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欲望のカボチャ村と古都の荒くれ観光協会  作者: 源健司
守るべき者の為に
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取り調べ〜沢井宗八〜

「通報したのは誰だい?」


「尋問しているのはこっちだ」


「いいだろうよ、教えろよ」


「テメエは俺の質問に答えてりゃいいんだよ!」


「佐藤か?」


 沢井は黙っている木村刑事に向かって「当たりだな」と得意げな顔をした。


「臭えと思ってたんだよな。会館でも葦原京の為だとか、協会の為だとか、いけしゃあしゃあと綺麗ごとばっか並べて、若いのを感化させて、己の派閥でも作る気かよって思ってた矢先だ。ありゃあ、お上が送り込んだ犬か?」


「正直に答えてやろう。俺は、知らない」


「まあいいや。通報したのがあいつだってことがわかっただけでも収穫だ。じゃあな」


「何勝手に帰ろうとしてんだよ!」


「あっ、そうか、捕まったのは俺だったな。それで、何を答えりゃあいいんだい?」


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