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男男帝国  作者: %s
1章~穂模川芸太郎編~
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襲撃

  殺那はベッドの上で携帯でゲームをやっていた。

   

 ん?新着メッセージ?

 「お話ししようよ。  穂模川芸太郎より」

 なんなのよこいつ。するわけないでしょ。

 うわっ!また来た! えっ!百件の未読メッセージ?

 「ねぇ、明日放課後一緒に帰れる?」

 「君の家に訪問してもいい?」

 「ジュースおごってやるから明日学校の校門前で待ってろ」

 「返信して」

 「おーい」

 「返信して」

 「おーい」

 「早く返信しろよ」

 「怒るよ?」

 「返信して」

 「早く返信して」

 「返信して」

 「返信して」

  こいつ……十時からずっと私にメッセージ送り続けていたみたいね。

私が転校した時に奴にクラスのSNSのグループの「奴隷小屋」に強制参加させられたからそのグループにある私のアカウントに直接連絡してきたのね。

 「不在着信」 

 「不在着信」

 「不在着信」  

 「不在着信」  

 「不在着信」

 電話!しかも着信履歴には30回ぐらい電話が来ている!

 ああ。今日初めてこのSNSアプリに通話機能がついていることが嫌に感たよ。   

 「不在着信」

 「応答して!」

 しつこい!やかましい!

 ゲームやっていたのにこいつがずっとメッセージ送ってきたり通話しようと試みたりしてくるものだから通知のポップアップがゲーム画面を邪魔してきてうざい!もう通知機能をオフにしてしまおう。

 やっぱりゲームをする前には通知をオフにしておくべきだよね。


 殺那は通知機能をオフにしてゲームを再開した後に眠りについた。



 朝になり、殺那は目覚めた。


 もう朝ね。携帯でも見てみようか。さあ、奴からのメッセージはどう

なっているでしょう・・・。

 あれ?

 私の携帯のアプリにこんなに長いアイコンのアプリあったかな?

 しかも数字の0がたくさん書いてあって不気味なアイコンね。

 ん?新規メッセージ?

 「新規メッセージが100000000件あります」

 うわっ!気持ち悪い。メッセージを見てみたら殺意がわいてくるような 内容の物ばかり。奴の上から隕石でも落ちてきて触れれば嬉しいな。

 私は気分を悪くしながら学校へと向かった。


 私が学校に着いて、教室に入った時に大海原都先生が教室にいた。


 大海原先生がどうしてこんな早い時間からいるのかな。先生は8:30ぐらいの時間にならないと教室に来ないのに。何か大切な用でもあるのかな?

 「殺那さん」

 「都先生?どうしましたか?」

 「校長から君への贈り物を預かっていたから待っていたんですよ」  

 「送り物?」

 「書類みたいなんですけどこの封筒です。はい」

 先生は殺那に大きな封筒を手渡した。そして殺那はその封筒を開けて中に入っている紙を見た。

 「決闘は四月の十四日に開催することが決定しました」

 紙にはそう書いてあった。  

 「14日だね。もうすぐだ。わくわくする」

  殺那は1時間目の授業後、トイレへと向かう。

  殺那が一人の生徒とすれ違った その時、突然後ろから何者かが殺那にスタンガンで攻撃してきた。

 何?スタンガン!油断していた……。まさかこんなところでやられるなんて……。  

 


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