表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

月曜日の空・下

 むくれた顔をして、凛が教室に入ってきた。

 私と亜砂斗は理系で同じクラスだが、凛は文理、夕羽は文系でクラスが違う。

 休み時間となると凛はまず夕羽のいるクラスに行き、そのあと私たちのいるクラスにやってくる。

 そのときの凛の表情で、夕羽に会えたかがわかるのだが……

 私は、こちらに向かってくる凛を見つめて、言った。


「いなかったの?」

 凛は頬を膨らませてうなずく。

「一限目の休みも、二限目の休みも、三限目の休みもいなかったの」

 指折りしながら言う凛。

 彼女は前の席のいすを、私の机のほうに向けてそこに座った。

「で、昼休みもいなかったと」

 頬杖をつきながら、私は言う。


「そうなの」

「授業には出てるのかな」

 私の言葉に首をかしげる凛。

 持ってきたお弁当の包みをあけて、手を合わせて

「いただきます」

 と言った。


 ふりかけのかかったご飯に、小さなハンバーグ。そして玉子焼きにこふき芋。

 私は凛が食事をとる姿を見つめていた。

 人が食べているのを見て、まったく食欲がわいてこない。

 先週から食欲がない。ほとんど食事を取ってない。

 去年もそうだった。年末が近づくにつれだんだんと食欲がなくなり、何も食べられない日が長く続いた。そして。終業式の前日に学校で倒れた。


 栄養失調。

 おかげで年末年始を病院で過ごした。

 入院中、やはり食べることができず、毎日点滴をうたれた。

 どれくらい入院していたのだろうか?

 たしか……


「また食欲ないの?」

 凛の言葉に思考がとまる。

 じっと、まっすぐに彼女は私を見つめている。

 私は頬杖をついたまま、目を閉じて小さく頷いた。

「朝ごはん食べた?」

 私は首を横に振る。


「昨日の夕飯は?」

「食べた」

「またカップスープ?」

 しばしの無言のあと、私は頷く。

 食欲がないときたいていカップスープで済ませる。

 たった一杯のカップスープを飲み干すのに一時間以上を要してしまうが。

 固形のものを口の中に入れると吐き気がしてしまう。

 だから液体を、と思ってカップスープにしているが……

 結局全部吐いてしまった。

 吐いて、吐いて、吐くものもなくなり口中にすっぱいものが広がっても、吐き気はおさまらなかった。


 ふらふらとベッドに倒れ、眠ることもできずに。

 それがここ二、三日続いていた。

 久しぶりに少しだけ眠れたら……悪夢を見た。

 凛の顔が歪む。

 心底心配だ、という顔だ。

 すこし心が痛む。

 だがどうにもならない。どうがんばっても身体は何も受け付けようとしないのだ。


「空ちゃん、また倒れちゃうよ?」

 そんなことはわかりきっている。

 このままいけば倒れるのは間違いないだろう。

 貧血か。栄養失調か。

 ……いや、そんなことはどうでもよかった。何が原因で倒れようが、倒れることには変わりはない。


「空ちゃ……」

「空ぁ~!」

 突然降ってきた声に凛の言葉がさえぎられる。

 そして声とともに首に誰かが抱きついてきた。

 何の香りだろう。思い出の奥底にあるものと似た香り……

「聞いてよ、空。

 夕羽のやつ俺置いてどこかに行っちゃったんだぜ。

 ひどいよな、あいつ。俺何かしたかな」


 すねたような声。

 半分ふざけて、半分まじめ。

 亜砂斗。

 この男はよくわからない。

 いつもにこにこしていて、たくさんの人々に囲まれて。

 女性にももてるらしい彼がなぜ自分を追いかけるのか、夕羽がいないごときのことで、どうしてすねるのか。

 私には理解しがたい。


「亜砂斗君も夕羽君に逃げられちゃったの?」

 凛がまだ私に抱きついたままの亜砂斗に言った。

「そうなの。

 もう一週間だよ、一週間。俺避けられちゃってるのかな。俺には全然わからない」

 夕羽。

 礼拝のときに見かけたきりでそれ以外まったく見かけていない。

 避けている。

 というのは確かだろう。

 誰を?


「空~、慰めて」

「ふざけろ」

 甘えたような声に対して、冷たく言い放つ。

 教室には多分、40名弱の生徒がいるはずだ。

 その中でよくも堂々とそんな台詞が言えるものだ。理解に苦しむ。


「それより離してくれないか。息が苦しい」

 いつまでも首に抱きつかれていてはたまったものじゃない。

 亜砂斗はすんなりと私の言葉に従う。隣の席から椅子を持ってきて、机の横に置くとそこに腰掛けた。

 私のほうに身体をむけ、にっこりと微笑む。

 いつもと同じいつもの笑顔。

「亜砂斗君、お昼は?」

「俺? もう食べたよ」

 視線を凛に向けて答える。昼休みが始まってまだ10分と経っていない。

 休み時間に入って即刻夕羽のいるクラスに行って、およそ3分くらいだろうか。

 のこり7分程度で食事が取れるのだろうか?


「あ、わかった。今日もゼリーでしょ」

 凛の言葉に、亜砂斗は右手の人差し指を立てて、

「当たり」

 と言った。

 ゼリー状の栄養補助食。食事には該当しないと思うが、考えてみればこの少年、昼食にゼリーを飲んでいる事が多い気がする。


「俺の大好物だからね、あれ」

 誰も聞いていないのに亜砂斗は言った。

 彼は私のほうに視線を戻し、ふっと表情を変える。

 笑顔が消え、真剣なまなざしでこちらを見つめている。

「今日も食事なし?」

 その言葉に、私は無言で頷く。

 去年の出来事が頭をよぎる。


 病院のベッド。真っ白な天井、真っ白なカーテン。何もかもが白い部屋。動けない自分。

 泣き顔の凛。

 本気で怒る亜砂斗。

 眉間にしわを寄せ、無言だが怒りのオーラを発していた夕羽。

 なぜ私のために泣く?

 なぜ私のために怒る?

 意味がわからない。なぜ他人のことでそんなに感情が揺れ動く?

 半ば忘れかけていた疑問が蘇ってくる。

 なぜ?


「口付けてでも食べさせるよ?」

「ふざけろ」

 間髪いれずに私は言った。

 だが亜砂斗の目は真剣だった。

「やせ細っていく姿、見てると辛い」

 きっと正直な想いなのだろう。だけど理解できなかった。


「なぜ?」

 すると亜砂斗は真剣なまなざしでこう告げた。

「空が大事だから」

 なぜ公衆の面前でこんなことが言えるのだろうか。

 理解できない。

 亜砂斗。

 私にはまったくもって君が理解できない。

 いつもなら凛が食べ終えるまで席を立たない私だが、これ以上ここにいたいと思えなかった。

 一刻も早くこの場を去りたい。


 それよりも早くこいつをどうにかしてほしい。

 それができる唯一の人間を捕まえなければ。

 私は立ち上がった。

 目を瞬かせて凛は私を見上げる。

「どうしたの?」

「急用を思い出した」

 言って、亜砂斗に視線を向ける。

「ついてくるな」

 一言言い放って、私はその場を離れた。

 亜砂斗は追ってこなかった。




 学園の屋上はいつも鍵がかかっている。

 天文部のものでもない限り屋上に自由に入ることなどできない。

 だが、私はその屋上に向かっていた。

 人気のない階段を上る途中カップルらしい男女を見かけたような気がするが、

一瞥もせず屋上を目指す。

 そしてひとつの扉の前にたどり着いた。

 鉄製の重厚な扉。

 屋上と校舎内をつなぐただひとつの通路。

 私はドアに手をかけてそっとノブを回した。なるべく音を立てないように静かに。


 鍵がかかっているはずのドアは、すんなりと開いた。

 ゆっくりとドアを引き、身体が入る程度の隙間だけを開けてすばやく身体を中に入れる。

 そしてまたゆっくりとドアを閉める。

 そして屋上を見回す。目的の人物はすぐ見つかった。

 ドアから直線上、柵のそばで寝そべっている黒髪の少年。

 私はゆっくりと彼に歩み寄った。

 足音に気がついたのか、少年は上体を起こしこちらを振り返る。

 縁のない眼鏡の奥。射るような瞳。憮然とした表情を浮かべるこの少年が、凛が恋心を寄せ、亜砂斗を黙らせることができる人間。


「夕羽」

 我が幼馴染の夕羽だった。

 彼はこちらを一瞥して、すぐ視線を戻した。

 上体は起こしたまま、学校の裏手……といっても少々距離があるが……にある

山を見つめている。

 私は夕羽の隣に来るとその場に座った。

 終わりかけた紅葉。茶色の目立つ山。

 私は山を見つめたまま言った。


「先週からお前の姿をあまり見かけなくなった。

おかげで亜砂斗は毎朝私に付きまとうし、朝だけじゃない、授業の合間の

休み時間も、昼休みも私に付きまとってくる」

「……」

 何も言わない夕羽に目もくれず私は言葉を続けた。

「それというのもお前が相手をしてやらないからだ。

 なぜ亜砂斗を避ける? この一週間のお前の行動は不自然だ」

 登校時間も、帰宅時間も、休み時間も昼休みも、いつも亜砂斗と夕羽は共にいた。


 軟派で軽薄そうに見えるがなぜか人望の厚い人気者の亜砂斗と、仏頂面で、めったに笑いもしない夕羽がなぜいつも一緒にいたのかはわからない。

 だが傍目から見ていてふたりはいいコンビだった。

 亜砂斗が馬鹿なことをいえば、夕羽が一蹴する。

 そんな光景が毎日のように繰り広げられていた。


 私は夕羽に目を向けた。

 彼はいつもの仏頂面で山を見つめている。

 そのままで彼は呟くように言った。

「そばにいたくない。それだけだ」

 抑揚のない声。まるで自分を見ているようだった。

 私はそれ以上何も言わず夕羽を見つめた。

 呟いた瞬間、すこしだけ哀しそうな目をした。

 だがすぐに消えた。


「………お前は、大丈夫なのか」

 初めて夕羽は私に視線を向けた。

「何が」

 まっすぐな、吸い込まれるような瞳で見つめる。

「顔色が悪い。また食べてないんじゃないのか」

 その言葉に私は何も答えない。

 遠くで予鈴の鳴る音が聞こえる。

 その音を聞きながら、私は言い放った。


「亜砂斗に顔をあわせる気はないのか」

 夕羽は何も言わず山に視線を戻した。

 私は手をついて立ち上がる。いや、正確には立ち上がろうとした。

 瞬間、視界が真っ白になる。平衡感覚を失い、身体が崩れていくのがわかる。

 頭をぶつける。

 そう思ったが、来るはずの衝撃は来なかった。

 目を開けると、夕羽の顔が目の前にあった。

 彼の長い前髪が私の顔にかかる。

 どうやら彼に抱きとめられたらしい。


 大きく息を吸って、深く吐く。

 気持ちが悪い。

 吐き気がする。

 頭も重い。

 夕羽は、私の肩に手をかけて、小さく言った。


「帰って寝ろ」

「断る」

 間髪いれずに答える私。

 夕羽の細い目がいっそう細くなる。

 私は夕羽の手を払いのけ、立ち上がった。

 一瞬くらっとするが、何とか持ち堪える。

 ここで倒れるなんてことはできない。

 それは私のプライドが許さない。

 私は無言で見つめる夕羽をおいて屋上を立ち去った。


 校舎内に入り階段の手すりに手をかける。

 限界だった。

 身体が悲鳴を上げようとしている。

 たかだか一週間食事を取れないくらいで何だというんだ。

 ふらつく身体で壁をたどり、保健室へと向かった。

「どうしたの、大丈夫?」

 すっかり顔なじみになってしまった保健医の声が遠くに聞こえる。

 どうでもいい、とにかく気分が悪い。

 保健医に抱きかかえられるようにしてベッドに運ばれる。

 ブレザーを脱がされ、力尽きたように私はベッドに倒れこんだ。


 


 真っ赤に染まる視界。

 これは悪夢の続きか?

 足元に転がる、彼の死体。

 カッと目を見開いて、私を見つめる。動くはずのない唇が動いて言葉を発した。


「お前が殺した」

 その言葉を聞いて、私は震えた。

 違う。私じゃない。私は殺してない。

 訴えたいのに声が出なかった。

「お前が殺した」

 同じ言葉を繰り返す。

 違う、違う、違う違う違う違う!


「―!!」

 はっと、目が覚めた。

 視界に入るのは、保健室の白い天井。

 そして……右手に何かが触れている感覚。

 視線を向けるとそこにはウェーブがかった茶色い髪の軟派な少年が座っていた。


 メガネがないので表情まではわからない。

 私の手を握り、多分きっといつもの笑みを浮かべているのだろう。

「おはよう、空」

 聞きなれた優しい声が言った。

 私は何も答えず、あいている左手で顔を抑えた。

 若干、息が荒い。それに汗をかいているようだ。


「……今、何時だ?」

 呻くように私は言った。

「4時を過ぎたところ。

 凛ちゃんが怒り狂ってた。『倒れたら絶交だ』って」

「……善処する」


 ということは凛は帰ったのだろうか。

 左手をはずし、再び亜砂斗に視線を向ける。

「凛ちゃんは帰ったよ。

 俺、空とふたりきりになりたかったから」

 あの凛が私と亜砂斗をふたりきりにするために先に帰るなどありえない。

 きっと何かえさがあったのだろう。

 考えたが頭が働かない。


 まあいい。

 4時を過ぎたのならば帰らなければ。

 握られていた手をすっと引っ込めて、私は上半身を起こした。

 そして、ベッドサイドへと手を伸ばす。

 すると、その手を亜砂斗がつかんだ。


「はい、メガネ」

 言って、つかんだ手にメガネをのせる。

「空、メガネかけたまま寝てたから、俺が取ったんだ」

 そういえばメガネを取った記憶がまったくない。

 無意識にベッドサイドにおいたものと思っていたが……

 頭を振る。記憶が混乱しているようだ。

 一週間の拒食と、二,三日の不眠ですっかり身体が弱ってしまったということだろうか。

 ……いや、いい。考えても仕方のないことだ。


 私は受け取ったメガネを無言でかけた。

 ベッドから出ようと思い、亜砂斗を見る。

 椅子に座ったまま動こうともしない彼に、私は言い放った。


「服を整えるから出て行ってくれないか?」

「俺なら気にしなくても平気だぜ?」


 おどけた顔をして言う亜砂斗に怒りを覚える。


「お前にはデリカシーというものがないのか。

 私は女でお前は男だ。この性別の差異というものは越えられない。

 私は二時間ほどベッドで寝ていた。ゆえに着衣も乱れている。

 服装を整えたい。だから亜砂斗。即刻この場から去れ」


 そこまで言われて初めて亜砂斗は立ち上がった。

「わかった。

 じゃあ、廊下で待ってる。かばんは持っていっておくから」

 そして亜砂斗は自分のかばんを背負い、私のかばんを片手にぶら下げて立ち去った。

 四角くカーテンで仕切られた空間に私ひとりきりになる。

 ベッドから下り立ち上がろうとすると一瞬めまいに襲われた。

 どうにか持ちこたえ、服装を整えベッドサイドにおいてあるポールスタンドに

手を伸ばす。


 ブレザーを手に取り、その色を見つめる。

 深紅のブレザー。

 いったい誰がこんな色を選んだのだろうか。

 黒味を帯びた紅。この色はまるで……

 ブレザーを着、掛け布団をたたみ私は保健室をあとにした。

 保健医に挨拶しようと思ったが、留守のようで姿が見えなかった。

 廊下に出ると宣言どおりに亜砂斗が立っていた。

 夕焼けの中、彼の髪が金色に輝いて見えたのはきっと気のせいだろうと思う。

 彼は微笑んで言った。


「送ってく」

「いらない」

 即答する私。

 これで彼が引くとは思っていない。だが送っていってもらういわれがない。

 理由なしに送ってもらうなど…しかも亜砂斗に…私の自尊心にかかわる問題だ。

 私は亜砂斗に向かって手を差し出した。


「かばん」

 一言いうと、亜砂斗は首を横に振る。

「送ってく」

 やさしい笑みをうかべて、彼は言った。

 かばんを私に返す気は毛頭ないらしい。

 かばんを人質に取られ、仕方なく亜砂斗の申し出を受け入れた。






 世界は赤く染まっていた。

 校舎も、自分も、道も、赤く染まっている。

 日が暮れてい来るとさすがに寒い。

 私はコートにマフラーを巻いて寒さに備えていた。

 一方、亜砂斗はブレザー姿のまま。


「マフラーすると首痒いし、コートも重いから嫌なんだよね」

 と言っていたことがあるように思える。

 私にはまったく理解できない思考であるが、亜砂斗らしいといえば亜砂斗らしいのかもしれない。

 少しでも嫌だと思えばやらないし、面倒なことには近づかない。それが亜砂斗だった。


 彼は黙って私の隣を歩く。

 私も喋らない。

 家に着くまでの15分、どちらも何も喋らないまま、私の住むマンションにたどり着いた。

 亜砂斗は5階建てのマンションを見上げ、

「ここ?」

 と言った。


「ああ」

 私は頷く。

「何階?」

「5階」

「ついていく」

「なぜ?」

 私の問いににっこり笑う亜砂斗。

 何を言ってもだめだろう。

 そう悟り、私はマンションのオートロックを開けた。

 黙ってエレベータに乗り5階まであがる。一番奥の角部屋。

 そこが私の住む場所だった。

 キーケースから部屋の鍵を選び出しドアを開ける。


「ご両親は?」

 亜砂斗の問いに、私は彼をじっと見た。

「いない」

 すると彼の表情が変わる。

 笑みが消え、眉をひそめる。

 聞いてはいけないことを聞いてしまった……

 彼の表情はそう物語っていた。

 私は黙って手を差し出す。

 すると、彼も黙って私のかばんを差し出した。

 荷物を取り返し、私は振り返って部屋の中に入る。

 扉を閉める間際、小さく私は言った。


「……ありがとう……また明日」

「うん、また明日」

 明るいいつもの声を背中に聞いて、私は扉を閉めた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ