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17話 黒いドレス

 クロエとクライスは、再び最初の部屋に戻ってきていた。


「じゃあ、そろそろ着替えようか」


 クロエはクライスから一着の黒色のドレスを手渡された。


「これを私に?」


(綺麗、まるでお姫様が着るドレスね)


「クロエのドレスは僕が選ぶって言っただろ?」


 クライスは爽やかな笑みを浮かべて、指を鳴らした。

 すると、扉が開いてメイド達が再び部屋に入ってくる。


「あっ、え?」


 裸に首輪と尻尾を生やしたクロエは、一気に羞恥心が込み上げて恥ずかしそうに前を隠した。


「大丈夫、着替えを手伝うだけだから」

   

 メイド達は黙々とクロエの身体を綺麗に洗い、ドレスを着せていく。


(うわぁ、綺麗)


 クロエは、美しいドレスや宝石のアクセサリーで着飾られた自分の姿を鏡で見て感動する。

 首輪は付けたままだが、チョーカーの様で違和感は無い。


「美しい、流石は僕の婚約者だ」


 クライスは、クロエを見つめて頬を赤く染める。


「婚約者」


 クロエは完全にクライスのペットと自覚していたので、婚約者と言う立場に実感が湧かなかった。


「本当に私がクライスの婚約者で良いの?」


「当たり前だろ?クロエ以外有り得ない」


 クライスは王子様の様な笑顔でクロエを見つめる。


(やばい、目を合わせれない)


「あ、ありがとうございます」


 クロエは、視線を逸らして顔を伏せた。

 すると、クロエの尻尾がぴょんぴょんと暴れてドレスのスカートが捲れ上がってしまう。


「あ、あの、この尻尾はどうしたら?」


 尻尾が邪魔でパンツも履けないクロエは、クライスを見る。


「大丈夫だよ、普段は収納できるから」


「え、収納って、わわっ!?」


 突然、尻尾がクロエのアソコの中へと挿入され、声を上げてしまう。


「あっ、や、収納って、こう言う事ですか?」


 尻尾はディルドの様にクロエのアソコを突き上げて刺激してくる。


「一本で二穴責めできるなんて優れものだろ?」


 クライスは、自慢気にクロエを見つめる。


「そ、そうですね、嬉しいです」


 自分の尻尾にマ○コを犯されて逝きそうになりながら、クロエは笑顔を作る。


「じゃあ食事にしようか?」


 クロエが連れて行かれた先は広い食堂だった。

 部屋の中央に置かれた長机は10m近くあり、天井からはこれまた見事なまでに宝石が散りばめられたシャンデリアがぶら下がっている。

 

(王様の食卓みたいね)


 クライスにエスコートされてクロエはクライスの隣の席に座った。

 椅子の真ん中には大きな穴が開けられており、クロエのお尻がすっぽりとハマった。


(なるほど、これならお尻のプラグが当たんないから痛くないわね)


 関心しながらも、変な気遣いに恥ずかしくなるクロエだった。


「ひうっ」


 しかし、座った瞬間、アナルプラグと栗球が振動して、短く声を出してしまう。

 周りには執事などもおり、クロエは恥ずかしくて顔を真っ赤にした。


「クロエには、今後は常に快感に慣れてもらわないとね」


「は、はい、頑張ります」


 クロエは、顔を真っ赤にしながら頷いた。

 既にアソコからは愛液が洪水の様に流れており、床に水溜まりが出来そうになっていた。


(やだ、椅子に穴が空いてるから、下に落ちちゃう)


 クロエは、自分の愛液がバレないかハラハラしながら、クライスを見つめる。


 クライスが合図をすると、次々にメイド達が食事を運んできた。


「凄い」


 前菜からサラダやスープにパンや肉までフルコースの食事が並べられてクロエは目を輝かせる。


「今後の話をするにしても、先ずは食事を頂こうか」


 クライスは、笑みを浮かべてクロエに食べる様に促した。


「頂きます!」


 クロエは、プリプリの海老を口に入れて、感動で涙を流す。


「美味しい〜」


「口に合って良かったよ」


 クロエは、異世界に来て、初めてまともな食事を食べられて嬉しそうに次々と口に入れていく。


「そんなに急がなくても食事は十分にあるから心配しないで」


 クライスは、クロエが異世界に来てまともな食事を摂っていなかった事に気付き、悲しそうな瞳でクロエを見つめる。


「今後のスケジュールを伝えておくけど、3日後に婚約式を開いて、夜は社交会を予定しているから、それまでにドレスや式典の準備をする」


「え、婚約式に社交会?」


(わ、私そんなの知らないし、マナーや礼儀だって分からないんだけど)


「大丈夫、クロエは、僕の隣に立っているだけで良いから」


 クライスは、優しく笑みを浮かべるが、クロエは不安しかなかった。


「あと、7日後からは一緒に魔術学園に通って貰うから入学の準備もしないとね」


「魔術学園ですか?」


(興味はあるけど、私、魔力ゼロなのよね)


「大丈夫、魔力は無くてもクロエには冥王の力があるから、それに力の使い方を学ぶにはちょうど良いだろ?」


「そ、そうですね」


(確かに、力はあっても、私が素人で弱いせいで捕まっちゃったんだし、もっと強くならないと魔王なんて夢のまた夢よね?)


 今は家畜以下の状態だが、クロエは決して世界征服の道を諦めてはいなかった。


 諦めた瞬間、クロエの魂は冥界に落ちてしまうのだから。


 

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