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陽光と 木々のせせらぎ 山緑
陽光と
木々のせせらぎ
山緑
〜草薙、心の俳句〜
蒼生俳句は季語の概念が希薄だ。
その理由の一つとして、蒼生大和、またはその影響が濃い領域では、季節の巡りが常と異なる点があげられる。
戦略的、生産性観点から「実り」「生命」の色の時期が濃い領域が多い。無論、季節に無駄なものはなく、それぞれが必要なものはいうまでもない。
だが、戦闘、防衛の観点から、生命の色が濃い領域が多くなるのはいたしかたない事ではあった。
(あいつは謙虚だといっていたが)
それだけではないだろう。
一つの事象は複数の理由で成り立つ。
(風、吹いた)
自由だった。