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超時空オツム爆誕

ここまで読んだのは君が初めてだ。読み切れたら硝酸の雨を降らせよう。

私は、エリー。第四帝国の女って言われてるけど、正直自分が何者なのかよくわかってないしなぜそんな名前で呼ばれてるのかもわからない。


とりあえず何かの組織に所属してるらしいし、上司っぽい人もいるけどその人のことも私全然わからないや。


この前、よく会ってるユウキ博士にいつも通り文面に書かれた内容をそのまま読み上げて施設まで車で送ろうとしたんだ。


上司からは施設送った後、博士を始末するって言ってたけどどういう意味なんだろう。

そんなこと考えてたらね、海からね、サメ。そう、サメが博士くわえて海に飛ばされちゃったの。


なんでサメが空飛んでるのかも理解できないけど、かわいいからキャシーって名付けたの。


あ、そうそう。その前に博士がなにか大事なこと言ってたっぽいんだけど聞き逃しちゃってね。どうしよう!ってなった!


帰ったら上司に怒られちゃうし、おやつのグエンタクリヌンチャスも抜かれるしでつらいよね。


んで、今いなくなった海にいるわけ。回想終わり! 海藻じゃないよ!



「どうしよー。私、自分で考えるの得意じゃないんだよなー。博士どこなのー!」



とりあえず博士を呼んだけど、もちろん返事はない。


「キャシー!」


サメは出てきた。


砂浜の中から出てきた。


「ねえ、キャシー。この前食べた博士ってどこに行っちゃったの?」


「グエンタクリヌンチャスをよこせ」


「ごめんね、今無いの」


そういうとがっかりしたキャシーは砂浜に潜っちゃった。


あーあ。


とりあえず、近くの洞窟に足を運んでいたら、博士がいた。


「なんだ、第四帝国の……。私を探しに来たのか」


「よかったー。探してたんだよね。ねえウイルスちょうだい」


「お前、話し方おかしくなっていないか? いや、俺がおかしくなっただけか。どこからともかくサメに襲われるなんておかしいと思ったんだ」


なんだかよくわからないことを言う博士。あれ、なんだか博士が可愛く見えちゃった。でもダメダメ! 上司に場所を教えないと!


私はスマホを取り出した。けど持っていたのはただの板だった。え、なんでー?



「おかしいついでに一つ話をしよう。お前は知っているかもしれないが、今俺の体内にあるウィルスは、いずれ世界中に広がり人類を死滅させる。そして死滅した後に残るのは動き回る死体だ。私はそんな世界が見たい! 考えたんだ。世界の不思議を暴こうとすればするほど新しい謎が生まれるこの世界だ。謎をすべて解き明かすなど不可能なのだと! ならば謎を観測しなければいい。謎を観測する我々人類を滅ぼせば、謎をすべて駆逐したのと同義ではないかね? きっと君ら第四帝国の思想とはかけ離れているのかもしれんがな」


「私、よくわかんない」


こまった。

溶けるやん。何もかも。

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