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異世界旅行  作者: 肥後 椿
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異世界旅行

薫は、ある日

偶然通りかかった

商店街の、福引を引いた

当ったのは、一等の異世界旅行の旅だった


心、弾ませながら

福引で当てた

旅行の準備を始めていた


「薫、準備は終わったのか?」


「うん、大体はね」


「そっか、じゃあ祭り見に行かないか?」


「うん、今降りてく」


翔平は、薫の幼馴染でもあり彼氏でもある

薫には、隆史という従兄弟がいて

隆史の恋人には、楓という美しい女性がいる

家も近く、頻繁に行き来していた


「お待たせ、行きましょ」


「おう!いいじゃない浴衣かー」


「そっ!似合う?」


「お、おぅ…まあな」照れくさそうな翔


「ふふっ」翔を見ながらくすりと笑う薫


2人は、この日

町内の祭りに、出かけた

ズラリと並ぶ露店に

打ち上げ花火

夏の夜は、楽しく更けていく


「綺麗ねぇ…」


「うん…」


翔平は、薫の言葉に頷きながら

そっと、横顔に見惚れていた

薫が振り向く

翔平は慌てて、目を逸らした


「旅…旅行、楽しみだな?」


「うん!楽しもうね?」


「お…おぅ…」


薫は、翔平を見ながら微笑んだ


祭りを楽しんだ2人は

家へと帰ってきた

部屋へ入るとすぐに

窓を空ける


「ねぇねぇ…」


「ん?…」


窓を空けると

隣家の翔平の部屋だ


「異世界、楽しみだね!」


「ああ!楽しもうな」


2人は、窓越しに数時間話していた


「もう、こんな時間だそろそろ寝よう?」


「あっ!ほんとだ、深夜だね、お休み」


「お休み…」


翌朝、窓を開ける


「おはよう!翔」


「おはよう!薫」


窓越しに挨拶を済ませ

階下へと、降りていく


「待ち遠しいなぁ…明後日かぁ」


慌ただしい朝、通勤電車に乗り込んだ






























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