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戦姫、ブリュンヒルデに捧ぐ  作者: 野之 乃山
二章 自警団
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2-1 アラム王国 part1

 早朝。鳥型モンスターのハプトたちが地面をつつく道を、キダラの集団が通る。すでに市場通りは活気にあふれており、行商人たちは大声を上げて商品を売っていた。道行く人たちは、果物が入った袋を抱えていたり、あるいは、飲んだくれた甲冑姿の男たちが酔い冷ましに冷や水を浴びに、公衆浴場に入っていくのを見た。


 裏手の検問所を通ったあたりで、誰かがあくびをしたのをきっかけに、ぽつぽつと、キダラの荷台で会話が起きた。


 森籠もり訓練からニヶ月ほどが経ち、暑い時期を外れ、すっかり冬の様相を見せてきた。今では、昇格降格うんぬんがありつつも、ぼくらはすでに友人以上の深い関係になりつつあった。厳しい訓練を今まで耐え、そしてモノにできた訓練生が残っている、と言っても過言ではない。そういう経験から生じた一体感のようなものが、ぼくたちの仲を取り持ってくれているような気がする。


 小石を轢き揺れるたび、誰かがビビるので、クスクスという笑いが起きる。


 ぼくたちは、アラム王国に行くために、キダラに乗っている。もちろん、物見遊山のためではない。いや、理由とぼくらの中の一割くらいはそうかもしれないが、目的自体は別にある。もうすぐ新年を迎えるので、アラム国王の今年の締めくくりがあるそうだ。しかし、今は親衛隊が討伐遠征として出払っているので、その警備に駆り出されることになった、と言うのが五割。残りはそれぞれによって異なる。


 ぼくはパンをくわえながら、今朝、切り取った新聞記事を読み直していた。


――討伐隊、ユダの村で大戦果。たった三人で百万の軍勢を返り討ち。


 なんというタイトルだろう。どう見ても飛ばし記事というやつだ。アリアはこれをプロパガンダと呼んだ。市場の人たちが活気づいていたのも、おそらくはこの新聞のせいだろう、とぼくは思った。


 百万の方はさておき、三人と言うのは、記事の内容にもある通り、第十二隊のことを指している。つまり、リンネさんと、あの二人のことだ。いくらあの三人とはいえ、百万のゴブリン相手に戦えるのか、と怪しんだが、これを読んでいる人たちの反応を見るに、まったくあり得ないことではないらしかった。


 ユダの村、というのは、カーサラさんが言うには、ほぼ敵の本丸の目の前、と言ったところにあるらしい。討伐隊は西大陸を舐めるように回っているみたいだが、たかが半年でそんなところまで行けるようなものなのだろうか。少し前には、モンスターの軍勢によって滅ぼされたらしい町を記事にしていたが、その場所とユダの村はそう遠く離れていなかった。ぼくは、『相手』の行動がいまいちつかみきれない、と、記事の中にあるグラーファ隊長のインタビューと、同じことを考えていた。


 モンスターの集団があらわれただけで、過剰反応しすぎだ、と、そういう主張をする学者も増えている。それを後押しするかのような彼女たちの進軍具合。まず疑うべきは、罠であることだった。


 つまり、ぼくたちがアラム王国に呼び出されるのも、そういうことから、だろう。親衛隊をおびき寄せ、実質的に無防備になった東大陸を攻撃する。西大陸に居るのは本体ではない、そういう可能性は考えられる。モンスターたちにとっては、物理的な距離は意味を成さない。彼らは影、闇の中を移動する。影があり、闇さえそこにあれば、そこに行ける。


 だから、グラーファ隊長も思うのだ。


――「彼ら」は何の目的で集ったのか。われわれはそれを把握しなければならない。


 最後のパンの欠片を飲み込み、切り抜きをメモに挟んで仕舞う。


 目の前でフェンデルがグロッキー、青い顔をしてうつむいていた。


「下を向くと、余計しんどくならない?」

「この揺れの中で、パン食って、文字を読める奴には分かんねぇよ……」


 乗り物酔いだそうだ。まだ、リドの村を出て十分も経っていないが、彼はすでにあえいでいた。


 村と王国をつなぐ主要な道路はしっかりと整備されているが、今、ぼくたちが通っている道は、緊急性の高い場合にのみ使用される、いわば裏道である。べつに、すぐに何かが差し迫っているから、と言うわけではない。単純に、今の時間帯は、主要道路は民間人でいっぱいであるからだ。こうやってキダラの隊列を組んで走れるような状態ではない。


 すこしだけ身を乗り出して、走っている地面を見てみる。砂利道だ。時々大きく揺れると、決まって大き目な石が姿を現す。

 そのたび、フェンデルはうっ、と苦しそうな声を出す。


「吐くならちゃんと外に出してよ。そのためにこの席にしてもらったんだから」

「わかって――」


 ほべべべべ、と、一回目のリバース。荷台が笑いに包まれる。ぼくは水筒を渡した。


「くそ、全員覚えてろ」

「一回出たらしばらくは楽になるでしょ」フェンデルの隣に座るアリアは眠たそうに言う。「それか、胃液も全部出し尽くすまで止まらないか」


「おまえも平気そうだな」

「まあね。小さいころから何度も乗ってきたし。あたしとしちゃ、シシが平気そうなのが意外だけど」


 水っぽい音。前を走る誰かの忘れ物だろう。


「結構、みんなこれに弱いみたいだね」

「動力車じゃ酔わねえんだけどなぁ」

「変わんないよ」とアリア。


「動力車?」

「魔導技術で動く、四輪車だよ。シシは知らねぇか」

「名前は知っているけど、写真でしか見たことない」


「あんなもん、この道じゃすぐに壊れちまう」

「そう、まだ未熟だが、可能性は感じる。ロマンだ」

「ロマンを語る前に、乗り物酔いをどうにかしな」


 言えてる、と、ぼくは笑った。きっと、動力車が壊れる前に、フェンデルがシートを汚すことになるだろう。


 ボルツ聖道とセント・ヴァイシュの森の間に流れる、リジャン川が再び姿を現す。川と河の違いは何だろうと考えていたとき、橋に入りかけのところで人の声が聞こえてきた。進行方向からだ、と思ってそちらを見てみてみる。


 橋の出口のすぐそばに広くなっている場所があり、そこでBとCクラスの合同訓練が行われていた。どちらかと言えば、リドの村よりもアラム王国の方に近いこの場所でやっていた。ぼくはすぐに頭を引っ込めたのだが、何人か、Aクラスで見た顔がそこに居た。話をしたこともあるだろう。だが、彼らとは話す機会はもう無くなっていた。そして、気が付けば、彼らは去っていく。そう思うと、彼らの姿を眺めることはできなかった。


 使われていない道を飛ばしたおかげか、フェンデルが二回目を起こす前に、アラム王国が見えてきた。遠くからでも見える王城は、ずんずんと高くなる太陽の光を浴びて、きらきらと光っていた。


 と、遠くを見ているときに、キダラが減速し始める。人の声が聞こえてくる。


 まだもう少し先のはずだが、簡素な検問所がここに作られていた。黄色いラインが入っている鎧を着ているのが王国軍に所属する兵士のようだ。しかしかなりの軽装であるので、この人たちはいわゆる初期対応要員なのだろう。


 二人いるうちの一人が、荷台に居るぼくたちを見た。ひげを生やしていて、表情に覇気がない、中年の男性だ。その姿を見ていると、不安が心の中に染み出してくるのを感じる。やる気がない、とか、士気が低い、とかいうのを越えているような気がした。これではまともに業務にこなしているようには見えなかった。


 荷台の側面が叩かれると、キダラが再び動き出す。検問所からある程度離れたところで、フェンデルが舌打ちした。


「だから親衛隊が出来たんだよ」

「あれは酷いね」

「だろ」

「汚職と、王城での革命未遂、だったか」


 十数年前、アラム王国内の政治内で革命機運が高まり、その結果、私的に王国軍を運用して王城を制圧する事件が起きた。結果的にはそれらは当時、王国軍に在籍していたグラーファ隊長と、フェンデルの父親によって、速やかに鎮圧されてしまい、首謀者たちはその身を隠したようだ。


 その頃の王国軍は汚職がひどく、官給品を横流しして私腹を肥やす兵士や、王城内の状況を他国に流す上官などが多数存在しているような状態だったそうだ。それが原因で、王国領内でのモンスターによる被害が起きても、それに対処することもできなくなっていた。具体的には、ただのテルミドールさえも駆除できないほどに、練度が下がっていたという。


 この状況を看過すべきではないと考えた人たちが、それらを一掃すべく、王国軍を改革する案を提出。上下院で通過したところで、汚職していた人と繋がっていた政治家たちが、平和と自由を掲げた旗のもと、共和制を求める革命を起こそうとしたのだ。そして、失敗した。その後、本格的かつ忠実な実働部隊として、親衛隊が新設された。それにより、王国軍は大きく規模を縮小せざるを得なくなった。その結果が、今の兵士たちの状態だろう。巻き返し、などは考えても居ないようだ。


 噂に過ぎないが、姿を消した首謀者たちは、西大陸でのアラム王国諜報部隊に組み込まれたとか。良くある話だが、逃げ込んだ先は自由も平和もない国ではないだろうか、と。もともとそういう出身なのでは、などという憶測が飛び交うのもやむなしだが、真実は明らかではない、これからも分からないままだろう。


 気が滅入る話だ。だが、ぼくたちの立場はその事件の上に成り立っている。親衛隊が新設されたとはいえ、アラム王国の軍事力はかなり削がれてしまい、周辺の友好国や村々へ手回しが出来なくなってしまった。だから、各地で自警団なりなんなりが立ち上がり、今に至る。


 以前の王国軍の惨状を知っているからか、フェンデルは王国軍に対しては辛らつな立場だった。彼が親衛隊を不合格になったのち、王国軍入りを拒んだのもそれが理由だ。同じような事情で、親衛隊と親密な協力関係にあるリドの村や、南のモスナ公国で訓練する人も多い。


 また、その頃の火種は未だにくすぶっているようで、改革時に軍を追い出された人たちによって構成された、反王族集団なる物騒な連中が地下運動をしているという話も入っている。アリア曰く、王国軍の手引きがされている可能性はかなり高い。


 王城がきらきらと光っている。煌びやかな雰囲気だが、その塗料の薄皮一枚下には、どす黒いものが見えてきそうだ。


     *


「三人部屋、か」

「なに、今更じゃん」

「このベッド、すっごいふかふか」


 窓の外を見やると、所狭しと住宅が並び立っており、リドの村しか知らない人からすると、人の多さに驚くだろう。リドの村の人口は、おおよそ二千人ほど。対してアラム王国の、この城下町周辺の人口は五〇万人を超える。隣国、モスナ公国が二〇万人なので、王城周辺はかなりの人口密集地であると言える。


 今更ながらであるが、アラム王国は王城周辺の城壁が防衛用として建てられているのみで、その実質的な支配権の範囲は隣国との取り決めによっている。身近な例でいうと、リドの村は、王国領土内に存在する村の一つである。つまり、アラム王国が持つ領土内の人口は、合計して八〇万人を超える、とされている。そう考えると、やはりこの城下町周辺の人口密度は高すぎるように思える。


 だが、決して狭いわけではない。王城を中心に、ひし形状に広がっていく城下町は、最も離れている東門と西門を直線で歩けば、半日は確実につぶれる。また、別地区に行くためには、キダラ車や、動力車が必須になるほどに離れている。


 ぼくら三人が(他にも自警団メンバはいるが)宿としているここの、今いる地区は、工業住宅地区だ。リドの村から南門へと進入し、東側のブロックにある。ここに来るまでに、工場をいくつも見てきた。それを見て、加工機械が導入されているんだな、とつぶやいたが、モンスターのゴブリンが居ることを思い出した。それぐらいには、この世界の科学技術も発展しているのだ。


 特に、このアラム王国のライバル関係に当たる、西大陸のガリウス帝国では、高層ビルディングが存在し、すでに空を飛ぶ機械、つまるところ、飛行機がすでに存在している、という本を読んだことがある。魔導技術は進歩を止まるところを知らない。


 それ故に、彼らとの関係は、より一層緊迫したものになっていく。万が一、帝国と王国が衝突するような事態に陥ってしまうと、フリューク中の生命が危機に晒されることは、誰の目にも明らかだった。それを避ける態度をするのは、彼我同様であると、少なくとも、こちら側はそう思っている。だが、それでは親衛隊への態度と矛盾するのでは、という声も、少なからずある。


 どういう状況にせよ、今のところは「共通敵」が存在している。これはある意味好都合だ、とも言える。


 窓の下に、子どもたちが制服を着て、学校へ行く姿を見かける。中には、小型のハプトを肩に乗せている子どももいた。それを道行く人たちが笑顔で見送っている光景が、建物の影ながらも眩しく映った。ぼくらがここに居る理由は、彼らを守ることにある。


「で、カギは誰が持つの」

「シシが持ちな」とアリアが言う。「失くすんじゃないよ」

「わかった」


 必要なものをもち、ぼくらは部屋を出る。


 まず初めに向かうのは、ギルド本部だ。ぼくらが無事にアラム王国に到着したことの報告と、ここでの依頼、もとい活動を開始する手続きをしなければならないので、ギルドに行く必要があった。それにしても、ギルドに地区が割り当てられている事が驚きだった。といっても、そこのすべてがギルド関連のものではなく、役所などもある。


 工業住宅地区との間に一つ挟んでそこがある。歩いていくのは遠くないか、とフェンデルに言うと、つい先ほどまで青い顔をしていた人はどこへやら、すぐ近くの屋台で果物のスムージィを買って飲んでいるのを、吹きそうになっていた。回復の速い奴だ。


 宿から少し離れたところに、人が並んでいるのが見える。そこを指さした。


「路面電車?」

「おう。電気ではないけどな」


 停留所らしき場所には、簡素な屋根と、番号のみが記された板があった。ぼくらが列の後ろに並んだと同時に、ゴトゴトと音を立てて、三つの箱がやってくる。白い車体に黄色いライン。検問所の兵士たちと同じ色だ。


 先頭車両には見慣れない、丸い機器が取り付けられていた。それが魔導エンジン、というものだった。空気を取り込む用途のそれのようにも見えるが、これにはいわば吸気口(吸魔口?)のような「穴」はなく、パネルが魔力を取り込む仕組みになっているようだ。淡く、紫色に発光しているように見えるのが、そのパネルなのだろう。


 こういう、いわば大気中の魔力を消費するような機械が大量に出回ることで、その魔力は尽きないものか、という疑問も当然持ち上がってくる。が、それに対しては、すでに魔導分野が興った時点で、一人の人間がこの星の全ての酸素を吸い尽くせるだろうか、という、魔導の第一人者フラウレン博士の言葉があった。ちなみに、そのフラウレン博士も、ヨビビトであった。


 箱の中に乗り込む。席は左右二席ずつ、真ん中が通路といった、いたってシンプルな内装だった。椅子は木の板張りだった。利用する人たちは自前でハンカチやらクッションやらをそこに置いて座るようだ。


 アリアが窓側に座る。フェンデルに促され、ぼくも座ってみる。誰かが座っていたのか、この木材の特徴なのか、ほんのりと暖かかった。しかし、硬い。


「この路面列車を発明したのも、ヨビビトなのかな」ぼくは言う。

「どうなんだ?」

「おれに聞くのか。アリアの専門だろ」


「あたしは実技専門だ」

「図書館って、何地区?」

「基本どの地区にもあるぞ」


「一番、蔵書数が多いのは?」

「うーん、オーバ地区。たぶん。大学がある」

「たぶん、って。ここの出身だろ」

「仕方ねえだろ、広いんだから」


 オーバ地区。前の席の背にある路面図を見てみると、ギルド地区の次だ。番号をメモに控え、ぼくらは流れる景色を楽しんでいた。ブロックごとの区画整理がされているため、ある程度走ると、風景ががらりと変わる。


 いくつかの駅を過ぎたあと、車内アナウンスが流れる。この車両はギルド地区までらしい。

 止まった駅で、乗客がぞろぞろと降りていく。ぼくらは一番最後に降りた。


 どうやら、各地のギルド関連の建物は赤レンガで統一されているようで、高さでも敷地でもリドの村のものとは比べ物にならないほど、大きい赤レンガの建物がすぐ目の前にあった。この時間帯はとくに混むような時間帯ではないのだが、それでも、入口に向かってすごい人の数が流れ込んでいる。


「おはよう」


 声を掛けられた方向に振り返ってみる。すると、以前、森籠りでやりあった三人組が、駅のベンチに座っていた。

 明らかにフェンデルが嫌な顔をするが、とりあえず置いておいて、ぼくは挨拶を返した。


「おはようございます、リカルドさん、マテウスさん、ポボルさん」


 マテウス、というのは、あの盾の男性だ。ポボルは眠たそうにあくびをしながら、手のひらを振った。


「おはよう」リカルドが返す。「さん付けは必要ない、シシくん」

「わたしにもだ。前にも言った気がするが、キミとは仲良くやりたい」


 マテウスとは、先の一件の後に、訓練仲間になっていた。あのシールド・バッシュは、彼のとっておきの非殺傷技であったらしく、ああいった形で無力化してしまったぼくに対して、最初は指南を願い出てきたのだ。今は、模擬戦を受けてくれる相手として、お互いに切磋琢磨するようになっていた。

 ポボルに関しては、どうにも、ぼくの存在が気に入らないらしく、あまりこちらに接触してこなかった。


「あーヤダヤダ。オトコの出待ちとはな」フェンデルは目を伏せながら言う。「で、何の用だ」

「クラスメートへの挨拶だよ。これから肩を並べていく間柄だ、それくらいしてもおかしくはあるまい」


 因縁があるのか、フェンデルはリカルドに対して、まともに取り合おうとはしなかった。ただそれは、はたから見ていると、リカルドとフェンデルの遭遇回数があまりにも多いことに起因するのでは、とは思っている。フェンデルと行動を共にしていると、必ずと言っていいほど、リカルドに会うのだ。


「これからの一週間、互いに成果を上げよう」


 そういって、リカルドらはギルドに入っていった。


 クラスメート。つまりは、彼らはAクラスに昇格したという事だ。何らかの功績をあげたのだろう。それが何なのかは知らないが、彼らならばやる事はやれるだろう。


 ずごごご、と、とっくに空になって氷すらも食べてしまったスムージィの容器を、未練がましくストローで吸うフェンデルから奪い取って、ゴミ箱に捨てた。それからぼくらもギルドの中に入っていった。

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