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18話 メイド達の悪意

 日が暮れても、クライスがクロエの部屋を訪れる事は無かった。


「忙しいのは分かるけど、放置ってのも困るわね」


 クロエは、ベッドの上で横になりながら、ゴロゴロして時間を持て余していた。

 クライスは仕事が忙しいらしく、食事の後は直ぐにクロエを部屋に残して去ってしまった。


(何かあればメイド達に頼る様にって言われてるけど、私なんかがメイドに偉そうに指示なんか出来ないし)


 コンコン!


 突然、ドアがノックされて、クロエは跳び起きた。


「ど、どうぞ?」

 

 クロエは、クライスかと思って緊張気味に入室を許可する。


「失礼致します」


 しかし、入って来たのは金髪のメイドだった。

 

「本日からクロエ様のお世話を担当する事になったルイでございます」


 ルイは部屋に入るとクロエをじろじろと見る。

 クロエは、昼間と同じ黒いドレス姿でベッドに座っていた。


「これから日課となります夜のお散歩に行きますので、先ずはお召し物をお脱ぎ頂きます」


「え?」


 ルイは有無を言わさずにクロエのドレスを脱がせて、首輪と尻尾以外のアクセサリーも全て取ってしまった。

 

(え、これもクライスの指示なのかな?)


 クロエは、訳もわからず裸にされてしまったが、反抗して良いのかも分からないので、メイドのルイの言うままに従うしかなかった。

 

「ちょっと恥ずかしいな」


 クロエは、モジモジと手で前を隠す。

 しかし、ルイは黙ってクロエの首輪に鎖を繋いでリードの様に引く。


「では、四つん這いになって下さい」


「え?」


(クライスなら分かるけど、メイドのルイに散歩させられるの?)


 クロエは、見ず知らずのメイドに裸で散歩させられる事に抵抗感を抱き、躊躇する。


「早く四つん這いになりなさい!」


「は、はい」


 ルイの厳しい口調に驚いたクロエは、思わず命令に従って四つん這いになってしまう。


「では、行きますよ」


 クロエは、ルイに引っ張られる形で夜の裏庭に連れて行かれた。


(ど、どうなっているの?クライスは?メイドが世話をするってこう言う事なの?)


 クロエは、訳が分からないが、メイドが怖くて何も言えない。


「ほら、トイレですよ」


 ルイが指示したのは、昼間にクロエがオシッコをした木の幹だった。


「あ、あの」


「何か?」


「いえ、何でもありません」


 ルイの冷たい視線にクロエは、何も言えない。

 なんとか座ってオシッコをしようとするが、他人の前と言う事もあり、また緊張してオシッコが出ない。


「遅いですね、さっさとシーシーして下さい」


 ルイがそう言うと、再びクロエのお尻のプラグが膨張し、膀胱を圧迫した。


「ヒギィイイッ!?」


 クロエは、有無を言わさずにオシッコを噴射させられて、悲鳴をあげてしまう。


「終わったらお風呂の時間ですので、さっさと行きますよ」


 ガクガクと膝が震えているクロエをルイは強引にリードで引っ張って行く。

 

(ま、まるで犬の様な扱いね)


 クロエは、ルイの対応に不満を持ちながらも、これがクライスの指示である可能性を捨てきれずに、逆らう事が出来ない。


「こ、これはどう言う事ですか?」


 浴室に連れてこられたクロエは、3人のメイド達に身体を洗われていた。

 しかし、昼間とは違って、まるで犬を洗うかの様な対応に流石のクロエも驚きを隠せない。


「あっ、どこを触って、んっ!?」


 しかも、メイド達はクロエのアソコや胸を執拗に弄くり回して、クロエに羞恥心を抱かせる。


(これもクライスの指示なの?)


「さて、せっかく新しい犬を飼ったんですから、芸を仕込ませるのも良いですね」


 ルイがイヤな笑みを浮かべてクロエを見る。

 周りのメイド達もそれがいいですねと同調していた。


「先ずはお手からですかね」


 ルイはクロエの前に手の平を出して見せる。


(お手をしろって事?)


 流石にムッとしたクロエは、それを無視した。


「どうやら躾が必要みたいですね」


「こんな反抗的な犬ではクライス様の前にお出しできませんね」


 そう言うと、ルイはクロエの尻尾を鷲掴み、思いっきり引っ張った。


「ヒギィッ!?」


 その瞬間、お尻のプラグが激しく振動し、電流を流す。

 感電して動けないクロエのアソコをルイは素足で踏みつけてグリグリと押し付ける。


「あふっ、やめて」


 クロエは、動くことも出来ずに、涙目で止める様に懇願する。

 その姿を見て、ルイは光悦の表情になる。


「お手」


 ルイが差し出した手をクロエは躊躇なく掴んだ。


「うふふ、お利口ね」


 クロエは、プライドを捨てて、メイドの言う事に従う事にした。


(うう、感電はもう無理だよぉ)


「じゃあ、次はチンチン」


「え?」


「え、じゃなくてチンチンよ、分かるでしょ?」


 ルイの冷たい目が怖くなり、クロエは恥ずかしくて顔を真っ赤にしながら、両手を犬の様に上げて、股を開いてチンチンのポーズを取った。


「プッ、アハハハハ!」

「本当に可愛いペットね!」

「私この子気に入ったわ」


 メイド達は腹を抱えてクロエを見下しながら笑い声を上げる。

 クロエは、恥ずかしくなり、顔が茹蛸の様に真っ赤になって行く。


「次は3回回ってワンかしら?」

「腹を出して服従のポーズも良いわね」

「お風呂でオシッコさせるのはどう?」

「何回連続で出せるか試してみるのも良いわね」


 メイド達はクロエにどんな芸を仕込むかで話し合っている。


(私って、これから毎日このメイド達にお世話をされるのよね?)


 クロエの絶望は、まだ始まったばかりだった。


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