表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
144/170

キャラクター紹介 (142話時点)

※情報追加、修正することがあります。


◆成海家◆


成海(なるみ)颯太(そうた)

 

 この物語の主人公。おデブちゃん。

 クラスメイトから付けられたあだ名は「ブタオ」。

 父、母、妹の四人家族。早瀬カヲルとは幼馴染でお隣さん。

 ゲームでは災厄の悪党、略して“災悪”と呼ばれるPK(プレイヤーキラー)だった。


 情報収集のため金蘭会のクランパーティーに潜入。勝手についてきた妹と美味い飯をたらふく食い散らかし、東京観光を画策している。


 

・成海華乃(かの)


 髪は薄桃色のツインテール、童顔で目がくりくりしている活発そうな中学3年生。

 背が低く童顔なので小学生と間違われることもしばしば。

 エクストラスキル《二刀流》を所持し、現在は【機甲士】になって拠点を作ろうと《ゴーレムキャッスル》の特訓している。

 来年には冒険者学校を受験する予定。

 

 金蘭会のクランパーティーについていき、綺麗なドレスをねだり、兄と一緒に美味しいものを食い散らかそうと画策している。



・成海大介(だいすけ)、成海沙雪(さゆき)


 颯太と華乃の両親。

 大介は脱サラし「雑貨ショップ ナルミ」という冒険者向けの店を経営している。重装備戦士が憧れで、フルプレートメイルを磨くことが趣味。

 沙雪はパートとして冒険者ギルドで働いていたが、今は店の経営とダンジョンダイブに専念。強大な魔法を撃つことに憧れがある。


 すでに二人ともレベル20に到達。さらなるレベルアップと資金稼ぎのため日々ダンジョンを駆け巡って楽しんでいる。




◆1年Eクラス◆


早瀬はやせカヲル


 背が高くスラリとした体形。腰まで伸びた長い青髪をサイドテールにしている。颯太とは幼馴染で、婚約者になってしまっていると思っている。

 ダンエクヒロイン。

 才色兼備で、基本的に誰に対しても優しい子。ただし颯太以外。

 中学時、剣道の全国大会で優勝したこともあり、剣術の腕前は中々のもの。

 父の早瀬(たつ)は『早瀬金具店』のオーナー。母はいない。

 

 実は颯太が強いのではないかと疑い始めており、隙を見て観察している。

 館花左近の地獄の猛特訓に参加。剣術の才能を大幅に伸ばしている。

 

 

赤城(あかぎ)悠馬(ゆうま)


 燃えるような鮮やかな赤髪に金色の瞳。人好きのする笑顔。超イケメンでクラスの女子からは引っ張りだこ。

 ダンエクではヒーロー兼主人公。ヒロインイベントのトリガーとなれる唯一の人物。

 前衛後衛を選ばず活躍できる特別な才能を持つ。

 1年Eクラスを動かす二大リーダーの一人。

 

 圧倒的格上の天摩晶と剣戟をしたことでライバル意識が芽生えている。



三条(さんじょう)桜子(さくらこ)


 淡いピンク色の軽いウェーブした長めの髪。瞳は濃いピンク。

 ダンエクでのヒロイン兼主人公。ダンエクプレイヤーからは「ピンクちゃん」と呼ばれている。

 大人しく控えめな性格で、驚くと小動物のような反応をする。

 見た目に反し、剣と魔法の才能は一級品。

 

 館花左近の地獄の猛特訓に参加。強力なサポートスキルでバックアップし、クラスメイトの強化を大きく促進させている。

 

 

立木(たちぎ)直人(なおと)


 長く暗めの髪色をセンターパートにし、メガネをかけたインテリキャラ。

 学業は優秀。魔法も才能は高く、【ウィザード】になるべく日々頑張っている。

 実家は一色家(子爵位)に仕える士族。

 初期スキルに《聴覚強化》を持っており、耳ざとい。情報収集、分析が得意。


 館花左近の地獄の猛特訓に参加。魔術士を志しているため断ろうとしたが、新田の勧めにより剣の技術を磨くことを決心。しかし剣の才能も意外とある模様。

 

 

大宮(おおみや)(さつき)


 紺色のくっきりとした瞳で、肩くらいまである黒髪を両サイドで三つ編みにしている。

 颯太と利沙から「サツキ」と呼ばれ、共闘関係でもある。

 ダンエクのストーリーではクラス委員長をやり、上位クラスから目を付けられ退学に追い込まれた。

 実家は貴族に仕える士族の、さらに分家。両親には無理を言って冒険者学校に入学。

 

 颯太との出会いにより急速にレベルが上がり、今やAクラスの生徒と遜色ないほどの強さになっている。

 Eクラスには愛着があり、クラスメイトのために練習会を開いてサポートしている。

 

 

新田(にった)利沙(りさ)


 真っ直ぐの淡い金髪のセミロングで眼鏡ッ娘。やや垢抜けていてキュートというよりビューティーな雰囲気のお姉さん系女子。

 颯太と皐からは「リサ」と呼ばれ、共闘関係でもある。

 普段はほんわかして間延びした喋り方をするが、怜悧で観察眼が鋭い。

 ゲームにおいて一番頭が良いという設定の立木直人を超える成績。

 元ダンエクプレイヤーで有名PKKクランの騎士団長。“黒の執行者”という異名を持っていた。西洋剣術、主に大剣の使い手。

 

 現在はサツキ、アーサーと共に颯太が参加している金蘭会のクランパーティーを観察しながら焼肉パーティーを開催している。

 


久我(くが)琴音(ことね)


 髪と瞳は暗い紫色でショートボブ。無口なので大人しく目立たない。

 いつも眠そうな目をしていて朝は機嫌の悪いときが多い。

 レベル6【シーフ】ということになっているが、実はアメリカの特殊部隊出身でレベルも20を優に超えている【ローグ】。身分を隠して冒険者学校に入学してきた日系アメリカ人。

 ダンエクではメインクエスト「久我の叛乱」のキーとなるクエストキャラで、ダンエクヒロインでもある。

 

 颯太を篭絡しようとお弁当の作り方を猛勉強中。



磨島(まじま)大翔(ひろと)

 

 比較的ガッチリした大きい体格で、髪はワックスで丁寧にセットされている。姿勢はよく、プライドも高い。

 準爵に仕える士族の家の出で、上流階級の意識がある。

 赤城と並んでEクラスの二大リーダの一人で、赤城パーティ―に遜色ないほどの強さを持つ。

 颯太を軽視するような発言を度々発するが、颯太としては嫌いなタイプではない。

 

 館花左近の地獄の猛特訓に参加。毎回ズタボロになっているがサポートもあり、意外にも実力が大きく伸びている。



月嶋(つきじま)拓弥(たくや)

 

 エリートの学校には似つかわしくない金髪のロン毛。着崩したズボンのポケットに手を突っ込みながらダルそうに話す。授業態度も悪い。

 ダンエクプレイヤーで召喚術と格闘術の使い手。攻略クランやゲーム情報に詳しい。

 奥の手は最上位召喚術《ヴァルキュリア・スクルド》。


 仮面とローブで正体を隠した颯太に真っ向から挑むものの敗北。

 現在は世良、周防と行動し大人しくしている――今のところは。

 

 ・ヴァルキュリア・スクルド

 

  月嶋により召喚された防御タイプのヴァルキュリア。

  見た目は金髪碧眼で白銀の鎧を着た女性。光の翼を生やして飛行可能。

  光剣を使って、颯太に空中戦を挑んだ。

 

 

村井(むらい)(はじめ)


 1年Eクラス担任。

 冒険者大学卒で、冒険者高校のOB。実力は不明。

 生徒には関心が薄く、淡々と指導している。

 


 

◆1年生上位クラス◆


世良(せら)桔梗(ききょう)


 1年首席。Aクラス。腰まで届く長い銀髪に、すみれ色の大きな瞳。

 侯爵家の嫡女で【聖女】の分家。将来は【聖女】の後継者として育てられている。

 颯太がゲーム時代から憧れていたヒロイン。

 《天眼通》で対象の未来を視ることができる。防具もチート級のものを持っているが、目立つため普段は使用せず制服を着ている。

 

 月嶋拓弥を勇者と慕い、共に行動している。

 現在は相良から生徒会長を引き継ぎ、学校改革のために動いている。

 


天摩(てんま)(あきら)


 1年次席、Aクラス。常にフルプレートメイルを着ており誰も素顔を知らない。

 魔道具やDUXというブランド武器を販売している天摩商会の会長の一人娘で、男爵令嬢。

 近接戦闘能力なら1年生の中では随一。大きな斧と怪力スキルを所持。

 学校内でもダンジョンでも黒ずくめの執事を従えて行動している。


 颯太と琴音という初めての友達ができたため、秋にある“チーム対抗戦”に向けてパーティー組もうと画策している。


 ・黒崎(くろさき)百合香(ゆりか)

 

  元冒険者で、剣の達人。メイド服を着て、見た目は清楚。

  現在は天摩家の執事を束ねる長をしており、(あるじ)である天摩晶に付き添っている。

  颯太の実力は渋々認めながらも、主を(たぶら)かす不届き者と(うと)ましく思っている。



周防(すおう)皇紀(こうき)

 

 1年Bクラス。侯爵家の次男。Bクラスのクラスリーダー。

 腰まで届くほど長く真っ直ぐな黒髪。中性的な顔つき。胸には貴族のバッチや勲章をいくつも付けている。

 周防家は由緒ある家柄で、旧貴族の代表格。いくつもの大企業を経営し、多くの貴族とも付き合いがある。

 

 月嶋拓弥のただならぬ強さと知識に興味を持ち、共に行動するようになった。単に陶酔しているだけではないようだが……

 


刈谷(かりや)(いさむ)

 

 1年Dクラス。レベル11。

 髪はくすんだ金色、瞳は黒。

 身長190cmほど。体格が良く、大剣使い。短慮に見えて計算高い。

 髪は短く刈り上げている。硬派で目つきも鋭い。

 闘技場の決闘にて赤城悠馬を打ち破った。

 Dクラスの生徒からは意外と慕われており、リーダー的存在。

 

 

 

◆冒険者学校の上級生◆


相良(さがら)明実(あきざね)


 3年首席、Aクラス。伯爵家の嫡男で元・生徒会長。

 能力のあるものなら誰もが這い上がれる学校を目指して改革に乗り出そうとするが、旧貴族である実家からその考えを危険視され、動けずにいた。

 

 現在は学校の運営の権限を世良桔梗に譲渡。一線から退いている。

 楠雲母とは考えが一致することが多く、相談仲間でもある。

 


(くすのき)雲母(きらら)


 2年次席、Aクラス。子爵家の嫡女で御神(みかみ)(はるか)の姪。

 ウェーブのかかった碧色の長い髪。凛として気が強そうな目と小ぶりな鼻。

 いつも口元を黒い羽扇子で隠している。

 シーフ部部長であり、八龍が一人。

 攻略クラン“くノ一レッド”に所属し、校内で暗躍している。

 

 現在は【侍】の情報流出を阻止すべく金蘭会のクランパーティーへ参加。颯太にも協力を仰ぐ。

 

  ・真宮(しんぐう)(すばる)

 

  紺色の髪に、線が細く華奢な体格。

  年上女性が好みそうなふわりとした童顔イケメンの貴族。

  楠雲母とは幼馴染。金蘭会クランパーティーで颯太達と出会う。

 

  ・真宮千鶴(ちづる)

 

  真っすぐに伸びた艶やかな紺色の髪に、色素の薄い瞳。

  冒険者学校中学の3年生。

  真宮(すばる)の実妹で、楠雲母を慕っている。

  来年は首席で高校に上がってくる予定のダンエク「ツンデレ」ヒロイン。

 


一色(いっしき)乙葉(おとは)


 2年首席、Aクラス。立木が仕えている子爵家の嫡女。

 赤く艶やかな長い髪に紫紺の瞳。一見では大人しい少女。

 第一魔術部の部長にして八龍が一人。

 海外にも名が轟くほどの才能で、固有魔術《テレポート》を持っている。

 

 月嶋拓弥に接触しようと傘下の生徒を動かし暗躍している。さらには実家の権限を使ってより強力な部隊を呼び込もうとしているが……

 

 

館花(たちばな)左近さこん


 顎髭(あごひげ)をたくわえた大柄で筋肉隆々の男。

 3年Aクラス。第一剣術部部長で八龍が一人――であるが、本人はもう引退したと否定。

 気まぐれな性格で、ダンエク時代では師匠的キャラだった。


 新田利沙から魔法剣術を教えて貰うのと引き換えに、1年Eクラスを鍛えるという契約を結んだ。

 しかしEクラスには才能ある生徒が複数いることを知り、密かに注目している。

 


宝来(ほうらい)(つかさ)


 3年Aクラス。やや顔色が悪くひょろひょろした高身長の男。

 武器研究部の部長であり、八龍が一人。

 日本有数の金満貴族である宝来家の強力なバックアップにより、人、物、金を集めて八龍まで上り詰めた新鋭の派閥。


 一色と同様、月嶋拓弥の情報を集めるために傘下の生徒を動かしている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ