第5話「新入生歓迎会・後編」
セシルが助走をつけるとロンダートからバク宙の1回捻りをやってみせた。
序盤からアクロバティックなムーブ全開で行くようだな。
「タンっ」という効果音を残して1回スピンすると、音に耳を傾けてトップロックし始めた。
《オーシーット!レッツゴーBBOYセシルぅー!》
ツーステップやインディアンを多用しながら、腕を大きく振って立ったまま右足を振り回したり。
自分の服を掴んで個性出したり、両腕と頭を同時に振り回してドラム音と戯れたりしている。
やがてフットワークに入ると思いきや、
いきなり少ししゃがんで溜めてから後ろに1回捻りながら飛んで、肘倒立フリーズを決めてきた。
「ウオー!」
「フォー!」
そこから足をぶん回してトーマスフレアし始めると、
高さをつけてからボムをかましてきて、またトーマスへ。
普通のボムは1度背中を床につけては跳ね返るのだが、
トーマスで作っていた遠藤エネルギーを利用した影響で空中で1回転半宙返りしたのだ。
「凄いすごい!!」
そこから1度ウィンドミル挟むと2000を披露し始めた。
これは俺のと違って回転速度はゆっくりだが、
その分足もスタイリッシュに固定してて持続時間を長くしている。
それを崩すと何回かまた体を上げては落として、続けてベビーウィンドミルをし始めた。
通常のウィンドミルと違って体を縮め込みながら、ノーハンドで回転していくセシル。
『パワーしながらも音取りを忘れずに合わせていくぞ!』
回る原理は上半身に樽を抱えるようにイメージで下半身を引き寄せ、
膝と足の組んでいる場所で遠心力を作っており、
斜め上に肩で床を押すことによって運動エネルギーを維持しているのだ。
ウィンドミルの動作にバネ(跳ね)と膝の曲げが加わっているから、
厳密には本家ともう全く違う大技であるとも言える。
《ウオ〜!まるで回転するダイアのようだぜ!》
そこからまたトーマスを挟むと、一回ヘッドスピンで一周緩めに回転して、
強いドラムの鼓動に重ねるように、体を倒立へ押し上げてハローバックフリーズを決めた。
「体の柔軟性も、体力も凄いぞ!!」
「……よくあんなに動き回れるな……」
正面から見ると体が完全に「く」の字に維持されてるから、相当なパランス感覚を求められる体勢だ。
そこから倒れるようにして床に足をつけると、キックアウトしてズールースピンで起き上がった。
《ウオ!まだまだ踊る気か!?》
「どんだけ体力あるの!?」
『当然っしょ!!俺はまだ不完全燃焼だからなぁ……!』
その通り、セシルはまだ1個もシグネチャームーブを見せていないからな。
それを察して俺たちは応援を飛ばす。
「よし見せてやれセシル!!」
「決めちゃえーセシル!!」
「カッコいいの見せてちょ!!」
「おっしゃあああ!!」
トップロックしながら俺たちの目前まで下がると、息を整えるためかステップをまったり踏み始める。
やがてツーステップで勢いをつけると、高速でヘッドスピン挟んでから片手のAトラックスを連発し始めた。
《ウゥオウ!!凄いぞこれは〜!》
「フォー!!」
「キャー!!」
Aトラックス、別名HALOのやり方は、1つ目の工程としてチェアーグライドの要領で頭を流して、
軸手に回転方向の力を溜めていくと、2つ目に下半身の振りと上半身の力をを頭に乗せて飛ばしていくのだ。
「……マジでいつ見ても本当にやべえなコレ……」
だいたい飛ばしのタイミングで上半身が下半身に追いついていくイメージだ。
側から見ると頭を地面に滑らせながらも、両足を上げて開脚させてるので、
ヘッドスピンをしながらも、緩くウィンドミルしてるようにも見えるムーブだ。
「もう本当にずるいでしょアレはー」
そして3つ目の工程に上半身のネジリで、下半身を追い越すことで最初の位置に戻すのだ。
連発する場合は頭の流し(公転)の勢いを殺さないように注意しなければならない。
《出ましたー!BBOYセシルのシグネチャームーブゥ、名付けて高速エアートラックスだぁ〜!!》
……以上の工程が通常のヘイローのやり方だと踏まえた上で、
セシルの高速Aトラックスはオリジナルとは全くの別物なんだ。
何せ軸手じゃない方の手の甲を背中に当てて、
片手だけでピョンピョン飛ばしてるからな……。
「ウチもあんなんできたら女性辞めてるわね絶対」
「アハハハついでに筋肉モリモリになってワンダーウーマンみたいになってそ!」
女子2人が俺を挟んで談笑しながらからから笑っている側で、改めて思う。
「男は禿げたら終わりっしょ!」って俺に言って、
ちゃんとその対策としてニット帽子被るようになったのは偉いと思うけどさ。
やっぱりカッコいいなそれ!!つい嫉妬を覚えてしまう。
あんなムーブ見せつけられたら燃えるだろ……これからも負けてられないな……!
そう思ってる間にもセシルは流れるウィンドミルに移行すると、
無難にチェアーを決めてフィニッシュ。
「ナイスー!!」
「フォー!!」
結局今回のソロパートではフットワークを最低限しかしなかったが、
これはブレイクダンサーのパワースタイラーでよく見られるあるあるだな。
セシル自身もステータスをパワー系に全振りしてる影響でパワーが凄い反面、
「フットワークが得意じゃないからこれも今後の課題だな」と本人は言っていたな。
「リオがんばー!」
「お得意のスタイル見せちゃえー!」
《さあ俺たちにどんなムーブを見せてくれるんだ〜?レッツゴーBGIRLリオー!》
セシルが深呼吸しながら円に戻っていくと、今度はリオが出てきた。
トップロックで両腕を回転させたり、あちこちに振って個性を強調させていく。
『ウチだって派手な動きなら何個かあるんだから……!』
サルサロックにインディアン、ツーステップを多用しながらドラム音を表現していく。
やがてフットワークへと腰を落とすと、腰に手を添えて開脚キックアウトで一瞬のポージング。
「いいぞいいぞー!」
それから3回ほど両足のスワイプスを入れると、
通常のキックアウトから流れるように細かい6歩で、床を駆けていく。
スワイプスとは3歩をより大きく表現させた動きなので、
下半身を宙に飛ばして180度回転するのが一般的なムーブだ。
《ここでパワームーブを挟んでいくぅ〜!》
やり方は3歩と基本同じだが、下半身の回転を速くすることで遠心力が強くなり、
腰も自然と浮いてくるから、これもパワームーブに分類されてるのだ。
リオはまだ両足だけど、もっと上手くなったらいずれ片足でも出来るようになり、
身体を軽く見せられるようになって、もっとムーブもしやすくなるだろう。
「またリオっちのスワイプスが上達してんねー!」
左足を伸ばして前に股でスライドすると、細かい足運びをした後に1歩で右足をぐるっと回した。
1歩とは、伸ばした片足を自分を中心に円を描くようにして回す技のことだ。
「……足技が綺麗……!」
時計回りに回すのなら左足を後ろに持っていくときに、
折り畳目ている右足で1度着地して、また左足を動かしていくのが連発するコツだ。
「……相変わらずフットワークの引き出しが多いなほんと……!」
それからもキックアウトや6歩の仕方を変えながら、個性的な足遣いで床を塗り彩って行くと、
背中に寝転がって足で音取りしながらも左足を時計回りに、上半身の上を通るときにグルンと回してきた。
《ウワーオ!これもとても個性的なムーブだ!!》
それで生み出した勢いを利用してブリッジに移ると、両足を開脚させてグルンと宙で弧を描かせた。
これもリオのシグネチャームーブで、しっかりと女性特有の体のしなりと柔軟性を生かしたムーブだった。
「めっちゃ体柔らかいんだね!!」
「……凄い柔軟性だ……!」
最後に音楽に合わせてフットワークして再びブリッジを挟むと、
流れるようにして下半身を軸手に寄せて、パッと個性的なエアチェアーを一瞬だけ決めてみせた。
「ナイスナイスぅー!!」
エアチェアーとは軸手のみで全身を支えたチェアーのことで、
一般的には胸をしっかり斜め上に向けて、足を開脚させて上に向けた姿勢なのだ。
けどブレイクダンサーにもそれぞれの体に力を入れる癖があるように、足の添え方もバラバラだ。
リオが今したエアチェアーは、上半身を真横に水平に保ったフリーズだった。
「ナイスムーブだったよリオっち!!」
リオがズールースピンで立ち上がるのを見て、クルミがスピーカーから流れる曲を変えたようだ。
オールドスクールな曲で、ブレイクダンサーなら誰もが知ってるであろう程の定番曲だ。
『ヤバっ……あの電子音で音ハメできたらめっちゃ気持ちよさそう……!』
よは古典的な曲という意味で、連続的なドラム音の中でも定期的に訪れる無音からの甲高い電子音が目立つ。
所々にシンバルの音も挟まれていて、聞いた瞬間に俺の身体が一気に燃えてきた。
「よっしゃ来たー!!」
ユウカも踊りたくて身体がムズムズし始めて燃え上がってしまったのか、
リオが戻るや立ち踊りからノリノリでステップ踏み始めて、その感情を爆発させていく。
「おっし音ハメしまくるぞユウカ!!」
両腕をバーっと広げて上に動かしてることから、観客が声援を出すように煽ってるんだろう。
そうやってニッコリ笑いながらその場を駆け回ってるし、そんな姿見せつけられたら……!
「く〜!羨ましいぞチクショウ……!」
腰を落としてスピンしながらも、頭上で腕を振り回し始めたりもしてるし本気で楽しそうだなオイ。
弾けるようなステップも踏み始めるユウカを見ながら、俺も密かにムーブの構成を考え始める。
《ナイス選曲だ!!楽しさを振り撒いて踊っていくのはBGIRLユウカだ〜!レッツゴーレッツゴー!!》
「オウ!オウ!」
「ゴー!ゴー!」
新入生の何人かまでが音楽で身体が疼いたのか、掛け声を言い始める奴らも出てきた。
ダンサーの俺たちも言わずもがな、人差し指でユウカの靴を突っつくようなハンドジェスチャーの、
「よしやったれ!!」のサインをし始めてる。
『ヤバい、今すっごく楽しい!!これだからダンスは辞められないかんね!!』
そんなサインあったっけ?と思い出す前に身体が言うこと聞いてくれないんだ。
もう体育館全体が、ユウカの作っているフレーヴァーに支配されてしまっている。
こうして見てるとダンスってのはその人の性格や、癖をモロに反映させていくスポーツと言える。
どれだけ他人のムーブや踊り方を真似をしようとしても、完全なコピーなんてできないものだ。
《フォー!!今のベビーチェアー最高にかっちょ良かったぜ!!》
人間1人1人に身体を動かす癖や、音の捉え方も表現の仕方も十人十色のやり方がある。
俺たちはダンスしてるときに心の底から自由を謳歌できて、自分になり切ることができるのだ。
言葉が通じなくとも意思疎通はできるし、声に出さずとも今のユウカのように感情表現ができる。
身体に生まれ持った障害を抱えていたとしても、そのハンデを逆に利用して踊っているBBOY達まで存在する。
「ヒューヒュー!」
片足のみや片足が機能不全になっている彼らが踊っている姿を、その目に焼き付けて見るとわかる。
そんなちっぽけな悩みでウジウジしてるくらいなら、ダンスでそれを長所に変えてみろ……とな。
俺自身も最初は馴染むのに苦労したが、ダンスで人生が良い風に変わったのは事実だ。
何よりダンスと愛で向き合うようになってから、踊るのが楽しくて仕方なくなった。
『やはりダンスは……良いものだな……』
おっと、ついダンスに対する思いが頭を占めてたようだ。
ユウカが最初に見せた技の組み合わせは、6ほから両足を振ってバックスピンへと移った。
それから1回エルボーエアフレア挟んでから、通常のチェアーに持っていくと、
すかさず左肘に左膝を突き刺すエアーベイビーのフリーズを決めてきた。
『今のエアベイビー音楽に刺さっててめっちゃ気持ちよかったぁ〜!』
エルボーエアとは文字通り肘でやるエアフレアのことで、
エアーベイビーも軸手で地面を捉えている以外は、全身を宙に固定させたフリーズのことだ。
「……簡単そうに見せてくれるわね……!」
その通りで繰り返された練習が実って、あたかも人体とはこんなにも軽いのかと錯覚させられてしまう。
あまりにもサラッと繋ぎ技をポンポン決めてくれるせいで、そう思わされても不思議ではない。
ユウカはパワームーブも多彩なフットワークの引き出しも多いことから、
ダンススタイルでの分類はパワースタイラーという括りだろう。
『ニヒヒ……そんじゃあ今から面白いもん見せてあげるかんね!』
「アハハ、何今の!ダンス中にこんなこともするんだね!」
すぐにドロップして時計回りに6歩すると、立ち上がって手で銃を作って音楽と戯れ始めた。
トップロックしながらニョキニョキと、その手形の銃を振り回したりしている。
『その通りで、これもブレイクダンスのキャラ作りにおいて、蔑ろにされがちだが大事な要素だな』
《フットワークもお洒落に決めていくぞ!!》
そこからフットワークで両足を狭い範囲でちょこちょこ動かしながら前へ、
体の向きも変えて俺たちの方へと進み始めたりもして、小刻みなドラム音を表現していく。
それから6歩して少し前へと飛ぶとまた6歩して、右足をぐるっと時計回りに前へと回す。
次に右手で左足を掴んでちょっとしたスレッドをすると、立ち上がって寝技に入った。
「……凄く自由に踊ってて楽しそう……」
なんとここでも背中を地面に着けて進みながら俺たちに向かうと同時に、
色んな方角に向けて手で作った銃を、乱れ打ちする表現を盛り込んでいった。
面白かったので俺、セシル、リオも面白半分で便乗してみた。
《BGIRLユウカ、ガンスリンガーガールになり切ってるのか〜!?》
「アハハハ何かの撃ち合いが始まったぞ!」
彼女が頭の中で何を考えているのかは知らないが、それと似たようなものだろう。
俺たちはダンスをする度に、普段の自分からダンサーとしての自分へと切り替えるのだ。
どこかで見たあのダンサーを意識して踊る人もいれば、
俺のように「自由にダンスできてる俺最高」などと思いながら踊っている人もいる。
ちなみに「自由に」の部分は女の子に応援されながら、女子に見られながら、
可愛い子に注目されながら、相手のダンサーを圧倒しながら、などに変更も可。
「ナイスムーブだったぜユウカ!!」
「ユウカナイスぅー!」
するとユウカが電子音に合わせて無難にチェアーでフリーズを決めてきた。
ユウカが後退の意思を見せたので、いよいよ俺のソロパートの番だな!
「おっしゃ決めたれハルト!!」
「ハルト、ウチらも期待してるからね!!」
「存分に見せちゃえーハルっち!!」
俺は細かいドラム音に合わせてステップを踏み始める。
《やっぱり最後は君か!!さあ……会場を沸かせてくれよ〜?BBOYハルト!!》
特殊なトップロックの仕方で個性を強調するのも忘れず、
シンバル音に合わせてスピンや手の表現も加えていく。
『お、そろそろ来たな』
するとやがて、またあの目立つ電子音が現れ始めたので、プラン通りに俺はことを運んでいく。
この曲を沢山聞いてきたので、わかるのだ。
1回目の重低音の電子音が流れると、間もなく2回目の甲高い電子音が来ると言うことを。
俺はシグネチャームーブの2000をぶち込むためにタイミングを整えていく。
この後流れてくるあの音に備えて、ツーステップを踏むとさらに続ける。
立った状態からその場でゆっくりと、
反時計回りに1周回って助走をつける。
無音。
パッ。
『アレェェェェェェェェェエエエエウウン!!』
タンっ。
体育館に甲高い電子音が響く直前に周り始めたから、上手くわざと音が融合したようだ。
あまりにもハマっていたからか皆呆然としていたが、着地すると声援が叫ばれた。
《ホーリーシーット!!最高かよBBOYハルト!!》
「オオオオオオオオオオオ〜〜!!」
「ヤアバアアアアアア!!マジでそれズル過ぎるっしょ〜!!」
「マジかあああああハルっち!?砂っち惚れてまうって!!」
「今のマ〜ジででヤバいって!!ハルトかっこ良すぎ!!」
「キャア〜!!」
「フィー!!」
うっわぁ……今のん人生で一番気持ち良かったぞ、あの2000……!
声援も口笛も叫んでくれた新入生達もありがとう!!
『……うへぇ……決まったぜ……』
自分自身に酔いしれて、溶けて味噌汁になりかけていた脳みそに喝を入れ直して、
フットワークへ。声援をなんとか聞き分けて音に集中を試みてみる。
『本当に凄いな……僕も先輩たちのように踊ってみたいな……』
6歩からキックアウトを行うと、両足を前に固定させたままカサカサとその場で回る。
その場その姿勢で1周すると、体勢を崩して床に背中で寝転がってから跳ね起きてキックアウト。
《遊び心を盛り込んだフットワークで自分らしさを主張していくぅ〜!》
俺は1度立ち上がると1回転しながら両足で床を滑っていき、両手も広げて個性を強調。
そこから腕を交差させて両膝をぶつけると、ヘッドスピンで回ってチェアーのフリーズ。
『ふふふっ……ここのブレイクダンサー達は本当にレベルが高いね……入って正解だった……』
それも頭を浮かせ両足を組んだチェアーだったし、ヘッドスピンの勢いを利用したから、
緩く軸手で回るエアチェアーに成功した。うむ……今日の俺は冴えてるな……!
「今の動きかっけぇー!!」
「フォー!!」
そこからもう少しだけフットワークして、倒立フリーズを決めると下がった。
今日の舞台発表のダンスは本当に凄い楽しかったな。
「マジで凄かったぞハルト!!最後に全部持っていきやがってホンマこんにゃろ〜!」
「今日のハルトも最高にかっこ良かったわよ!マジでヤバすぎぃ〜!」
「もうハルっちのムーブがカッコ良すぎて……ス・ナ・ち・ゃ・ん・が〜ご奉仕してあげよっか〜?」
「アハハハハ。嬉しいからまた今度に頼むよ……。皆もありがとう!!」
俺たちは整列してお辞儀をした。すると沢山の拍手に声援が体育館に響いた。
「フォー!!」
「最高ー!!」
《以上、ブレイクダンスでした!!やはり最後に持ってきたのは正解だったようだ!!本気の踊りを見せてくれたコイツらに拍手だ〜!!》
俺たちは和気藹々と4人で仲良く喋りながら退場して行った。
《以上、ダンス部による新入生歓迎会のパフォーマンスでした。……見てくれて有難うございました!!》
そんな部長の声を聞きながら、今日も俺たちはまた部活するために踊り場へと向かっていく。
小説書きの初心者、知足湧生です。よろしくお願いします!
『面白かった!』
『続きが気になる、読みたい!』
『今後どうなるの?!』
と思ってくれたら。
下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援をよろしくお願いします!
面白かったら星5つ、つまらなければ星1つ。
正直に感じた気持ちで全然大丈夫です!
ブックマークも頂けると泣いて喜びます!
なにとぞ宜しくお願い致します!
もっと工夫できそうな点もあれば、ぜひご教授下さい!