44話 謎の少女
突然目の前に現れた巨大な熊に、クロエは恐怖で身体が硬直していた。
「グオオオオ!」
熊が前足を上げて立ち上がり威嚇する。
見上げる程の体格差を見て、勝ち目がない事を悟ったクロエは、震える足を何とか動かして、走り出した。
(に、逃げなきゃ殺される!)
「誰か、助けて!」
(まだ、代償を払ってないから力は使えない、こんな事ならクリスの言う通りにしておけば良かった)
「グオオオオ!」
熊は体格に似合わず素早い動きで、クロエの背中を右手で叩いた。
「キャアッ!?」
強い衝撃でクロエの身体は数メートル先まで吹き飛び、地面を転がって仰向けに倒れた。
(い、痛く・・・ない?)
全身に細かな切り傷を負い出血しているが、不思議と痛みは無く、むしろ気持ち良くすら感じる。
それが、逆にクロエを怖く感じさせる。
「カハッ!?」
(い、息が出来ない!?)
クロエの腹の上に熊の前足が乗せられ、内臓を押し潰されて、呼吸が止まる。
(だめ、重くて逃げられない!?)
熊はクロエが潰れてしまわない様に加減をしてくれているが、それでもクロエの力では到底振り払う事も立ち上がる事も出来ない。
熊は、クロエの股間に鼻を近づけて、クンクンと匂いを嗅ぐ。
「ひぃ!?わ、私を食べても美味しくないです!」
(ど、どうしよう?このままじゃ、本当に食べられちゃう!?)
「フヒィッ!?」
その瞬間、熊の長くて大きな舌がクロエのマ○コを舐め上げた。
ザラついた熊の舌が、クロエの敏感なアソコをこそぎ取る様に舐め取り、勃起した栗を刺激する。
「ぁッ!?」
(だめぇ、刺激が強すぎる!)
凄まじい快感が込み上げ、脚がガクガクと震える。
「ヤッ、ダメ、舐めないで!?い、逝っちゃうから!」
熊はまるで蜂蜜でも舐めるかの様に、美味しそうにクロエのマ○コから溢れ出る愛液を舐めとる。
(ひぃっ!?このままじゃ、熊に逝かされちゃうよぉ!?)
クロエが手で股間を守ろうとすると、熊は牙を剥き出しにして、餌の邪魔をするなと言わんばかりに唸り声を上げる。
(ひーん!怖すぎるよぉ)
結局、クロエは手を引っ込めるしかなく、逆に熊が前足でクロエの脚を広げるので、舐めやすい様に開脚させられてしまう。
「アッ、ダメッ!イッ、逝く!!」
身体をビクリッと震わせて、クロエは絶頂を迎えてしまった。
(熊なんかに逝かされるなんて・・・死にたい)
「ヤァッ!?だめぇ、も、もう逝ってるからぁ、やめっ、アッ!?」
クロエが絶頂しても、熊の舌は容赦無くクロエの敏感なマ○コを舐めまわし続ける。
(こ、こんなのされたら、頭がおかしくなっちゃうよぉ!?)
「グリーンウィップ!」
(誰?女の子?)
森の中に、女の子の声が響いた瞬間、無数の太い植物の蔓が鞭の様にしなり、熊の身体を打ち払った。
「グオオオオ!?」
激痛に耐えかねた熊は、そのまま森の奥へと逃げて行ってしまう。
(一体、誰が助けてくれたの?)
クロエの目の前に現れたのは、エメラルドグリーンのふわふわな髪と青い瞳の美少女だった。
(天使みたいに可愛いなぁ)
「私、助かったの?」
身体中ボロボロになったクロエは、何とか身体を起こす。
「もう大丈夫だよ」
青い外套に身を包んだ彼女は、優しくクロエを抱き抱えると、天使の様に微笑んだ。
「うぅ、ヒック、うわああああん!怖かったよぉ〜!」
緊張の糸が切れたクロエは、涙が止まらなくなり、泣きじゃくってしまう。
(あれ?何だか、急に眠くなってきた、何でかな?)
「今はお休みなさい、私が助けてあげるからね」
優しい声は、まるで母親に抱かれているかの様な安心感をクロエに与えた。
「あ、ありがとう・・・」
そのままクロエの意識は深い眠りの世界に落ちていった。




