゃんは温かくて柔らかくていい匂いがして。ずっとこうしていたくなる」

「そ、そうですか……」


そりゃあね、昔はよく抱っこしたり一緒に寝てたりしたけれど、さすがに小学生も高学年になる頃には過度な接触は控えるようにしていた。それに対して光君は何も言わなかったけれど、実は寂しかったのかもしれない。

頭を反らしてその顔を覗き込む限り、彼の表情はとても満足そうだ。………まぁ、見た目は完全に『彼女』なんだけどね。


なんとなく光君の背中を撫でていると、「ンッ、ウンッ!」と言うわざとらしい咳払いの音が聞こえた。振り向くと困り顔のピーターがいた。


そこで冷静に辺りを見てみる。こんな美少女と抱き合っていては、きっと沢山の通行人の目に留まっているはずだ。


そう思っていたけれど、実際には私達を見ている人は一人もいなかった。むしろ不自然な動きで、とても自然に私達を避けていく。


「もしかして、結界を――?」

「うん、完全遮断の結界をね」


光君は体を起こすと、そっと私の手を取りにっこりと笑った。


「さ、行こうか。ゆりなちゃん」

「ん? どこへ?」

「司兄の所だよ。僕のこの格好もね、司兄の要望なんだ」

「司君の? なんでまた、女装させるのかしら、しかも実の弟に」


首を傾げて呟くと、それはそれはいい笑顔で光君が笑った。


「さぁ、どうしてだろうね? ――それこそ、司兄の趣味なんじゃない?」







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