9話 逃亡
鬱蒼とした森の中で、獣人兄弟に命を握られたクロエは逆らう事が出来ずに、命令に従い服を脱ぐ。
クロエがパーカーを脱ぐと、双丘が露わになり、クロエは顔を赤らめる。
「ギャハハハハハ!下着も履いてないのかよ!」
「やはり、変態な露出狂だな」
獣人の兄弟は、下劣な笑みを浮かべて、クロエを舐める様に見つめていた。
ホットパンツとブーツを脱いだクロエは、森の中で再び全裸になってしまった。
(私、こんな場所で何やってるんだろう?)
今回は他の男の目がある事もあり、羞恥心で現実味が感じられず、頭がボーっとしてしまう。
「ペットに服は必要無いだろ?」
「あっ・・・」
白髪の獣人はクロエの服を拾うと、鞄にしまってしまう。
クロエは、恥ずかしくなり、手で胸と股間を押さえて隠した。
「隠すんじゃねぇよ変態!手は頭の後ろに置いて股を開け!」
(な、何で私がこんな目に遭わなきゃいけないのよ)
クロエは、涙目になりながらも、命令に従って手を頭の後ろに置き、股を開いた。
「ギャハハハハハ!全裸でガニ股とか、マジで無様だな!」
「雌の香りが強くなったぞ、興奮しているのか?」
白髪の獣人は、クロエの股間の前に顔を近づけると舌を出してゆっくりと舐め上げた。
「ひぐぅっ!?」
思わずクロエは声を上げて、股を閉じる。
「誰が閉じて良いって言った?許可するまで開いてろ」
「ひっ、は、はい!」
黒髪の獣人に首を絞められて、クロエは恐怖で膝が震える。
(こんな馬鹿みたいな格好をさせられて、好き勝手に体を触られるなんて、早く隙を見て逃げないと)
クロエは、命令に従いながらも、必死に隙を探していた。
それでも無慈悲に白髪の獣人は指をクロエの中に入れて、容赦なく掻き回す。
「あっ、や、やめて!イクッ!」
ずっと、代償によって身体を弄られていたクロエのアソコは極限まで敏感になっており、直ぐに絶頂に達してしまう。
それが無性に情けなくなり、クロエは悔しそうに大粒の涙を流した。
「うわ!やっぱり変態だな!直ぐにイったぞ」
「クソ雑魚マ○コ乙」
それでも、白髪の獣人は止まる事なくクロエの中を掻き乱し、長い舌で栗を舐めまわし始めた。
「やめっ、も、もうイッてるからっ!」
体をビクビクと痙攣させながら、クロエは潮を噴いて地面に座り込んでしまった。
「おいおい、誰が座って良いって言った?」
黒髪の獣人がクロエを睨みつけるが、クロエは足がガクガクと震えており、立つ事が出来ない。
「本当に面白い玩具だね、壊れるまで遊んで上げるよ」
そこから2人の獣人による責めが始まった。
獣人達は、長い舌で動けないクロエの身体中を舐め尽くす。
「や、そこは汚いから、やめっ!ぁあ!?」
お尻の穴に舌を入れられて、クロエは快楽に溺れて行く自分に恐怖していた。
完全に脱力しきったクロエに、獣人達も警戒を解いており、ズボンを脱ぎ始める。
「そろそろ本番と行こうか」
「そうだな、身体も十分にほぐれただろう」
(え?本番?)
そこで正気に戻ったクロエは、危機感を取り戻した。
(に、逃げないと!)
2人の獣人は完全に油断しており、クロエから少し離れてズボンを脱いでいる。
(今なら行ける!)
クロエは奪われた暗黒物質の衣服に意識を集中して、変形させた。
ガシャンッ!
一瞬にしてカーペットの様になった暗黒物質は、クロエを乗せて、一気に上空へ飛ぶ。
「あっ!待てコラ!」
黒髪の獣人が爪でカーペットを引き裂こうとするが、暗黒物質のカーペットは硬く、獣人の爪を弾いた。
獣人の手が届かない上空50mの場所まで来たクロエは横になって荒い息を吐いていた。
「に、逃げきれた?」
十分な代償が支払われているからか、幸い快感は襲って来ない。
地上では、獣人が降りてこいと叫んでいるが、クロエは無視して新しい暗黒物質の服を作り出して着替える。
「アイツらを叩きのめして!」
クロエは、地上で待機していたスケルトン達に命令を下した。
あの獣人兄弟にスケルトンが勝てるとは思えないが、ムカつくので、痛い目にくらい遭わせないと気が済まない。
「さて、このまま、空の旅と行きますか」
地上は危険がいっぱいだと理解したクロエは、空を進む事にした。
(スケルトン達じゃあの獣人には勝てないかも知れないけど、足止めくらいにはなるでしょ)
クロエは、時速200kmで一気に空を駆け抜ける。




